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Un millón de ostras en lo alto de la montaña『山の上に貝がらがあるのはなぜ? はじめての地質学』原書
¥3,400
はじめて読むなら 文:Alex Nogués アレックス・ノゲス(スペイン) 絵:Miren Asiain Lora ミレン・アシアイン=ロラ(スペイン) 出版社:Flamboyant、2019 サイズ:24x30cm ページ数:48ページ ISNB: 9788417749354 岩山で見つけた貝がらの化石。どうしてこんなところに海のカキが? 地層と化石が物がたる地球の歴史、動きつづける大地のダイナミズム。 自分たちが生きるこの大地の成り立ちや歴史、岩石や地層への興味をかきたてます。 地質学のおもしろさを知る絵本!(版元ドットコムより) とても美しいノンフィクション絵本です。 原書の表紙は、一部特殊インクを使ってきらきらさせているところがあります。 高価なので迷っていましたが、なんといっても美しいのでとりよせました。
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Nosotros 『わたしたち』原作
¥3,500
SOLD OUT
はじめて読むなら 文と絵:Paloma Valdivia パロマ・バルディビア(チリ) 出版社:Amanuta, 2021 サイズ:18x18cm、ハードカバー ページ数:36ページ ISNB: 9789563640427 チリの国民的絵本作家がおくる、親子の長い歩み、強いつながりを描いた物語。 時がすぎ、変化しても、かわらない。いつかとびたってゆく、あなたへおくるメッセージ。 「わたしたち」 というやさしい言葉に込められた深いまなざし。 この本は、親子の強いきずなをえがいています。かけがえのない「わたしたち」の関係は、たとえ時が過ぎ、現実から遠く離れても、変わりゆくものを乗りこえ、いつまでも変わらぬ愛でありつづけるのです。(版元ドットコムより) 残り1冊です。
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Un paseo con el señor Gaudí 『ガウディさんとドラゴンの街』原作
¥3,300
少しなれたら 文と絵:Pau Estradaパウ・エストラダ(スペイン) 出版社:Editorial Juventud、2013 サイズ:22.5x28.5cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISNB:9788426139528 スペインの建築家ガウディさん。彼の一日は、グエル公園にある家から仕事に出かけることから始まります。 カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア、カサ・バッリョ…… バルセロナ出身の絵本作家が、モノづくり精神に打ちこんだガウディの一日を綴り、2年をかけて詳細で緻密な絵で描いた作品。(版元ドットコムより)
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Secreto de familia 『かぞくのヒミツ』原作
¥1,500
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2003 サイズ: 17x22 cm、ソフトカバー ページ数: 48ページ 対象年齢: 幼児から どこのうちにも、よそでは言えないヒミツがあるもの。この絵本の主人公の女の子のヒミツは、ママがほんとうはヤマアラシだということ。わたしもヤマアラシになるのかな。みんなにバレたらどうしよう。しんぱいでたまらないわたしは、おともだちのエリサちゃんのおうちにお泊まりに行きますが……。 「こんなことするの、うちだけ?」小さいころ、そんなふうに自分の家族がよそと違うのが心配だったことはありませんか? そんな子ども心を描いたお話です。 作者のイソールがこの絵本を読んでから、子どもたちと自分の家族を描くお絵かき遊びをすると、「うちのお母さんってね…」「お父さんってね・・・」と、子どもたちがおしゃべりしながら、いろんな家族を描いてくれるそう。 甘くはないけれど、子どもの目線が貫かれたイソールの世界。好みが分かれそうですが、好きな人はハマります。ともかく一度、ご賞味あれ! しばらく入手できなかった本、メキシコからひさびさで入荷です。
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¿Por qué lloramos? /『どうしてなくの?』(偕成社)原作
¥2,400
