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La mujer multiplicada (o dividida) 倍になった(半分になった)女の人
¥3,800
はじめて読むなら (ですが、ちょっとだけ文字多めです) 文:Elena Losada エレナ・ロサダ(スペイン) 絵:Amanda Mijangos アマンダ・ミハンゴス(メキシコ) 出版社:Ekaré, 2025 サイズ:19x26.5cm、ハードカバー ページ数:40ページ 対象年齢:8歳から ISBN:9791399036848 ある村に、大きくてがっしりしていて働き者の女の人がおりました。村の人たちが次から次に仕事をたのまれますが、女の人はいやな顔をせずになんでもやります。 けれども、すっかりくたびれてしまった女の人は、鏡の前でひとりごとをいいます。 「からだが2つあったらいいのに」 すると、今までの半分の大きさの2人の女の人になりました。 2人の女の人はせっせと働きます。けれども、やっぱり疲れてしまって ・・・そうやって鏡の前でひとりごとをいうたびに、女の人は倍に倍に増えていって・・・ いやー、おもしろい!!! アマンダ・ミハンゴスの描くたくましい働き者の女の人が最高です。 ストーリーのおもしろさ、絵の美しさとイマジネーションの広がりを存分にお楽しみください。
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Tan sencillo こんなにかんたん
¥3,300
はじめて読むなら 文:Alex Nogués アレックス・ノゲス(スペイン) 絵:María Elina マリア・エリナ(ブエノスアイレス) 出版社:Akiara, 2024 サイズ:29x25cm、ハードカバー ページ数:40ページ 対象年齢:5歳から ISBN:9788418972560 必要なものをすべてもちあわせて きみはこの世界にやってきた すわるためのかたすみと タネと、ほんのちょっぴりのがまんづよさを見つければ、それでいい・・・ 生きることは「こんなにかんたん」。 自然を、まわりの生命を感じて生きよう、それはむずかしいことではないよ、と語りかけてくる絵本です。 文章は、『山の上にかいがらがあるのはなぜ?』(岩崎書店)でもおなじみの、ナチュラリストのアレックス・ノゲス。 絵は、アルゼンチン注目のイラストレーター、マリア・エリナ。 時に大胆に、時に繊細な、やわらかな水彩に魅せられます。 中身の一部はこちらをどうぞ。 https://vimeo.com/1025486527?fl=pl&fe=sh
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Ingrávida 重さがなくなって
¥3,900
はじめて読むなら 文:Fran Pintaderaフラン・ピンタデラ(スペイン) 絵:Raquel Catalina ラケル・カタリーナ(スペイン) 出版社:Bookolia、2025 サイズ:21.5x28cm、ハードカバー ページ数:40ページ ISBN:9791387702045 夏がくるたびに、わたしは家族といっしょに海にいく。海はいつもやさしくわたしをむかえてくれる。 海に身をまかせて 波にゆられる 目をつぶると わたしは透明になり 重さがなくなる・・・ La mejor jugada de Madani『あの子はぼくらのスーパースター』(評論社)のコンビの美しい絵本です。 最後のページにたどりついたとき、驚きが待ち受けています。 ブックフェアの会場で手にとったとき、最後のページを開いて思わず編集者の顔を見ると、「ね、いい本だろ?」というような笑顔が返ってきました。 フラン・ピンタデラの文は、それとなく伏線がはられていて、最後のページにくると、「ああ、だから、こういう言い方をしていたのね」と、納得がいきます。 ラケル・カタリーナの描く海中は美しく、幻想的。 出版社ページにグレードはありませんが、小学生からくらいの内容です。
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Que nunca se acabe けっして終わりませんように
¥3,800
はじめて読むなら 文と絵:Ximo Abadía シモ・アバディア(スペイン) 出版社:LIT-ERA、2025 サイズ: 17.5x24.5cm、ハードカバー(ケース入り) ページ数:32ページ ISBN:9788412683578 いつもいっしょに歩けますように けっしておとしませんように いつも月あかりで目覚めますように・・・ 願いの言葉と、黒を基調に、本だけが赤で描かれた画面で展開する詩的な絵本です。 描かれているのは、本と、小さな命への愛情でしょうか。 大切な人へのプレゼントにも。
