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La familia Numerozzi ヌメロッツィさんは子だくさん
¥2,100
はじめて読むなら 文と絵:Fernando Krahn フェルナンド・クラーン(チリ) 出版社:Ekaré, 2023(1977) サイズ:23x18.5cm、ハードカバー ページ数:28ページ ISBN: 9788412267778 以前扱っていた絵本の新装版がハードカバーで出ましたので、再度取り寄せました! ヌメロッツィさんの家は子だくさん。8人も子どもがいるので、朝起きるのも、きがえをするのも、ごはんを食べるのも大さわぎ。ある日、お父さんが子どもたちを車で送っていこうとすると、車が動きません。発明家のお母さんが、なんと車のバッテリーを使って新しい乗り物をこしらえていたのです……。 楽しそうなヌメロッツィ一家の表情に、読むほうまでうきうきしてきます。風刺画家として長く新聞でも活躍していたフェルンナンド・クラーンのユーモアを存分に楽しんでください。 クラーンのBernardo y Canelo もおすすめです。 中身の一部はこちらでどうぞ https://drive.google.com/file/d/1g45ziLCH8ZOMsq_ab2VkhV5f8rY8sADp/view
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El Menino 『ちっちゃいさん』原作
¥2,500
少しなれたら 文と絵:Isol イソール(アルゼンチン) 出版社:Oceano Travesia、2015 サイズ:18.7x24.6cm、ハードカバー ページ数:62ページ 対象年齢: 特になし ISBN: 9786077355113 あるとき、どこからかやってきたEl Menino。 遠いところからやってきたから、最初は寝てばかりです。大音量のサイレンを持っていて、ときどき鳴らします。何をしてほしい合図なのか、だんだんとパパとママはわかるようになります・・・ 『かぞくのヒミツ』のイソールの大好きな作品。赤ちゃんらしさのつまったシンプルな線は、イソールならでは。イソールの人間観察の鋭さ、あたたかさ、それにユーモアが読者の心をゆったりとほぐしてくれます。 赤ちゃんのしくみを説明する科学絵本でもあると同時に、赤ちゃんと大人の出会いの奇跡の絵本です。 しばらく手に入らなかったのですが、増刷されて買えるようになったので、喜び勇んでとりよせました。どうぞご利用ください。 中身の一部はこちらからどうぞ https://issuu.com/editorialocanodemxicosadecv/docs/13078c
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Abecedario a mano 手づくりのABC
¥2,300
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Economica, 2015 サイズ: 21x21 cm、ハードカバー ページ数: 52ページ 対象年齢: 幼児から イソールらしい自由であたたかく、時にリリカルで、時にいたずらっぽいイラストレーションで展開する、気まぐれアルファベット絵本。 そえられた文がまたウィットに富んでいます。 読んだあとで、手元の紙でコラージュをして、自分のアルファベット絵本をつくっても楽しそう。
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La vuelta al mundo 世界をいっしゅう
¥2,400
はじめて読むなら 文:Javier Villafañe ハビエル・ビジャファネ(アルゼンチン) 絵:Juan Ramón Alonsoフアン・ラモン・アロンソ(スペイン) 出版社:Kalandraka、2023 サイズ:19.5x29cm、ハードカバー ページ数:40ページ ISB N: 978-84-1343-266-3 サンティアゴは三輪車にのって、家を出ます。 「どこにいくの?」 「世界をいっしゅうするんだ」 ほんとうに、サンティアゴは、世界いっしゅうをできるのでしょうか。 1990年代に別の出版社で出ていた絵本が、大判になって復刊されたものです。 中身の一部 https://issuu.com/kalandraka.com/docs/la-vuelta-al-mundo-c
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Adela y los calcetines desaparecidos 『わたしのくつしたはどこ?』原作
¥3,600
少しなれたら タイトル:Adela y los calcetines desaparecidos 『わたしのくつしたはどこ? ゆめみるアデラと目のおはなし』(岩崎書店)原作 文:Florencia Herrera フロレンシア・エレラ(チリ) 絵:Bernardita Ojeda ベルナルディータ・オヘダ(チリ) 出版社:Amanuta, 2018 サイズ:20x25cm, 64ページ ISNB: 9789563640571 犬のアデラのまわりでは、ちかごろおかしなことばかりが起こります。 あったはずの靴下がなくなってしまったり、働いている研究室が思ったところになかったり、いないと思った友だちが突然現れたり・・・。 そして、アデラは気づきます。すべては自分の目のせいだと・・・。 視界がだんさんと狭くなっていくようすを、間にはさまった藍色の紙の穴で表している、ユニークなつくりの本です。 IBBYチリ支部主催2019年ハチドリメダル(児童文学の部)受賞 IBBYバリアフリー児童図書2023 選定図書