はじめて読むなら 文: Fran Pintadera フラン・ピンタデーラ(スペイン) 絵: Ana Sender アナ・センデル(スペイン) 出版社: Akiara Books, 2018 サイズ: 29x25cm, ハードカバー ページ数: 33ページ 対象年齢: 4歳から ISBN: 9788417440152 ある日マリオは、ずっと考えていたことを思いきっておかあさんにたずねました。「ぼくたち、どうしてなくの?」おかあさんは、どうしてなくのか、いくつものことを話してくれました。かなしいとき、おこってなくこともある、じぶんのいるところがわからなくなったとき、だきしめてほしいとき、おとなになるためになくこともある、何時間さけんでも気がすまなくてなくことも……「なくこと」についてつづられた詩のようなシンプルな言葉のなかには、深い思いがかくれています。美しく魅力的な絵とのコラボレーションは、読む人にたくさんのことを思いおこさせてくれて、安心感をもらえるかもしれません。なくことはたいせつなこと。おしまいには、「なみだ」についての科学的知識も紹介されています。(偕成社HPより)
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El mapa de los buenos momentos/『しあわせなときの地図』原作
¥2,500
はじめて読むなら 文: Fran Nuñoフラン・ヌニョ(スペイン) 絵: Zuzanna Celej ズザンナ・セレイ(ポーランド→スペイン) 出版社: Cuento de luz, 2016 サイズ: 21x26cm、ハードカバー ページ数: 24ページ 対象年齢:6,7,8歳から ISBN: 9788416147786 生まれてからずっと、この町で暮らしてきたソエ。でも戦争のせいで、逃げなければならなくなりました。町を出る前の晩、ソエはつくえに地図をひろげて、楽しいことがあった場所にしるしをつけてみました。すると……。 セレイが繊細でやわらかな水彩で描く町は、美しいだけに、お話とともに胸にしみます。静かにじっくりと向きあいたい作品です。 ニューヨーク市ビッグブック賞受賞
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El burrito verde /『くさをたべすぎたロバくん』スペイン語版
¥3,000
はじめて読むなら 文と絵: Anuska Allepuzアヌスカ・アレプス(アリェプス)(スペイン) 出版社: Andana, 2019 サイズ: 22x28cm, ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 5歳から ISBN: 9788417497217 オレンジはきらい、ブロッコリーもイヤ、ロバくんはくさがだーいすき。 おなかいっぱい くさをたべて しあわせー!あんまり くさをたべすぎて、わわ、からだがみどりになっちゃった!しかたなく ほかのものも 食べてみることにしたけれどこんどは だいじょうぶ……!?すきなものをすきなだけ食べたい!ロバくんの欲求はとまりません。 かわいい絵と、テンポよいリズムの文章でおもしろく読めるユーモアたっぷりのナンセンス絵本です。楽しい食育にもおすすめです。(版元ドットコムより)
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Cuando las niñas vuelan alto /『たかくとびたて女の子』原作
¥2,300
はじめて読むなら 文と絵: Raquel Díaz Regueraラケル・ディアス・レゲーラ(スペイン) 出版社: Lumen, 2017 サイズ: 26.5x23cm、ハードカバー ページ数: 48ページ ISBN: 9788448849023 それぞれの夢をもった3人の女の子。ヤルキさんがくれた翼をもっています。ところが、そこに悪の軍団があらわれます。「ソレハムリ」「ガイケンビジン」……。自分でも知らないうちに、空なんて飛べないとあきらめてしまいます。けれど、ちいさなきっかけで、大切なことに気づくのです。女の子、男の子、どちらでもあって、どちらでもない子、だれでもみんな翼をひろげれば、空たかくまでとんでいけるのです。(版元ドットコムより)
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La noche de las estrellas/ 『星と月の生まれた夜』(河出書房新社)原作
¥1,400
はじめて読むなら 文: Douglas Gutiérrez ドオウグラス・グティエレス(ベネズエラ) 絵: María Fernanda Oliverマリア・フェルナンダ・オリベル(ベネズエラ) 出版社: Ekaré, 1987 シリーズ名:Ponte Poronte サイズ: 18.5x23cm ページ数: 24ページ、ハードカバー 対象年齢: 3歳から まだ夜が真っ暗で、星も月もなかったときのこと。真っ暗闇がいやでたまらなかった男が、昼の光はどこにいってしまうのかと夜にたずねました。そのこたえを聞いた男は、高い山にのぼり、夜の空に手をのばしました。 暗い夜の空に、明るい色あいの淡い水彩が美しい、ベネズエラのコンビが描くロングセラー絵本です。