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Mi princesa Himilce, siempre tuyo, Anibal イミルセひめ、ずっときみのハンニバルより
¥2,400
少しなれたら 作: Rocío Martínez ロシオ・マルティネス(スペイン) 出版社: Thule, 2016 サイズ: 20x25cm, ハードカバー ページ数: 28ページ ISBN: 9788415357902 ヨーロッパの歴史的な美術様式を用いて描いた絵本シリーズの1冊。カルタゴの将軍ハンニバルは、ハンニバル戦争に乗り出す前、イベロ族のひめヒミルセと婚姻をむすび、むすこを一人もうけたと説があります。 ハンニバルとヒミルセの間の空想の書簡の形で、戦地に向かう夫と、息子とあとに残った妻との心情をうきぼりした歴史絵本です。 イベロの陶器のスタイルをまねたセピアのトーンが美しい大人の絵本。
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El cuento de carpintero 大工さんのお話
¥2,100
だいぶなれたら 絵と文: Iban Barrenetxea イバン・バレネチェア(スペイン) 出版社: A buen paso, 2011 サイズ: 19x23cm, ハードカバー ページ数: 52ページ 対象年齢: 記載なし ISBN: 9788493941420 あるとき、腕のいい大工のフェルミンは宮殿に呼びよせられます。行ってみると、王様はベッドに横たわっていました。戦争で右腕を失ってしまったのです。そこでフェルミンが右腕をつくると、王様はまた元気になって戦争にでかけていきました。ところが、数日するとまたフェルミンは呼びつけられました。王様が今度は左腕を失ってしまったのです。そこでフェルミンは左腕をつくりました。すると、王様はまた戦争に出かけ、今度は脚を失いました…王様と国に平和な日々は訪れるのでしょうか。 バレネチェアの古風な雰囲気の絵と、おとぎ話ふうながら、ぴりりと風刺のきいたお話がマッチした極上の読み物。 2011年リブロ・キリコ賞受賞。
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Los migrantes ミグランテス
¥3,200
はじめて読むなら 文: Marcelo Simonetti マルセロ・シモネッティ 絵: Maria Girón マリア・ヒロン(スペイン) 出版社: Kalandraka, 2023 サイズ: 25.5x21.5cm、ハードカバー ページ数: 40ページ ISBN: 978-84-1343-252-6 終わりのチャイムが鳴って、二人のきょうだいが教室からかけだしたとき、アリシア先生が、「今度、クラスに〈ミグランテス〉がくることになりました」と告げました。ミグランテスって、いったいなんだろう? おかし? 動物? それともゲーム? 翌朝、ドキドキしながら教室に入ると、そこにいたのは…… はじめて〈ミグランテス〉を迎えた子どもたちを描いた絵本です。マリア・ヒロンの描く子どもたちはいつも魅力的です。 内容の一部はこちら https://issuu.com/kalandraka.com/docs/los-migrantes-c
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Quince ocasiones para pedir deseos en la calle 町で願いごとをする15の機会
¥2,500
はじめて読むなら 文: Nicolas Schuff ニコラス・シュフ(アルゼンチン) 絵: Maguma(Marcos Guardiola)マグマ(スペイン) 出版社: Limonero, 2018 サイズ: 23x33 cm ページ数: 40ページ、ハードカバー ISBN: 9789874598868 ケーキ屋さんでできたてのケーキを見たとき、願いごとするとどうなる?見たことのないモニュメントを見たときの、願いごとは? 15の場面の願いごとがどうなるかを表現した空想たっぷりのテキストと、さらにユニークで度肝を抜く絵の組み合わせが、想像力を刺激します。テキストは短く、簡単に読めますが、内容は大人っぽく、「こんな絵本、作る?!」と驚くような、不思議な世界が広がります。 絵本好きの大人にもおすすめの、アルゼンチンの新感覚絵本。2019ナミコンクール Green island 賞受賞作
