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Volver a mirar ふたたび見る
¥3,200
はじめて読むなら 文と絵: Andrés López アンドレス・ロペス(メキシコ) 出版社: Ediciones SM, 2023 サイズ: 25x28.5cm、ハードカバー ページ数: 48ページ ISBN: 9788498564624 むかしむかし、空につきせぬ好奇心をいだいている男がいました。男の好奇心は空と同じくらいにはてしないものでした。ところが、時とともに、空を見るのを忘れて、ほかの者たちと同じように働くようになります。まるで、空など、どうでもよいかのように。ところがある日、男は大きな穴を見つけます。「おーい!」叫んでみると・・・ 2022年にボローニャ・SM財団賞を受賞したメキシコの絵本作家アンドレス・ロペスの新作絵本です。アンドレス・ロペスは、共作絵本でBIBにも入選した、メキシコの若手の実力派。メキシコのワステカ・ポトシーナにあるEl Sotano de las Golondrinasが発想のもととなったという、忙しい現代人の風刺をまじえた深いお話です。 極上のアートワークをお楽しみください。
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Me llemo Millaray わたしの名前はミラライ
¥3,400
少しなれたら 文:Viviana Huiliñir Curío ビビアナ・ウイィニル=クリオ(チリ) Claudio Fuentes Saavedra クラウディオ・フエンテス=サアベドラ(チリ) 絵:Jorge Roa Riquelme ホルヘ・ロア=リケルメ(チリ) 出版社:Ekaré, 2023 サイズ:16.5x22.5cm、ハードカバー ページ数:72ページ ISNB: 9788412592948 ミラライ(スペイン語読みだとミリャライですが、友だちがミラと呼んでいるので、こうしておきます。正確な読み方は不明です)は、都会に住む女の子です。夏になるといつもマプーチェのコミュニティの親戚やおばあちゃんの家に行くのですが、今年の夏は特別で、友だちのカタリーナも一緒に行き、先住民についての宿題のレポートを二人で書くことにしました。 バスをいくつも乗り継いで、たどりついた自然のなかの家。 ミラライはカタリーナとともに、おじさんやおばあちゃんの話を聞き、自分も血をひくマプーチェのことをさらに深く知るようになるのです。 「マプーチェ」とは、「大地の人びと」の意味だそうです。そして、Millaray という名も、すばらしい意味を持つ言葉でした。 最後の20ページは、二人が書いたレポートの形で、マプーチェの歴史、伝統、民族衣装、環境のことなどが説明されています。 類書のない、貴重な1冊です。
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¡Ugh! Un relato del pleistoceno ウー!更新世の物語
¥3,500
少しなれたら 絵:Rafael Yockteng ラファエル・ジョクテング(ペルーーコロンビア) 文:Jairo Buitrago ハイロ・ブイトラゴ(コロンビア) 出版社:Babel libros / Ekaré, 2022 サイズ:25.5x24.5cmc、ハードカバー ページ数:60ページ ISNB: 9788412504958 移動をして、狩りをしながら暮らしている部族のなかで、いつもみんなから遅れながらついていく女の子。遅れるけれども、みんなと違うものに気がつき、よく観察をしています。 冬が近づき、洞穴に入ったとき、みなが狩りに出ているあいだに、女の子は洞穴の壁に、これまでの自分たちの物語を絵に描き、そこから新しい時代がひらけていきます。 文章は、巻末の1ページだけ。グラファイトで描かれた絵だけで展開するサイレンドブックです。 コロンビアのバベル・リブロスとベネズエラのエカレの共同出版というのも注目。 ジョクテングの力強い絵をお楽しみください。 中身の一部はこちらをどうぞ。 https://issuu.com/ekare/docs/ugh-issuu 英語版Afterward, Everything was Different(Greystone books)は、Publishers WeeklyやKirkus Reviewsにもとりあげられています。 https://www.publishersweekly.com/978-1-77840-060-5 https://www.kirkusreviews.com/book-reviews/jairo-buitrago/afterward-everything-was-different/
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La cerca いけがき
¥3,400