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El cuento fantasma /『まぼろしのおはなし』(ワールドライブラリー)原作
¥2,000
はじめて読むなら 文: Jaime Gamboaハイメ・ガンボア(コスタリカ) 絵: Wen Hsu Chen ウェン・シュウ(コスタリカ) 出版社: Amanuense, 2013 サイズ: 25.5x23.5 cm, ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 記載なし ISBN: 9789929633315 ほかの本のようにみんなに読んでほしいなあと思いながら、だれも手にとってもらえず、図書館のかたすみにひっそりと隠れている本。ところが、ある日、一人の女の子が手にとり、指でなぞると、お話があふれだしました。 何も書いてないと思っていた真っ白なページからあふれだす色とりどりのお話を、ウェン・シュウが白い切り絵と美しい貼り絵で見事に表現しています。建物の切り絵の見事さは、建築を学んだ画家ならでは。 BIBブラティスラヴァ絵本原画展、出版社奨励賞受賞作。
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La bella Griselda/『うるわしのグリセルダひめ』(ard)原作
¥2,100
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2010 サイズ: 17x22 cm ページ数: 32ページ、ハードカバー 対象年齢: 記載なし グリセルダひめは美しく、どんな男たちも見ると「頭をなくして」(perder la cabeza)、つまりすっかり夢中になります。でも、この「頭をなくす」とは、たとえ話ではありません。ほんとうに男たちの首はぽろぽろと落ちてしまい、グリセルダひめは集めた首をコレクションしています。グリセルダは、ますます美しさにみがきをかけますが……。 青と山吹色の色づかいがなんともオシャレ。イソールの画面構成の大胆さ、のびやかな線、いささかブラックだけれども、人間の本質をついたユーモアが縦横に楽しめます。このおもしろさは、幼児よりもむしろ、物心ついた小学生、中学生、そして大人向けでしょうか。 1冊持っていてソンはない、とびきり美しい絵本。
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¡Vivan las uñas de colores!/『色とりどりのぼくのつめ』原作
¥2,900
はじめて読むなら 文: Alicia Acosta, Luis Amavisca アリシア・アコスタ、ルイス・アマビスカ(スペイン) 絵: Gusti (アルゼンチン) 出版社: Nubeocho, 2018 サイズ: 25x25 cm ページ数: 36ページ、ハードカバー 対象年齢: 4歳から ISBN: 9788417123581 フアンはつめにきれいな色をぬります。どうしてぬるのかって? 好きだからです。ところが、いろんな色のマニキュアをぬって学校にいくと、「女だ」「女だ」とからかわれて、悲しくなります。そこで、ぬっていきたいけれどがまんするようになりますが、誕生日がきて…… 多様性や個性を考えさせる絵本。テーマ性の高いお話ですが、のびのびと表情豊かなグスティの絵のおかげで、お説教くさくならず、物語をぞんぶんに楽しめます。グスティの、また新しい作風が見られます!
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Mallko y papá/『マルコとパパ』(偕成社)原作
¥2,600
だいぶなれたら 文と絵: Gusti グスティ(アルゼンチン) 出版社: Océano Travesía、2014 サイズ: 18.7x24.6cm、ハードカバー ページ数: 152ページ 対象年齢: 特になし ISBN: 9786077353959 アルゼンチン出身の人気絵本作家グスティは、次男がダウン症とわかったとき絶望のどんぞこに突き落とされます。「こんなの、ないだろう!」という気持ちをかかえながら、無数のスケッチをしていきます。マルコのようす、そして、だんだんと変わっていく作者自身を綴った感動的なノンフィクション絵本です。 極上のアートと大きなハートが合わさった、奇跡のような1冊です。 2015年IBBYバリアフリー図書推薦
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Los carpinchos/『カピバラがやってきた』原作
¥2,400