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El más rapido いちばん速い子
¥2,100
はじめて読むなら 文: Paula Carbonell パウラ・カルボネル(スペイン) 絵: Ester García エステル・ガルシア(スペイン) 出版社: Lóguez, 2016 サイズ: 22.5x22.5 cm、ハードカバー ページ数: 28ページ 対象年齢: 幼児から ISBN: 9788494429590 アフリカに住む男の子ドゥラは、毎日、兄弟や友だちとかけっこをします。一等になるときもあれば、そうじゃないときもあるけれど、いつも自分が一番はやく走るようすをおもいうかべます。だけどそのあとは、仕事が待っています。バケツにはいった魚の皮をはぐのです。 作者のカルボネルが、エチオピアの湖のほとりの魚市場で、実際に口で魚の皮をはぐ子どもを見てかいたお話です。 だれよりも速く走りたい男の子が、自分をチーターに見たてて走るように描いたのは、若く感性豊かなイラストレーター、エステル・ガルシアのイマジネーションです。鉛筆と水彩の、緻密で繊細な絵をお楽しみください。
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¿Llueves o haces sol? 雨降り、それとも晴れ?
¥3,200
少しなれたら 文:Mireia Vidal ミレイア・ビダル(スペイン) 絵:Anna Font アンナ・フォン(スペイン) 出版社:Akiara books, 2019 サイズ:28x24cm, ハードカバー ページ数:40ページ 対象年齢:4歳から ISBN:9788417440404 2020年セラ・ドール賞(児童文学部門)受賞 雨の日、カルメンさんは孫娘の靴を買おうとワンさんのお店に行きますが、ワンさんは機嫌がよくありません。カルメンさんも、腹をたてて水たまりを踏むと、水がはねて、ラモンさんのズボンが濡れ、ラモンさんも腹をたててバスに乗り・・・。 ところが、男の人が落とした花束からこぼれた花を女の子がひろって、女の子はその日描いた絵をお母さんにあげて・・・。 お天気を表す語は三人称単数のはずなのに、タイトルは二人称。あなたの心が雨降りだったり晴れたり、という意味でしょうか。 ネガティブに、ポジティブに、どんな行動がどんな行動をよぶか、展開をお楽しみください。 La visita 『しずかなおきゃくさま』のアンナ・フォンのカラフルな絵がすてきです。 中身の一部はこちらからどうぞ https://vimeo.com/402926583#embed
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Buscando a Ahmed アーメッドをさがして
¥3,000
少しなれたら 文:Jesús Ballaz ヘスス・バリャス(スペイン) 絵:Ed Oner エド・オネール(モロッコ) 出版社:Ekaré, 2024 サイズ:24x22cm、ハードカバー ページ数:40ページ ISBN:9788412895001 少年はトラックの荷台に乗ってバルセロナにやってきました。兄さんのアーメッドがこの町にいると信じて。 けれども、兄さんは見つかりません。そんなある日、塀に描かれた絵が目にとまります。遠くに建つお城のシルエット。故郷の風景を思わせる景色に心をひかれます。 知らない町を歩いても、歩いても見つからない日々。 少しずつ大きくなっていくその塀の絵を支えに、少年は兄さんを探しつづけ・・・ バルセロナの町には、アフリカやラテンアメリカ、中東、アジアなどから、多くの人びとがやってきます。仕事を求めて、自由を求めて、少しでも希望のある未来を求めて。 そんな人びとの現実を少し見せてくれる作品です。 コマ割してコミックのように構成された劇画調の絵が効果的です。 中身の一部はこちらからどうぞ https://drive.google.com/file/d/1HTNOLGjprgQgS-gTO6Zk43-IIESdoUkF/view
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El hijo del astronauta 宇宙飛行士の子
¥3,400