はじめて読むなら 文と絵:Alfredo Soderguit アルフレド・ソデルギット(ウルグアイ) 原案:Mariale Ariceta マリアレ・アリセタ(ウルグアイ) 出版社:Ekaré, 2023 サイズ:22x25cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISNB: 9788412592979 フランシスカとアントニアは、ある暑い夏の日に、お互いの家のあいだにいけがきのところで知り合います。一緒にいろんな遊びをして遊ぶ二人。けれども、夏が終わり、月日が流れ、互いに大人になっていきますが、めぐりめぐって、やがて二人の人生はまたいけがきのところでまじわるのです。 Cercaとは、「いけがき」の意味がありますが、同時に「近く」の意味もあれば、動詞cercarの3人称の活用では「囲む」の意味も。 『カピバラがやってきた』Los carpinchosのソデルギットの新しい魅力を発見してください。 成長と出会いと人生の物語です。 中身の一部はこちらをどうぞ https://issuu.com/ekare/docs/lacerca-issuu
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El berrinche de Moctezuma モクテスマはごきげんななめ
¥2,000
はじめて読むなら 文:Nuria Gómez Benet ヌリア・ゴメス=ベネット(メキシコ) 絵:Santiago Solís サンティアゴ・ソリス(メキシコ) 出版社:Ekeré, 2022 サイズ:15x15cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISBN : 9788412416688 モクテスマ王はふきげんで、何をしてもわらいません。家来たちはあの手この手で、なんとかごきげんをとろうとしますが、うまくいかずこまってしまいます。 そんなモクテスマが最後にきげんをなおしたのは……。 ナワトル語由来などの語彙は、巻末に説明がついています。 メキシコのある食べ物が出てくる、楽しい絵本です。 中身の一部はこちらをどうぞ https://issuu.com/ekare/docs/elberrinchedemoctezuma-isuu 2023年クアトロガトス財団賞受賞 2023年バンコ・デル・リブロ優良図書選出
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Origen みなもと
¥4,500
だいぶなれたら 文と絵:Nat Cardozo ナット・カルドソ(ウルグアイ) 文学監修:María José Ferrada マリア・ホセ・フェラーダ(チリ) 人類学監修:Centro de Estudios del Sur Andino de la Universidad Nacional de Jujuy 出版社:Libros del zorro rojo、2023 サイズ:27x31cm、ハードカバー ページ数:56 ページ ISNB: 9788412674897 2023年のグアダラハラのブックフェアで見たとき、「このような絵本は20年に1つしか出ない」と思ったほど、店主が衝撃を受けた絵本です。 地球の80パーセントの生物多様性を守っているのは先住民族です。そのうちの22の民族を選び、人類学的な研究をして、少年あるいは少女の顔にその暮らしや文化を描きこんだ、ウルグアイの作家の労作です。 扱われている民族は !Kung, Orang Rimba, Inuit, Tuareg, Moken, Anangu, Bijagó, Evenki, Bribri, Cherokee, Mosuo, Peru Chipaya, Tz'utujul, Ngatihau, Wayuu, Q'ero, Sami, Mbuti, Juchiteca, Gitxsan, Dongria Kondh, Yanomami 。 画像の2枚目は、ブックフェアで表紙原画とともに写した写真ですが、原画はすべて、薄い板にアクリル絵の具で描かれています。 見開きで1つの民族を扱い、右ページには顔、左ページは、その少年あるいは少女が1人称で語る形で説明されているのもすてきです。 あなたの大切な1冊になることでしょう。 中身の一部はこちら https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=zMi4FV8N16M
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7月上旬入荷予定 Letras al carbón 炭の文字
¥3,100
SOLD OUT