はじめて読むなら 文と絵: Alfredo Soderguit アルフレド・ソデルギット(ウルグアイ) 出版社: Ekaré, 2020 サイズ: 21.7x25cm ページ数: 48ページ、ハードカバー ISBN: 9788412060089 対象年齢: 3歳から 平穏な鶏小屋に、あるときカピバラがやってきます。猟が始まったので、猟場から逃げて、そこにたどりついたのです。ニワトリたちは、初めて見る動物に警戒します。でも、追い返したら、殺されてしまうらしいので、約束ごとをきめて、そばにおいてやることにするのですが……。 ニワトリとカピバラのほのぼのとした物語です。けれども、一歩踏み込むと、外部からきた脅威だったカピバラと、ニワトリがちょっとしたきっかけで親しみ、関係を変えていくようすは、難民の問題と重ね合わせることもできます。 2019年にボローニャイラストレーター展に選出されたソデルギットの味わいのある絵です。「エル・パイス紙」の2020年の児童書10冊に選定
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La mejor jugada de Madani/『あの子はぼくらのスーパースター』原作
¥2,400
少しなれたら 文: Fran Pintaderaフラン・ピンタデーラ(スペイン) 絵: Raquel Catalinaラケル・カタリーナ(スペイン) 出版社: Ediciones Ekaré, 2021 サイズ: 19x26.5cm、ハードカバー ページ数: 48ページ 対象年齢: 小学生から ISBN: 9788412267723 この町にやってきてから、マダニはたちまちサッカーのエースになりました。マダニの裸足の足がボールをとらえると、みんなが息をのみます。ボールを自由にあやつって、ゴールを決めます。そんなマダニが、このところずっと缶にお金をためています。いっぱいになったら、町に買い物にいくといいます。そして、大事な試合の前日、マダニは「今日は買い物に行くから練習にいけない」とみんなに宣言します。みんなは、とうとうマダニがサッカーシューズを買うんだと期待します。ところが帰ってきたマダニはまだ裸足でした……。 マダニや子どもたちが実に生き生きと描かれた、ストーリーもとてもすてき。ぜひ手にとってください。
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Mi Lazarilla, Mi Capitan『パパはたいちょうさん、わたしはガイドさん』原作
¥3,000
はじめて読むなら 文:Gonzalo Moureゴンサロ・モウレ(スペイン) 絵:Maria Gironマリア・ヒロン(スペイン) 出版社: Kalandraka, 2020 サイズ: 24.5x21.5cm ページ数: 40ページ、ハードカバー 対象年齢:5歳から ISBN: 9788413430317 片目にアイパッチを貼っためがねの女の子を学校に送っていく白杖を持ったお父さん。ふたりは、道々、音を聞きながら「パンダだよ」「こんどはジャガー!」と、車を動物にみたてて歩きます。「今日は海がしずかだね」音をきくとわかります。「おはよう、カルメン」お散歩の犬にも声をかけます。 目の不自由な女の子とお父さんが感じる世界を、いろどり豊かに描いています。 テーマと絵による表現とがぴったりあった、美しく感動的な作品です。2021年クアトロガトス賞、2022年IBBYオナーリスト賞受賞作。 内容の一部はこちら。 https://www.youtube.com/watch?v=S6RsN7LLyHo
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Onsen ¿Qué hacen los monos? /『おんせん ぽかぽか』原作
¥3,000
はじめて読むなら 文と絵: Pato Mena パト・メナ(チリ) 出版社: A buen paso, 2021 サイズ: 16x23cm, ハードカバー ページ数:56ページ 対象年齢: 記載なし ISBN: 9788417555542 雪山で温泉にぬくもりをもとめてくらす、さるの家族。ぱちっ とっとこ ぽかぽか。オノマトペとピクトグラム(絵文字)で描く、温泉好きな、さるの一日をのぞいてみよう!(版元ドットコムより) 日本語版は、オリジナルをもとに編集されたもののようで、オリジナル版には日本語版にはないページがあり、テキストの入れ方なども異なっている部分があります。
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La otra orilla / 『むこう岸には』(ほるぷ出版)原作
¥1,800
はじめて読むなら 文と絵: Marta Carrasco マルタ・カラスコ(チリ) 出版社: Ekare, 2007 シリーズ名: Ponte Poronte サイズ: 23.5x19cm, ハードカバー ページ数:28ページ 対象年齢: 記載なし ガブリエラの一家は川岸で暮らしています。むこう岸にも村が見えますが、大人たちは、あっちの人たちは自分たちとはちがっているから、むこう岸に行ってはいけないと言います。そんなある日、ガブリエラはむこう岸の男の子と知り合い、ないしょでむこう岸にわたります。自分たちとはようすのちがう人たちにかこまれて、最初はびくびくしますが、そのときやきたてのパンのにおいがします。うちで焼くパンとおんなじ……! ボール紙に力強い筆づかいで描かれた川の色がとても美しく、祈りのような思いが伝わってきます。カラスコは、2008年に没し、この絵本が遺作となりました。 2008年度IBBYオナーリスト賞。