はじめて読むなら 絵と文:Elena Val エレナ・バル(スペイン) 出版社:Ekaré, 2024 サイズ:22x30.5cm、ハードカバー ページ数:40ページ ISBN: 9788412811803 2025ホワイト・レイブンズ選定 ぼくは、もう長いことパパに会ってない。 だって、ぼくのパパは宇宙飛行士で、大事なミッションをかかえて宇宙にいっているんだもん。 今日も帰ってこない。月にいるから。 パパが帰ってきたら、みんなを家に呼んで、パーティーをするんだ・・・ 「パパは宇宙飛行士なんだ」というのを支えに、帰ってこないパパを待つ「ぼく」の気持ちが、じわじわと伝わってきます。 まわりの子どもたちの最後の展開が、胸にぐっときます。 寂しい気持ちをかかえた、すべての子どもたちに。 なかみの一部はこちらからどうぞ https://drive.google.com/file/d/1VfmfWdMre55_b2FWVn4pr2fgOiBzNPpm/view
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1月上旬再入荷予定 Paisaje de un día ある日の風景
¥2,900
SOLD OUT
はじめて読むなら タイトル: Paisaje de un díaある日の風景 文: Federico García Lorcaフェデリコ・ガルシア=ロルカ(スペイン) 絵:Isol イソール(アルゼンチン) 出版社:Calibroscopio, 2020(再入荷は、スペインTakatuka社のライセンス版) サイズ: 21x21cm, ハードカバー ページ数:32ページ ISBN: 9789873967481 ガルシア=ロルカの次の7編の詩に、イソールが絵をそえました。 Mariposa del aire La Tarara El lagarto está llorando Canción china en Europa Paisaje Caracola Media luna ガルシア=ロルカの詩をイソールがうけとめ、感性豊かに、自由に空想を広げます。 子どもの本だからと甘いわけではない色づかいの、どのページも生命力があふれ、見ていると心がうきうきしてきます。イソールマジックを味わってください。
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Mi Lazarilla, Mi Capitan『パパはたいちょうさん、わたしはガイドさん』原作
¥3,400
はじめて読むなら 文:Gonzalo Moureゴンサロ・モウレ(スペイン) 絵:Maria Gironマリア・ヒロン(スペイン) 出版社: Kalandraka, 2020 サイズ: 24.5x21.5cm ページ数: 40ページ、ハードカバー 対象年齢:5歳から ISBN: 9788413430317 片目にアイパッチを貼っためがねの女の子を学校に送っていく白杖を持ったお父さん。ふたりは、道々、音を聞きながら「パンダだよ」「こんどはジャガー!」と、車を動物にみたてて歩きます。「今日は海がしずかだね」音をきくとわかります。「おはよう、カルメン」お散歩の犬にも声をかけます。 目の不自由な女の子とお父さんが感じる世界を、いろどり豊かに描いています。 テーマと絵による表現とがぴったりあった、美しく感動的な作品です。2021年クアトロガトス賞、2022年IBBYオナーリスト賞受賞作。 内容の一部はこちら。 https://www.youtube.com/watch?v=S6RsN7LLyHo
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Aplastamiento de las gotas 雨粒がつぶれた
¥3,500
はじめて読むなら 文: Julio Cortázar フリオ・コルタサル(アルゼンチン) 絵: Elena Odriozola エレナ・オドリオソーラ(スペイン) 出版社: Nordica, 2016 サイズ: 17.5x20.5cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 記載なし ISBN: 9788416440887 コルタサルの短い文章に、オドリオソーラが緑を基調とした絵をつけた大人の絵本です。文章は執拗に雨粒を描写しますが、オドリオソーラの絵には雨は出てこず、雨をながめているらしい男女とネコだけが出てきます。 小さな出版社から出たまましばらく絶版になっていましたが、今回版元を変えて、ひとまわり大きな版で復刊されました。オドリオソーラ好きにはたまらない1冊。 2009年エウスカディ賞受賞作
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El manual de dibujo definitivo おえかき 何になるのかな?