はじめて読むなら 文:Irene Vasco イレーネ・バスコ(コロンビア) 文:Juan Palomino フアン・パロミノ(メキシコ) 出版社:Juventud、2015 サイズ:26x26cm、ハードカバー ページ数:32ページ ISBN: 9788426142436 舞台はコロンビアの田舎の村。コンピュータをいじっている息子に、お母さんが、自分が字を覚えたときのことを語りはじめます。 ほとんどの村人が読み書きのできなかった時代、前に村にいた若いお医者さんからお姉さんに届く手紙を読みたくて、少女のころのお母さんは、村の雑貨屋のおじさんに字を教えてくれるよう頼みます。週に1日だけ店の手伝いをしたら、教えてくれるという条件で習い始めた文字を、お母さんは台所に炭で書いて、お姉さんやほかの子どもたちにも教えてあげますが… 文字を習いたい女の子の心あたたまる物語です。巻末に、コロンビアの村では当時、口承の文化が発達していたので、字を覚えることがそれほど重要ではなかったことが解説されていて、字を知らないことの背景もわかります。 2016年ボローニャSM出版賞受賞のイラストレーター、フアン・パロミーノのイラストが文章とぴったり合っていて魅力的です。 しばらく切らしていたのですが、お話も絵もやっぱり好きなので取り寄せました。どうぞご利用ください。
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Escondida かくれてる
¥3,200
はじめて読むなら 文:Adolfo Córdova アドルフォ・コルドバ(メキシコ) 絵:Amanda Mijangos アマンダ・ミハンゴス(メキシコ) 出版社:Cataplum libros, 2022 サイズ:14.8x21cm、ハードカバー ページ数:20ページ(アコーディオン型) ISNB:9789585338685 そっと隠れている女の子を描いた詩に、メキシコの注目のイラストレータ、アマンダ・ミハンゴスが絵をそえました。 上品な色づかいの繊細な絵が、イメージを広げます。アコーディオン型で、広げると裏面に驚きが待っています。 今回1点のみの入荷ですが、今後、スペインでのライセンス版が入手できることを期待しています。
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Raíces del bosque 森の根っこ
¥3,400
はじめて読むなら 文:Paulina Jara パウリーナ・ハラ(チリ) 絵:Maguma(スペイン) 出版社:Amanuta、2021 サイズ:25x25cm、ハードカバー ページ数:32ページ ISBN:9789563641530 森の中で、木がともに生き、食物を与え合い、守り合い、助け合っている動物やきのこ、植物を、キリリとした言葉で表現した短いテキストと、幻想的な力強いイラストの極上のコラボ絵本です。 マグマは、インドのタラブックスから刊行された絵本が、ナミコンクールでグランプリを受賞した、スペインで注目のイラストレーター。 当店では、ほかに Quince ocasiones para pedir deseos en la calle があります。 https://miranfu.base.shop/items/79964230
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Nosotros 『わたしたち』原作
¥3,500
SOLD OUT
はじめて読むなら 文と絵:Paloma Valdivia パロマ・バルディビア(チリ) 出版社:Amanuta, 2021 サイズ:18x18cm、ハードカバー ページ数:36ページ ISNB: 9789563640427 チリの国民的絵本作家がおくる、親子の長い歩み、強いつながりを描いた物語。 時がすぎ、変化しても、かわらない。いつかとびたってゆく、あなたへおくるメッセージ。 「わたしたち」 というやさしい言葉に込められた深いまなざし。 この本は、親子の強いきずなをえがいています。かけがえのない「わたしたち」の関係は、たとえ時が過ぎ、現実から遠く離れても、変わりゆくものを乗りこえ、いつまでも変わらぬ愛でありつづけるのです。(版元ドットコムより) 残り1冊です。
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La memoria del bosque 森の記憶
¥3,500
少しなれたら 文:Sara Bertrand サラ・ベルトランド(チリ) 絵:Elizabeth Builes エリサベス・ブイレス(コロンビア) 出版社:Cataplum libros, 2021 サイズ:16.8x22cm、ハードカバー ページ数:44ページ ISNB: 9789585338661 二人で車で、森にやってきたお母さんと女の子の話。 そこで、お母さんは女の子に、おひめさまの話を語りはじめます。 «La princesa vivía en el estanque hacía muchísimos siglos. El agua como caverna, apenas le dejaba mirar la superficie, excepto algunos días, especialmente ventosos, en los que las hojas de los árboles , negras, cafés y grises, daban paso a la luz.». コロンビアの注目のイラストレーター、エリサベス・ブイレスのやわらかなタッチと色づかいの絵が、母と娘のひとときを繊細に描きます。
