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El Menino 『ちっちゃいさん』原作
¥2,500
少しなれたら 文と絵:Isol イソール(アルゼンチン) 出版社:Oceano Travesia、2015 サイズ:18.7x24.6cm、ハードカバー ページ数:62ページ 対象年齢: 特になし ISBN: 9786077355113 あるとき、どこからかやってきたEl Menino。 遠いところからやってきたから、最初は寝てばかりです。大音量のサイレンを持っていて、ときどき鳴らします。何をしてほしい合図なのか、だんだんとパパとママはわかるようになります・・・ 『かぞくのヒミツ』のイソールの大好きな作品。赤ちゃんらしさのつまったシンプルな線は、イソールならでは。イソールの人間観察の鋭さ、あたたかさ、それにユーモアが読者の心をゆったりとほぐしてくれます。 赤ちゃんのしくみを説明する科学絵本でもあると同時に、赤ちゃんと大人の出会いの奇跡の絵本です。 しばらく手に入らなかったのですが、増刷されて買えるようになったので、喜び勇んでとりよせました。どうぞご利用ください。 中身の一部はこちらからどうぞ https://issuu.com/editorialocanodemxicosadecv/docs/13078c
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La caimana/『カイマンのクロ』原作
¥3,200
少しなれたら 文: María Eugenia Manriqueアリア・エウヘニア・マンリケ(ベネズエラ) 絵: Ramón Parísラモン・パリス(ベネズエラ) 出版社: Ekaré, 2019 サイズ: 30.5x18cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 記載なし ISBN:9788494885983 ベネズエラのサン・フェルナンド・デ・アプレで本当にあったお話です。靴屋のフォオロさんは、川で拾った生まれたばかりのワニを育て始めます。初めはてのひらにのるくらいだったのが、だんだんと大きくなり、3メートルにもなります。でも、ワニはおとなしく、いつもファオロさんの友だちです。やがてファオロさんは好きな人ができます。そこで、ワニに相談し、その娘さんと結婚し、歌のあふれた家庭をつくりますが…… ワニと時計やのファオロさん、奥さんの長い友情の物語。横長の画面を生かして描かれたワニの質感がすばらしく、思わず見入ってしまいます。
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Kintsugi 金継ぎ
¥3,300
文字なし絵本 絵: Issa Watanabeイッサ・ワタナベ(ペルー) 出版社: Libros del zorro rojo, 2023 サイズ: 23x23 cm、ハードカバー ページ数: 48ページ ISBN: 9788412674842 鳥が逃げていき、カップが割れて、ウサギは旅をします。そして、発見と変容の果てにもとの場所にもどり、割れたカップを修繕すると、前とは違う美しい世界がもたらされるのです。 破壊、喪失からの再生を描いた、サイレントブック(文字なし絵本)です。 Migrantes『移動するものたち』(集英社小学館プロダクション)で話題を呼んだ、日本にルーツをもつ作家が、日本の「金継ぎ」をもとに描いた美しい世界。 2024ボローニャ・ラガッツィ賞 フィクションの部最優秀賞受賞作 Migrantesはこちらです。 https://miranfu.base.shop/items/80169131
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Adela y los calcetines desaparecidos 『わたしのくつしたはどこ?』原作
¥3,600
少しなれたら タイトル:Adela y los calcetines desaparecidos 『わたしのくつしたはどこ? ゆめみるアデラと目のおはなし』(岩崎書店)原作 文:Florencia Herrera フロレンシア・エレラ(チリ) 絵:Bernardita Ojeda ベルナルディータ・オヘダ(チリ) 出版社:Amanuta, 2018 サイズ:20x25cm, 64ページ ISNB: 9789563640571 犬のアデラのまわりでは、ちかごろおかしなことばかりが起こります。 あったはずの靴下がなくなってしまったり、働いている研究室が思ったところになかったり、いないと思った友だちが突然現れたり・・・。 そして、アデラは気づきます。すべては自分の目のせいだと・・・。 視界がだんさんと狭くなっていくようすを、間にはさまった藍色の紙の穴で表している、ユニークなつくりの本です。 IBBYチリ支部主催2019年ハチドリメダル(児童文学の部)受賞 IBBYバリアフリー児童図書2023 選定図書