¥3,500
はじめて読むなら 作:Enric Lax エンリック・ラックス(スペイン) 出版社:Ekaré, 2023 サイズ:17x24cm、ハードカバー ページ数:91ページ ISNB: 9788412753615 タイトルを見ると、どういうこと?と思いますが、「最後は何の絵になるのかな?」というのを楽しむ絵本です。 ゾウを描くにはどうするの? まずポットを描きます 目ときばを描きたします おおきな体に しっぽをつけて、4本の脚、それに…… ジャーン、これでゾウのできあがり という具合に、ポットがゾウになります。 見開きごとに、次はゾウが馬になり、次は馬がらくだになり、らくだが山になり…… 絵がかわっていくようすがゆかいです。 スペインの若手イラストレーターのアイデアが光る変わり種絵本。 中身の一部はこちらをどうぞ https://issuu.com/ekare/docs/manual_de_dibujo_definitivo
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Romances de la rata sabia 賢いネズミのロマンセ集
¥3,300
少しなれたら 文:Paloma Díaz-Mas パロマ・ディアス−マス(スペイン) 絵:Concha Pasamar コンチャ・パサマール(スペイン) 出版社:Bookolia, 2021 サイズ:14x28cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISBN: 9788418284250 現代的なテーマを、子どもに向けて、スペインの中世から伝わるロマンセの詩の形で語った絵本です。 3人の友だちのロマンセ/よごれた川のロマンセ/遠くの土地からきた女の子のロマンセ/まいごのロマンセなど、16のロマンセを収録しています。 少しいわさきちひろを思わせる、やわらかで、あたたかみのある洗練されたイラストが、これまた絶品です。ブックフェアで手にとって、店主がひとめぼれした美しい絵本です。 紹介YouTube https://www.youtube.com/watch?v=WHbeWfGEPgI 2021年スペイン最優秀児童書賞受賞 2022年クアトロガトス賞受賞
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Un paseo con el señor Gaudí 『ガウディさんとドラゴンの街』原作
¥3,900
少しなれたら 文と絵:Pau Estradaパウ・エストラダ(スペイン) 出版社:Editorial Juventud、2013 サイズ:22.5x28.5cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISNB:9788426139528 スペインの建築家ガウディさん。彼の一日は、グエル公園にある家から仕事に出かけることから始まります。 カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア、カサ・バッリョ…… バルセロナ出身の絵本作家が、モノづくり精神に打ちこんだガウディの一日を綴り、2年をかけて詳細で緻密な絵で描いた作品。(版元ドットコムより)
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Diario desayuno 日記 朝ごはん
¥3,400
はじめて読むなら 文:Alicia Bululú アリシア・ブルル(スペイン) 絵:Raquel Catalina ラケル・カタリナ(スピエン) 出版社:A buen paso, 2023 サイズ:19x23cm、ハードカバー ページ数:40ページ 対象年齢:記載なし ISBN: 9788417555979 朝起きたり、ごはんを食べたり、テストの勉強をしたり、休み時間に遊んだり、みんなで遊びに行ったり、おばあちゃんと過ごしたり……といった、小学生の「わたし」の日常が詩の形で描かれた絵本です。 絵は、『あの子はぼくらのスーパースター』La mejor jugada de Madani の絵が忘れられないラケル・カタリナ。この絵本でも、やさしいやわらかな色使いで、生き生きとした「わたし」が躍動しています。 2024年クアトロガトス財団賞受賞
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Un par de ojos nuevos 新しい二つの目
¥3,100