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sabor あじ
¥3,100
少しなれたら 文:Micaela Chirifu ミカエラ・チリフ(ペルー)、Ignasio Medina イグナシオ・メディーナ 絵:Andrea Antinori アンドレア・アンティノーリ(イタリア) 出版社: Océano Travesía, 2023 サイズ:20x28cm、ソフトカバー ページ数: 84ページ ISBN: 9786075576626 舌はしゃべるため、アイスクリームをたべるため、あっかんべーをするため、そして、お皿をなめるために役にたちます。 そして、食べものの味を味わうのも舌です。 すっぱい、しょっぱい、あまい、にがい、うまみがわかるし、好きな味と、きらいな味がわかるいし、食べられるものと、食べられないものがわかるのです。 イタリアのイラストレーター、アンティノーリのあたたかみのあるカラフルなイラストが楽しい、メキシコ発の絵本です。 新品ですが、着荷のときに本の右下、あるいは左上に、やや折れが入ってしまっていました。読むにはさしつかえないと思われますが、ご了承のうえ、お買い求めください。 2023年ホワイト・レイブンズ選出。
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Secreto de familia 『かぞくのヒミツ』原作
¥1,500
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2003 サイズ: 17x22 cm、ソフトカバー ページ数: 48ページ 対象年齢: 幼児から どこのうちにも、よそでは言えないヒミツがあるもの。この絵本の主人公の女の子のヒミツは、ママがほんとうはヤマアラシだということ。わたしもヤマアラシになるのかな。みんなにバレたらどうしよう。しんぱいでたまらないわたしは、おともだちのエリサちゃんのおうちにお泊まりに行きますが……。 「こんなことするの、うちだけ?」小さいころ、そんなふうに自分の家族がよそと違うのが心配だったことはありませんか? そんな子ども心を描いたお話です。 作者のイソールがこの絵本を読んでから、子どもたちと自分の家族を描くお絵かき遊びをすると、「うちのお母さんってね…」「お父さんってね・・・」と、子どもたちがおしゃべりしながら、いろんな家族を描いてくれるそう。 甘くはないけれど、子どもの目線が貫かれたイソールの世界。好みが分かれそうですが、好きな人はハマります。ともかく一度、ご賞味あれ! しばらく入手できなかった本、メキシコからひさびさで入荷です。
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La costura つくろいもの
¥3,500
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2022 サイズ: 20x25cm, ハードカバー ページ数:80ページ 対象年齢: 記載なし ISBN: 9786071675620 リラは、なんでもすぐになくします。鍵、えんぴつ、マフラー、かさ。すると、ママにすごくしかられます。でもそれは、裏側の世界に穴があいているからでしょう。 もう何もなくすまいと心に決めたリラは、ある日裏側の世界に入り、そこにあいた穴をつくろっていきます。すると世界は濃い霧におおわれて…… パレスチナの刺繍のストールから生まれた物語。 ものをなくして、こまった経験のある子どもの共感をよぶ、イソールのユーモアとウィットが光る幼年童話です。 こちらは、イソールによるプレゼンテーションのビデオ。アラブの歌も魅力的です。 https://www.youtube.com/watch?v=URSQT2DwkZg
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Problemático lo acuático 水のことはやっかいだ
¥1,100
少しなれたら 文:Alonso Núñez アロンソ・ヌニェス(メキシコ) 絵:Alberto Gamón アルベルト・ガモン(スペイン) 出版社:CIDCLI、2008 サイズ:12.5x12.5cm、ボードブック ページ数:20ページ ISBN: 978968492196 水はかかすことのできないものですが、町まで水をひくのはひとくろうです。でも、水がないとどうなるのかな?