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La mosca 『ハエくん』(フレーベル館)原作
¥2,700
はじめて読むなら タイトル:La mosca 『ハエくん』(フレーベル館、絶版)原作 文と絵:Gusti グスティ 出版社:Calibroscopio, 2020 サイズ:20x27cm, ハードカバー ページ数:40ページ ISNB: 9789873967320 あるすてきな朝、水遊びに行こうと、赤いカバンを持ってはりきってでかけるハエくん。 タオルを広げて、ねころんで、ごきげんにすごしていると、あたりが暗くなって・・・ bañarse, baño というスペイン語の単語が、ユーモアのポイントになっています。 グスティは、さまざまな画材を使ってきた画家ですが、この絵本が出た当時はコラージュをよく用いていました。この主人公のハエくんのキュートさは注目です。 2005年にメキシコで出たあと、スペインでも出たのですが、絶版になってしまった絵本。 そのあと小型のソフトカバー版がメキシコで出ていたのを、ミランフ洋書店でもしばらく扱っていたのですが、アルゼンチンでオリジナルの絵本と同じ大きさのハードカバーで刊行されたものを今回入手できました。
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Eloísa y los bichos 『エロイーサと虫たち』原作
¥2,200
はじめて読むなら タイトル:Eloísa y los bicho『エロイーサと虫たち』(さ・え・ら書房)原作 文:Jairo Buitrago ハイロ・ブイトラゴ(コロンビア) 絵: Rafael Yockteng ラファエル・ジョクテング(コロンビア) 出版社: Calibroscopio, 2013(Babel Libros のライセンス版) サイズ: 21x20cm, ソフトカバー ページ数:40ページ 対象年齢:小学生から ISBN: 9789871801442 エロイーサはある日、お父さんとふたりで知らない町にやってきました。はじめての友だち、見なれない町にかこまれて、最初は不安で心ぼそいことばかり。 でも、だんだんとその町になじんでいきます。ふるさとの町を思わない日はないけれど・・・。 長く続いたゲリラとの闘争で、コロンビア国内におおぜいいた国内避難民の子どもたちによりそった作品です。メキシコやコロンビアで、国連難民弁務官事務所によって、子どもたちに配布されました。 厳しい現実をつきつけられますが、コロンビアの担当編集者いわく「これがコロンビアの現実だから」。ぜひ手にとってみてください。 入手が難しい本ですが、今回、アルゼンチンのライセンス版をとりよせることができました。
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Mi Lazarilla, Mi Capitan『パパはたいちょうさん、わたしはガイドさん』原作
¥3,000
はじめて読むなら 文:Gonzalo Moureゴンサロ・モウレ(スペイン) 絵:Maria Gironマリア・ヒロン(スペイン) 出版社: Kalandraka, 2020 サイズ: 24.5x21.5cm ページ数: 40ページ、ハードカバー 対象年齢:5歳から ISBN: 9788413430317 片目にアイパッチを貼っためがねの女の子を学校に送っていく白杖を持ったお父さん。ふたりは、道々、音を聞きながら「パンダだよ」「こんどはジャガー!」と、車を動物にみたてて歩きます。「今日は海がしずかだね」音をきくとわかります。「おはよう、カルメン」お散歩の犬にも声をかけます。 目の不自由な女の子とお父さんが感じる世界を、いろどり豊かに描いています。 テーマと絵による表現とがぴったりあった、美しく感動的な作品です。2021年クアトロガトス賞、2022年IBBYオナーリスト賞受賞作。 内容の一部はこちら。 https://www.youtube.com/watch?v=S6RsN7LLyHo
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Epserando el amanecer 『夜明けをまつどうぶつたち』原作
¥3,400