少しなれたら 文: Ellen Duthie エレン・ドゥティ(スペイン) 絵: Javier Sáez Castánハビエル・サエス=カスタン(スペイン)Manuel Marsolマヌエル・マルソル(スペイン) 出版社: WonderPonder, 2022 サイズ: 17x20cm、ハードカバー ページ数: 40ページ ISBN: 9788494870972 新しい家にやってきたゾウのVinayakiは、クマのGordonに迎えられます。けれども、Gordonが作ったケーキを見てもVinayakiは落ち着きません。次の日に病院に行って、新しい目を入れてもらわなければならないからです。そんなVinayakiは、その家で奇妙な3人に迎え入れられて……。 El pequeño reyのシリーズで知られるハビエル・サエス=カスタン とSM賞受賞作家マヌエル・マルソル、2人の奇才が絵を手掛けた、変化とアイデンティティ、そして友情の始まりの物語。劇のような構成になっています。
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Páginas del diario de Simón シモンの日記のページ
¥2,600
少しなれたら 文: Vicente García Oliva ビセンテ・ガルシア=オリバ(スペイン) 絵: Inés Sánchez Nadalイネス・サンチェス=ナダル(スペイン) 出版社: Pintar pintar, 2018 サイズ: 21.5x26.5cm、ハードカバー ページ数: 32ページ ISBN: 9788494867866 隣の席になった転校生のエクトルは、シモンが握手しようとしても手を出しません。実はエクトルは自閉症だったのです。時にはお互い理解し合えずに苦しみながらも、シモンは「自閉症だから」という先入観にとらわれず、少しずつエクトルのことを理解していきます。 インクルーシブな教室では、こんなふうに子どもたちは接していくのかなということを考えさせてくれる絵本です。エクトルの言葉にならない感情が、幾何学模様で描かれて、閉じた傘と開いた傘が、エクトルの心の状態を象徴的に表しています。
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El secreto de Tartesos タルテソスの秘密
¥2,000
少しなれたら 作: Rocío Martínez ロシオ・マルティネス(スペイン) 出版社: Thule, 2016 サイズ: 20x25cm, ハードカバー ページ数: 24ページ ISBN: 9788415357995 スペインの歴史的な美術様式を用いて描いた絵本シリーズの1冊。タルテソスはイベリア半島南部にあったと言われる国家。その国にたどりついたギリシア人の船乗りが、どんなに豊かで、みなが幸福に暮らしている国だったかを語ります。 青銅器時代の壁画の様式にそって描かれた絵が興味深い。
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El mapa de los buenos momentos/『しあわせなときの地図』原作
¥2,500
はじめて読むなら 文: Fran Nuñoフラン・ヌニョ(スペイン) 絵: Zuzanna Celej ズザンナ・セレイ(ポーランド→スペイン) 出版社: Cuento de luz, 2016 サイズ: 21x26cm、ハードカバー ページ数: 24ページ 対象年齢:6,7,8歳から ISBN: 9788416147786 生まれてからずっと、この町で暮らしてきたソエ。でも戦争のせいで、逃げなければならなくなりました。町を出る前の晩、ソエはつくえに地図をひろげて、楽しいことがあった場所にしるしをつけてみました。すると……。 セレイが繊細でやわらかな水彩で描く町は、美しいだけに、お話とともに胸にしみます。静かにじっくりと向きあいたい作品です。 ニューヨーク市ビッグブック賞受賞
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Del maravilloso libro de Calila y Dimna カリーラとディムナのすばらしい本
¥2,100
少しなれたら 作: Rocío Martínez ロシオ・マルティネス(スペイン) 出版社: Thule, 2015 サイズ: 20x25cm, ハードカバー ページ数: 24ページ ISBN: 9788415357742 スペインの歴史的な美術様式を用いて描いた絵本シリーズの1冊。『カリーラとディムナ』は、13世紀、アルフォンソ10世がスペイン語に翻訳したアラビア語の説話集。その中の3つの物語を含んだ物語です。 イブヌ・ル・ムカッファイの本に入っていた挿絵にならった部分と、アルハンブラ宮殿やコルドバのメスキータの装飾を合体させ、人間はシルエットで描いた、独特の色あいが美しく、さまざまな構図が目に楽しい絵本。