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El libro negro de los colores/『くろはおうさま』原作
¥2,800
はじめて読むなら 作: Menena Cottín メネナ・コティン 絵:Rosana Faría ロサナ・ファリア 出版社: Libros de Zorro Rojo サイズ: 28.5x17.5cm, ハードカバー ページ数: 28ページ 対象年齢: 年齢表示なし トマスがいうにはね、黄色はマスタードの味がするけど、はねみたいにふわふわなんだって。赤はイチゴみたいにすっぱくって、スイカみたいにあまいけど、ひざこぞうのすりきずにのぞいてる赤はいたいんだって…。 赤、青、黄色、みどり・・・そして黒。テクストが語る内容が、真っ黒い画面に透明の樹脂インクで描かれている、目の不自由な子どもたちもいっしょに楽しめる美しい絵本です。 2007年ボローニャ・ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)ニューヨークタイムズ 2008年度優良絵本選定IBBYバリアフリー絵本展展示図書
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La caimana/『カイマンのクロ』原作
¥3,200
少しなれたら 文: María Eugenia Manriqueアリア・エウヘニア・マンリケ(ベネズエラ) 絵: Ramón Parísラモン・パリス(ベネズエラ) 出版社: Ekaré, 2019 サイズ: 30.5x18cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 記載なし ISBN:9788494885983 ベネズエラのサン・フェルナンド・デ・アプレで本当にあったお話です。靴屋のフォオロさんは、川で拾った生まれたばかりのワニを育て始めます。初めはてのひらにのるくらいだったのが、だんだんと大きくなり、3メートルにもなります。でも、ワニはおとなしく、いつもファオロさんの友だちです。やがてファオロさんは好きな人ができます。そこで、ワニに相談し、その娘さんと結婚し、歌のあふれた家庭をつくりますが…… ワニと時計やのファオロさん、奥さんの長い友情の物語。横長の画面を生かして描かれたワニの質感がすばらしく、思わず見入ってしまいます。
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Migrantes 移動するものたち
¥2,500
文字なし絵本 絵: Issa Watanabeイッサ・ワタナベ(ペルー) 出版社: Libros del zorro rojo, 2019 サイズ: 23x23 cm、ハードカバー ページ数: 32ページ ISBN: 9788494990151 夜の森をあとにした動物たちの旅を、力強い筆致で描いた文字なし絵本。知らない土地に向かう旅は、先が見えず、不安に満ち、時に死が待ちうけているが、みな希望をいだいて進んでいきます。 世界中の難民の状況を動物にたとえて描いています。2019年ボローニャイラストレーター展入選作
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Como puede ser la democracia /『民主主義は誰のもの?』(あかね書房)原作
¥2,400
少しなれたら 文: Equipo Plantel エキポ・プランテル 絵: Marta Pina マルタ・ピナ(スペイン) シリーズ名:Libros para mañana 1 出版社: Media vaca, 2015(文は1977) サイズ: 19x22cm, ハードカバー ページ数: 46ページ 対象年齢: 表示なし ISBN: 9788494362507 スペインで独裁が終わった直後の1977~78年に、バルセロナのLa Gaya Ciencia という出版社から刊行されたシリーズ「明日のための本」を、文章はほぼそのまま(カンマの位置などいじったけれども、ほぼいじっていない、とのこと)、イラストだけ刷新して復刊した意欲的なシリーズ。 巻ごとに、別の若いイラストレーターが各自の画風と解釈で描きおこしたイラストも見物です。1. Como puede ser la democracia (民主主義は誰のもの?)2. Asi es la dictadura (独裁政治とは?)3. Hay clases sociales (社会格差はどこから?)4. Las mujeres y los hombres. (女と男のちがいって?)1巻目のテーマは「民主主義」。「民主主義とは、みんなが何でもして遊べる休み時間のようなものです」という文章で始まります。そのココロは?子どもたちにも明快な言葉で、民主主義の本質が語られます。巻末には、まず「民主主義についての質問」として、5つの質問があり、子どもの読者にこたえを出版社に送るよう、誘いかけています。この質問も、当時のままとのこと。そして最後に、「民主主義 今とむかし」として、40年近くの間のこのテーマの変遷を解説しています。内容が古びていないこと、40年前にこのような本がでていたことは、ほんとうにびっくりです。4巻セットでぜひ。