はじめて読むなら 『夜明けをまつどうぶつたち』(あみのまきこ訳、NHK出版、2024)原作 文と絵:Fabiola Anchorena ファビオラ・アンチョレナ(ペルー) 出版社:Kalandraka, 2022 サイズ:29x21.5cm, ハードカバー ページ数:34ページ ISBN: 9788413431789 森林火災とその再生を描いた、2022年スペイン「ベスト児童書賞」受賞作品 世界最大の熱帯雨林をもち、「地球の肺」と呼ばれるアマゾンで、2019年に大規模な森林火災が発生。広大な森が焼失し、多くの生きものが命を落としたことに心を痛めた作者が、動物の視点で描いた「ナラティブ・ノンフィクション絵本(事実に基づいた語り形式の作品)」。スペインの文化・スポーツ庁が主催する権威ある「コンポステーラ賞」を受賞、その年のベスト児童書として高く評価され、現在、国内の諸言語を含めて9言語に翻訳されている。巻末には、著者が絵本を創作するにいたった経緯に触れつつ、世界各国で発生、頻度を増している森林火災について実情を伝え、森林保護に取り組む人々に敬意が表される。動物たちの祈りにあふれた一冊。 ■あらすじ: 長いあいだ雨が降らないジャングルに火災が発生し、煙によって太陽の姿が動物たちから見えない。動物たちは太陽が一向に昇ってこないことを不思議に思い、太陽を探しながら森のなかを歩き続ける。やがて激しい熱さを感じ、太陽が戻ってきたと思いきや、それは彼らが「待ち望んでいた夜明け」ではなかった。動物たちは必死で逃げ惑うが、火は燃え広がり、あたりは無情にも焼き尽くされていく。その後、ぽつりぽつりと雨が降り、森には静けさが訪れる。そして、新たな姿に生まれかわった森が現れる。動物たちは祈る──。「黄色い太陽がもう二度と姿をけしませんように。赤いインコも、青いチョウも、この緑の森も、どうかなくなることがありませんように。いつまでもずっと」 ( NHK出版HPより)
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La visita 『しずかなおきゃくさま』(光村教育図書)原作
¥3,300
はじめて読むなら 文:Núria Figueras ヌリア・フィゲラス(スペイン) 絵:Anna Font アンナ・フォン(スペイン) 出版社:Kalandraka, 2023 サイズ:22x28cm、ハードカバー ページ数:36ページ ISBN:9788413432601 こぎつねがひとり、巣穴で留守番をしています。すると、だれかがたずねてきました。 「だあれ?」 「しずけさだよ」 「だめよ。かあさんに、だれにも開けたらだめっていわれてるの」 「でも、ぼくはだれでもないよ。しずけさなんだから」 さて、しずけさのおきゃくさまとこぎつねはどうなるのでしょうか。 おさない人むけの創作絵本ですが、音が満ちあふれた日常のなかで、たいせつなことを見失っている大人の心にもしみる、美しい絵本です。 2023年 第16回コンポステラ国際絵本賞受賞作。 2024 クアトロガトス賞受賞 中身の一部はこちら https://issuu.com/kalandraka.com/docs/la-visita-c
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Un paseo con el señor Gaudí 『ガウディさんとドラゴンの街』原作
¥3,400
少しなれたら 文と絵:Pau Estradaパウ・エストラダ(スペイン) 出版社:Editorial Juventud、2013 サイズ:22.5x28.5cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISNB:9788426139528 スペインの建築家ガウディさん。彼の一日は、グエル公園にある家から仕事に出かけることから始まります。 カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア、カサ・バッリョ…… バルセロナ出身の絵本作家が、モノづくり精神に打ちこんだガウディの一日を綴り、2年をかけて詳細で緻密な絵で描いた作品。(版元ドットコムより)
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Secreto de familia 『かぞくのヒミツ』原作
¥1,800
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2003 サイズ: 17x22 cm、ソフトカバー ページ数: 48ページ 対象年齢: 幼児から どこのうちにも、よそでは言えないヒミツがあるもの。この絵本の主人公の女の子のヒミツは、ママがほんとうはヤマアラシだということ。わたしもヤマアラシになるのかな。みんなにバレたらどうしよう。しんぱいでたまらないわたしは、おともだちのエリサちゃんのおうちにお泊まりに行きますが……。 「こんなことするの、うちだけ?」小さいころ、そんなふうに自分の家族がよそと違うのが心配だったことはありませんか? そんな子ども心を描いたお話です。 作者のイソールがこの絵本を読んでから、子どもたちと自分の家族を描くお絵かき遊びをすると、「うちのお母さんってね…」「お父さんってね・・・」と、子どもたちがおしゃべりしながら、いろんな家族を描いてくれるそう。 甘くはないけれど、子どもの目線が貫かれたイソールの世界。好みが分かれそうですが、好きな人はハマります。ともかく一度、ご賞味あれ! しばらく入手できなかった本、メキシコからひさびさで入荷です。