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Coplitas con preguntón ききたがりやと小さなコプラ
¥2,000
少しなれたら 文: Cecilia Pisos セシリア・ピソス(アルゼンチン) 絵:Eleonora Arroyo エレオノラ・アロヨ(アルゼンチン) 出版社:Vicens Vives, 2018 サイズ:15x21cm, ソフトカバー ページ数:40ページ 対象年齢:6歳から ISBN:9789871291717 「コプラ」とは、アルゼンチンの口承詩のこと。この本は、 ¿Cuándo, cuándo, cuándo, cuándo te podré dar un besito? “Nundca, nunca, nunca, nunca,“ me contesta un pajarito. というふうに、幼い子どもたちが、心地よいリズムにのって口ずさめる、小さな詩を集めた小さな詩集です。 切り絵ふうのカラフルなイラストがとてもかわいらしい。 お子さんとスペイン語の言葉のリズムを楽しみたい方にもおすすめです。
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Cuando estamos juntas 私たちがいっしょにいるとき
¥2,200
はじめて読むなら 文と絵:Maria Wernicke マリア・ウェレニケ 出版社:Calibroscopio, 2016 サイズ:21x21cm、ハードカバー ページ数:80ページ ISBN: 9789873967085 おおぜいの仲間といっしょにミシンを踏む者、権利のために闘う者、思い出を見つめる者……、祖母、母、娘の姿を、繊細な絵と文章で追った絵本です。 パパの物語だった『パパとわたし』(光村教育図書)と、対をなす、大人っぽいテイストの絵本です。
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Poemas para leer en un año 1年のあいだに読む詩
¥1,800
はじめて読むなら 文: Horacio Cavalloオラシオ・カバリョ(ウルグアイ) 絵: Matias Acostaマティアス・アコスタ(ウルグアイ) 出版社: Calibroscopio, 2019 サイズ: 18x18cm、厚めのソフトカバー ページ数: 48ページ ISBN: 9789873967412 Haikus para los días de la semana 曜日のための俳句 Tankas para las cuatro estaciones 四季のための短歌 Limericks para los meses del año 月の名のためのリメリックの3部からなる詩集です。 グレーの紙をバックにした、文字や色や形を組み合わせた絵から広がるイメージをお楽しみください。
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Ni era vaca, ni era caballo 牛でもなく、馬でもなかった
¥1,200
少しなれたら 文: Miguel Ángel Jusayuミゲル・アンヘル・フサユ(ベネズエラ) 絵: Monika Doppert モニカ・ドペルト(ドイツ→ベネズエラ) シリーズ: Así vivimos 出版社: Ekaré, 2013(1984) サイズ: 22.5x20.5cm、ソフトカバー ページ数: 40ページ ISBN: 9789802572120 夜が明けるころから日暮れまで、少年は羊の世話をしています。ある日、いなくなった羊を探しているとき、脚もないのに、ものすごい速さで走る、牛でもなく、馬でもないものを見ます。それは初めて見るトラックでした。ガソリンを入れたら、そんなふうに走ると知った少年は、いいことを思いつきますが……。 ベネズエラのワユーの作家が事実に基づいて書いたお話です。ベネズエラのエカレ社が、創立間もない頃から出版しているロングセラー絵本。巻末に、作家とワユーについての解説付き。 1985年 バンコ・デル・リブロ優良図書選定。1986年 IBBYオナーリスト選定。
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Muñeco de barro ねんどの人形
¥2,100