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Así es la dictadura / 『独裁政治とは?』(あかね書房)原作
¥2,400
少しなれたら 文: Equipo Plantel エキポ・プランテル(スペイン) 絵: Mikel Casal ミケル・カサル(スペイン) シリーズ名:Libros para mañana 1 出版社: Media Vaca, 2015 (文は1977) サイズ: 19x22cm, ハードカバー ページ数: 46ページ 対象年齢: 表示なし ISBN: 9788494362514 スペインで独裁が終わった直後の1977~78年に、バルセロナのLa Gaya Ciencia という出版社から刊行されたシリーズ「明日のための本」を、文章はほぼそのまま(カンマの位置などいじったけれども、ほぼいじっていない、とのこと)、イラストだけ刷新して復刊した意欲的なシリーズ。 巻ごとに、別の若いイラストレーターが各自の画風と解釈で描きおこしたイラストも見物です。1. Como puede ser la democracia (民主主義は誰のもの?)2. Asi es la dictadura (独裁政治とは?)3. Hay clases sociales (社会格差はどこから?)4. Las mujeres y los hombres. (女と男のちがいって?)2巻目のテーマは「独裁」。「独裁者は、ディクテーションのようなものです」という文章で始まります。そのココロは?子どもたちにも明快な言葉で、独裁の本質が語られます。 巻末には、「独裁についての質問」として、5つの質問があり、子どもの読者にこたえを出版社に送るよう、誘いかけています。この質問も、当時のままとのこと。 そして最後に、「独裁 今とむかし」として、40年近くの間のこのテーマの変遷を解説しています。内容が古びていないこと、40年前にこのような本がでていたことは、ほんとうにびっくりです。4巻セットでぜひ。
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Hay clases sociales /『社会格差はどこから?』(あかね書房)原作
¥2,400
少しなれたら 文: Equipo Plantel エキポ・プランテル 絵: Joan Negrescolor ホアン・ネグレスコロール(スペイン) シリーズ名:Libros para manana 3 出版社: Media Vaca, 2015 (文は1978) サイズ: 19x22cm, ハードカバー ページ数: 46ページ 対象年齢: 表示なし ISBN: 9788494362521 スペインで独裁が終わった直後の1977~78年に、バルセロナのLa Gaya Ciencia という出版社から刊行されたシリーズ「明日のための本」を、文章はほぼそのまま(カンマの位置などいじったけれども、ほぼいじっていない、とのこと)、イラストだけ刷新して復刊した意欲的なシリーズ。 巻ごとに、別の若いイラストレーターが各自の画風と解釈で描きおこしたイラストも見物です。1. Como puede ser la democracia (民主主義は誰のもの?)2. Asi es la dictadura (独裁政治とは?)3. Hay clases sociales (社会格差はどこから?)4. Las mujeres y los hombres. (女と男のちがいって?)3巻目のテーマは「社会階級」。「すべての人は平等です。けれども、人を平等ではなくするものがあります。」という文章で始まります。子どもたちにも明快な言葉で、貧富の差、階級間の格差などの本質が語られます。巻末には、まず「社会階級についての質問」として、5つの質問があり、子どもの読者にこたえを出版社に送るよう、誘いかけています。この質問も、当時のままとのこと。そして最後に、「社会階級 今とむかし」として、40年近くの間のこのテーマの変遷を解説しています。内容が古びていないこと、40年前にこのような本がでていたことは、ほんとうにびっくりです。4巻セットでぜひ。 2016年ボローニャ国際ブックフェア ラガッツィ賞 ノンフィクション部門大賞受賞