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4月下旬入荷予定 ¿Por qué lloramos? /『どうしてなくの?』(偕成社)原作
¥2,400
SOLD OUT
はじめて読むなら 文: Fran Pintadera フラン・ピンタデーラ(スペイン) 絵: Ana Sender アナ・センデル(スペイン) 出版社: Akiara Books, 2018 サイズ: 29x25cm, ハードカバー ページ数: 33ページ 対象年齢: 4歳から ISBN: 9788417440152 ある日マリオは、ずっと考えていたことを思いきっておかあさんにたずねました。「ぼくたち、どうしてなくの?」おかあさんは、どうしてなくのか、いくつものことを話してくれました。かなしいとき、おこってなくこともある、じぶんのいるところがわからなくなったとき、だきしめてほしいとき、おとなになるためになくこともある、何時間さけんでも気がすまなくてなくことも……「なくこと」についてつづられた詩のようなシンプルな言葉のなかには、深い思いがかくれています。美しく魅力的な絵とのコラボレーションは、読む人にたくさんのことを思いおこさせてくれて、安心感をもらえるかもしれません。なくことはたいせつなこと。おしまいには、「なみだ」についての科学的知識も紹介されています。(偕成社HPより)
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El mapa de los buenos momentos/『しあわせなときの地図』原作
¥2,500
はじめて読むなら 文: Fran Nuñoフラン・ヌニョ(スペイン) 絵: Zuzanna Celej ズザンナ・セレイ(ポーランド→スペイン) 出版社: Cuento de luz, 2016 サイズ: 21x26cm、ハードカバー ページ数: 24ページ 対象年齢:6,7,8歳から ISBN: 9788416147786 生まれてからずっと、この町で暮らしてきたソエ。でも戦争のせいで、逃げなければならなくなりました。町を出る前の晩、ソエはつくえに地図をひろげて、楽しいことがあった場所にしるしをつけてみました。すると……。 セレイが繊細でやわらかな水彩で描く町は、美しいだけに、お話とともに胸にしみます。静かにじっくりと向きあいたい作品です。 ニューヨーク市ビッグブック賞受賞
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El burrito verde /『くさをたべすぎたロバくん』スペイン語版
¥3,000
はじめて読むなら 文と絵: Anuska Allepuzアヌスカ・アレプス(アリェプス)(スペイン) 出版社: Andana, 2019 サイズ: 22x28cm, ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 5歳から ISBN: 9788417497217 オレンジはきらい、ブロッコリーもイヤ、ロバくんはくさがだーいすき。 おなかいっぱい くさをたべて しあわせー!あんまり くさをたべすぎて、わわ、からだがみどりになっちゃった!しかたなく ほかのものも 食べてみることにしたけれどこんどは だいじょうぶ……!?すきなものをすきなだけ食べたい!ロバくんの欲求はとまりません。 かわいい絵と、テンポよいリズムの文章でおもしろく読めるユーモアたっぷりのナンセンス絵本です。楽しい食育にもおすすめです。(版元ドットコムより)
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Cuando las niñas vuelan alto /『たかくとびたて女の子』原作
¥2,300
はじめて読むなら 文と絵: Raquel Díaz Regueraラケル・ディアス・レゲーラ(スペイン) 出版社: Lumen, 2017 サイズ: 26.5x23cm、ハードカバー ページ数: 48ページ ISBN: 9788448849023 それぞれの夢をもった3人の女の子。ヤルキさんがくれた翼をもっています。ところが、そこに悪の軍団があらわれます。「ソレハムリ」「ガイケンビジン」……。自分でも知らないうちに、空なんて飛べないとあきらめてしまいます。けれど、ちいさなきっかけで、大切なことに気づくのです。女の子、男の子、どちらでもあって、どちらでもない子、だれでもみんな翼をひろげれば、空たかくまでとんでいけるのです。(版元ドットコムより)
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La noche de las estrellas/ 『星と月の生まれた夜』(河出書房新社)原作