少しなれたら 作: Emma Reyesエンマ・レイェス(コロンビア) 絵: Carme Solé Vendrell カルマ・スレ・バンドレイ(スペイン) 出版社: Libros del zorro rojo, 2020 サイズ: 21x23.5cm, ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 7歳から ISBN: 9788412079043 貧しく、遊ぶものがなにもない子どもたちが見つけたおもちゃは泥でした。もっと大きく、もっと大きくと、大きな人形をつくり… 貧しい子どもたちの厳しい現実を、バンドレイの色鉛筆が力強く生き生きと描きだします。1944年生まれのベテランならではの圧倒的な迫力です。 物語は、コロンビアのベストセラー、画家エンマ・レイェスが、友人に書き送った手紙からなる本Memoria por correspondencia から抜き出したもの。
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Eso no se hace それはない
¥2,100
はじめて読むなら 文: Laura Wittner ラウラ・ウィットネル(アルゼンチン) 絵: Carlos Junowicz カルロス・ユノウィッツ(アルゼンチン) 出版社: Lionero, 2019 サイズ: 21x23cm ページ数: 32ページ、ハードカバー ISBN: 9789874573605 書くとき、作家は何をする? 読むとき、読者は何をする? イマジネーションは、何もかも可能にする? トラがキラキラ光ることや、時間がとびはねることは、あるかな、ないかな? イマジネーションと言葉の力を表現した、アルゼンチンの絵本です。
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ENE-O, NO エネ、オー、ノー
¥1,600
はじめて読むなら 文: Alonso Núñez アロンソ・ヌニェス(メキシコ) 絵: Bruna Assis Brasil ブルナ・アシス・ブラシル 出版社: CIDCLI, 2016 サイズ: 18.5x21cm、ハードカバー ページ数: 32ページ ISBN: 9786077453840 はじめて学校に行く男の子、お母さんに「学校は楽しいわよ」と言われても、知っている2つの文字エヌとオーを組み合わせて、「ノー」(行きたくないよ!)と言いはります。病気のふりをしてみたり、抵抗しますが、それでも連れていかれてしまって……。 学校に行くのが不安なのは、どこの国の子どもも同じ。子どもの気持ちによりそったお話です。
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Cuentos bailables 踊れるお話
¥2,800
少しなれたら 選曲: Pablo Larraguibel パブロ・ララギベル(チリーベネズエラ) 絵: Ramón Parisラモン・パリス(ベネズエラ) 出版社: Ekaré, 2022 サイズ: 21.5x21.5cm、ハードカバー ページ数: 40ページ ISBN: 9788412504903 世界じゅうで踊られている、カリブの音楽を集めた、語って、歌って、踊る、レコードをかたどった絵本。 8つの歌と物語とともに、人びとが町に出て、ダンスホールや街角で踊っていた時代に思いをはせます。都会なら夜、浜辺ならお祭りで、人びとが踊るようすが想像でき、大人も子どもも楽しめます。 巻末のQRコードから、収録された歌の演奏を聞くことができます。 収録曲Lado A Se va el caiman No critiques El otorrinolaringologo El orangutan Lado B El camaleón La piragua Pare, cochero La parranda de los clásicos
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Cuentos cansados くたびれたおはなし
¥2,400
だいぶなれたら 文: Mario Levreroマリオ・レブレーロ(ウルグアイ) 絵: Diego Biankiディエゴ・ビアンキ(アルゼンチン) 出版社: Amanuense, 2019 サイズ: 21x27 cm ページ数: 40ページ、ハードカバー ISBN: 9789974883284 星が出て、さあ、お話の時間。「ねえ、お話して」と、ニコラスが言いますが、返事はいつも「だめだよ。つかれてるんだ」。「でも、いいから、話してよ」……くたびれているから、お話もくたびれて。それはお話なのでしょうか、夢なのでしょうか。 二人ののんきなやりとりから始まるお話の世界と、ディエゴ・ビアンキのあたたかくユーモラスな絵のコラボがすばらしい美しい絵本。ながめて楽しく、読んで楽しい。 2018年ホワイトレイブンズ選出。