¥1,400
はじめて読むなら 文: Douglas Gutiérrez ドオウグラス・グティエレス(ベネズエラ) 絵: María Fernanda Oliverマリア・フェルナンダ・オリベル(ベネズエラ) 出版社: Ekaré, 1987 シリーズ名:Ponte Poronte サイズ: 18.5x23cm ページ数: 24ページ、ハードカバー 対象年齢: 3歳から まだ夜が真っ暗で、星も月もなかったときのこと。真っ暗闇がいやでたまらなかった男が、昼の光はどこにいってしまうのかと夜にたずねました。そのこたえを聞いた男は、高い山にのぼり、夜の空に手をのばしました。 暗い夜の空に、明るい色あいの淡い水彩が美しい、ベネズエラのコンビが描くロングセラー絵本です。
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La bella Griselda/『うるわしのグリセルダひめ』(ard)原作
¥2,100
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2010 サイズ: 17x22 cm ページ数: 32ページ、ハードカバー 対象年齢: 記載なし グリセルダひめは美しく、どんな男たちも見ると「頭をなくして」(perder la cabeza)、つまりすっかり夢中になります。でも、この「頭をなくす」とは、たとえ話ではありません。ほんとうに男たちの首はぽろぽろと落ちてしまい、グリセルダひめは集めた首をコレクションしています。グリセルダは、ますます美しさにみがきをかけますが……。 青と山吹色の色づかいがなんともオシャレ。イソールの画面構成の大胆さ、のびやかな線、いささかブラックだけれども、人間の本質をついたユーモアが縦横に楽しめます。このおもしろさは、幼児よりもむしろ、物心ついた小学生、中学生、そして大人向けでしょうか。 1冊持っていてソンはない、とびきり美しい絵本。
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¡Vivan las uñas de colores!/『色とりどりのぼくのつめ』原作
¥2,900
はじめて読むなら 文: Alicia Acosta, Luis Amavisca アリシア・アコスタ、ルイス・アマビスカ(スペイン) 絵: Gusti (アルゼンチン) 出版社: Nubeocho, 2018 サイズ: 25x25 cm ページ数: 36ページ、ハードカバー 対象年齢: 4歳から ISBN: 9788417123581 フアンはつめにきれいな色をぬります。どうしてぬるのかって? 好きだからです。ところが、いろんな色のマニキュアをぬって学校にいくと、「女だ」「女だ」とからかわれて、悲しくなります。そこで、ぬっていきたいけれどがまんするようになりますが、誕生日がきて…… 多様性や個性を考えさせる絵本。テーマ性の高いお話ですが、のびのびと表情豊かなグスティの絵のおかげで、お説教くさくならず、物語をぞんぶんに楽しめます。グスティの、また新しい作風が見られます!
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Mallko y papá/『マルコとパパ』(偕成社)原作
¥3,200
だいぶなれたら 文と絵: Gusti グスティ(アルゼンチン) 出版社: Océano Travesía、2014 サイズ: 18.7x24.6cm、ハードカバー ページ数: 152ページ 対象年齢: 特になし ISBN: 9786077353959 アルゼンチン出身の人気絵本作家グスティは、次男にダウン症があるわかったとき絶望のどんぞこに突き落とされます。「こんなの、ないだろう!」という気持ちをかかえながら、無数のスケッチをしていきます。マルコのようす、そして、だんだんと変わっていく作者自身を綴った感動的なノンフィクション絵本です。 極上のアートと大きなハートが合わさった、奇跡の1冊です。 IBBYバリアフリー児童図書2015推薦
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Los carpinchos/『カピバラがやってきた』原作
¥2,400
はじめて読むなら 文と絵: Alfredo Soderguit アルフレド・ソデルギット(ウルグアイ) 出版社: Ekaré, 2020 サイズ: 21.7x25cm ページ数: 48ページ、ハードカバー ISBN: 9788412060089 対象年齢: 3歳から 平穏な鶏小屋に、あるときカピバラがやってきます。猟が始まったので、猟場から逃げて、そこにたどりついたのです。ニワトリたちは、初めて見る動物に警戒します。でも、追い返したら、殺されてしまうらしいので、約束ごとをきめて、そばにおいてやることにするのですが……。 ニワトリとカピバラのほのぼのとした物語です。けれども、一歩踏み込むと、外部からきた脅威だったカピバラと、ニワトリがちょっとしたきっかけで親しみ、関係を変えていくようすは、難民の問題と重ね合わせることもできます。 2019年にボローニャイラストレーター展に選出されたソデルギットの味わいのある絵です。「エル・パイス紙」の2020年の児童書10冊に選定
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La mejor jugada de Madani/『あの子はぼくらのスーパースター』原作
¥2,400
少しなれたら 文: Fran Pintaderaフラン・ピンタデーラ(スペイン) 絵: Raquel Catalinaラケル・カタリーナ(スペイン) 出版社: Ediciones Ekaré, 2021 サイズ: 19x26.5cm、ハードカバー ページ数: 48ページ 対象年齢: 小学生から ISBN: 9788412267723 この町にやってきてから、マダニはたちまちサッカーのエースになりました。マダニの裸足の足がボールをとらえると、みんなが息をのみます。ボールを自由にあやつって、ゴールを決めます。そんなマダニが、このところずっと缶にお金をためています。いっぱいになったら、町に買い物にいくといいます。そして、大事な試合の前日、マダニは「今日は買い物に行くから練習にいけない」とみんなに宣言します。みんなは、とうとうマダニがサッカーシューズを買うんだと期待します。ところが帰ってきたマダニはまだ裸足でした……。 マダニや子どもたちが実に生き生きと描かれた、ストーリーもとてもすてき。ぜひ手にとってください。
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Onsen ¿Qué hacen los monos? /『おんせん ぽかぽか』原作
¥3,000
はじめて読むなら 文と絵: Pato Mena パト・メナ(チリ) 出版社: A buen paso, 2021 サイズ: 16x23cm, ハードカバー ページ数:56ページ 対象年齢: 記載なし ISBN: 9788417555542 雪山で温泉にぬくもりをもとめてくらす、さるの家族。ぱちっ とっとこ ぽかぽか。オノマトペとピクトグラム(絵文字)で描く、温泉好きな、さるの一日をのぞいてみよう!(版元ドットコムより) 日本語版は、オリジナルをもとに編集されたもののようで、オリジナル版には日本語版にはないページがあり、テキストの入れ方なども異なっている部分があります。
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La otra orilla / 『むこう岸には』(ほるぷ出版)原作
¥2,200
はじめて読むなら 文と絵: Marta Carrasco マルタ・カラスコ(チリ) 出版社: Ekare, 2007 シリーズ名: Ponte Poronte サイズ: 23.5x19cm, ハードカバー ページ数:28ページ 対象年齢: 記載なし ガブリエラの一家は川岸で暮らしています。むこう岸にも村が見えますが、大人たちは、あっちの人たちは自分たちとはちがっているから、むこう岸に行ってはいけないと言います。そんなある日、ガブリエラはむこう岸の男の子と知り合い、ないしょでむこう岸にわたります。自分たちとはようすのちがう人たちにかこまれて、最初はびくびくしますが、そのときやきたてのパンのにおいがします。うちで焼くパンとおんなじ……! ボール紙に力強い筆づかいで描かれた川の色がとても美しく、祈りのような思いが伝わってきます。カラスコは、2008年に没し、この絵本が遺作となりました。 2008年度IBBYオナーリスト賞。
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El libro negro de los colores/『くろはおうさま』原作
¥2,800
はじめて読むなら 作: Menena Cottín メネナ・コティン 絵:Rosana Faría ロサナ・ファリア 出版社: Libros de Zorro Rojo サイズ: 28.5x17.5cm, ハードカバー ページ数: 28ページ 対象年齢: 年齢表示なし トマスがいうにはね、黄色はマスタードの味がするけど、はねみたいにふわふわなんだって。赤はイチゴみたいにすっぱくって、スイカみたいにあまいけど、ひざこぞうのすりきずにのぞいてる赤はいたいんだって…。 赤、青、黄色、みどり・・・そして黒。テクストが語る内容が、真っ黒い画面に透明の樹脂インクで描かれている、目の不自由な子どもたちもいっしょに楽しめる美しい絵本です。 2007年ボローニャ・ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)ニューヨークタイムズ 2008年度優良絵本選定IBBYバリアフリー絵本展展示図書