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La mosca 『ハエくん』(フレーベル館)原作
¥2,700
はじめて読むなら タイトル:La mosca 『ハエくん』(フレーベル館、絶版)原作 文と絵:Gusti グスティ 出版社:Calibroscopio, 2020 サイズ:20x27cm, ハードカバー ページ数:40ページ ISNB: 9789873967320 あるすてきな朝、水遊びに行こうと、赤いカバンを持ってはりきってでかけるハエくん。 タオルを広げて、ねころんで、ごきげんにすごしていると、あたりが暗くなって・・・ bañarse, baño というスペイン語の単語が、ユーモアのポイントになっています。 グスティは、さまざまな画材を使ってきた画家ですが、この絵本が出た当時はコラージュをよく用いていました。この主人公のハエくんのキュートさは注目です。 2005年にメキシコで出たあと、スペインでも出たのですが、絶版になってしまった絵本。 そのあと小型のソフトカバー版がメキシコで出ていたのを、ミランフ洋書店でもしばらく扱っていたのですが、アルゼンチンでオリジナルの絵本と同じ大きさのハードカバーで刊行されたものを今回入手できました。
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El salto とびこみ
¥1,400
はじめて読むなら 作・絵:Joaquín Camp ホアキン・カンプ (アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2022 サイズ:17x22cm, ソフトカバー ページ数:40ページ ISBN:9786071675156 ようし! いきごんで飛び込み台にのぼるのに、はしまでいくと足がとまってしまいます。 飛び込み台のはしから見おろすと、何もかもがちがって見えます。 いろんな想像が頭をめぐります。 かっこよくとんで、みんなが感心するところも想像します。 でも、それにはとびこまないと! さて、ボクは、とびこめたのでしょうか・・・? マーカーを用いて描かれたボクも、こまこまとしたプールサイドの人たちも、とぼけた味わいがあります。
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El primer barco 最初の船
¥4,200
はじめて読むなら 文:Jose Saramago ジョゼ・サラマーゴ(メキシコ) 翻訳:Pilar del Río ピラール・デル・リオ 絵:Amanda Mijangos アマンダ・ミハンゴス(メキシコ) 出版社:Lumen, 2023 サイズ:21.5x28.5cm、ハードカバー ページ数:32ページ ISNB:9788448864026 船をつくるために、ずっと海を見続ける男。 そして、その海とともに生きる人びと。 海と人のいとなみをめぐるサラマーゴの文章のイメージを、メキシコ注目の若手イラストレーター、ミハンゴスの絵が広げます。 もともとポルトガル語の作品ですが、2024年ボローニャイラストレーター展の入選作でもあるので、取り扱うことにしました。どうぞお楽しみください。
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Encuentro al atardecer 夕ぐれどきのであい
¥2,800
はじめて読むなら 文:Sergio Andricaín セルヒオ・アンドリカイン(キューバーUSA) 絵:Roger Ycaza ロヘル・イカサ(エクアドル) 出版社: Oceano Travesía, 2023 サイズ: 24.6x17.4cm、ハードカバー ページ数: 42ページ ISBN:9786075577487 ある夕方、マヌエルが一人で部屋で遊んでいると、鏡からもやが出てきて、形をとりはじめました。 「こんちは」そいつが言ったので、「こんちは」とあいさつを返しました。 「きみはだれ?」たずねると、「ユウレイさ」とこたえたのです。 こうして、遊びがはじまります。 マヌエルとユウレイは、友だちになれるのでしょうか・・・? 黄色をバックに、文字とマヌエルは黒、ユウレイは白で描かれた、スタイリッシュな絵本です。 ひとりぼっちの夕方に、こわいような、人恋しいような気持ちになるのは万国共通なのですね。静かに心にしみます。 イカサは、エクアドル出身で、メキシコやウルグアイなど、ラテンアメリカ各国の出版社で絵本を手掛けている注目の若手です。 セルヒオ・アンドリカインは、マイアミのクアトロガトス財団の共同創設者の作家です。
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Epserando el amanecer 『夜明けをまつどうぶつたち』原作
¥3,400
はじめて読むなら 『夜明けをまつどうぶつたち』(あみのまきこ訳、NHK出版、2024)原作 文と絵:Fabiola Anchorena ファビオラ・アンチョレナ(ペルー) 出版社:Kalandraka, 2022 サイズ:29x21.5cm, ハードカバー ページ数:34ページ ISBN: 9788413431789 森林火災とその再生を描いた、2022年スペイン「ベスト児童書賞」受賞作品 世界最大の熱帯雨林をもち、「地球の肺」と呼ばれるアマゾンで、2019年に大規模な森林火災が発生。広大な森が焼失し、多くの生きものが命を落としたことに心を痛めた作者が、動物の視点で描いた「ナラティブ・ノンフィクション絵本(事実に基づいた語り形式の作品)」。スペインの文化・スポーツ庁が主催する権威ある「コンポステーラ賞」を受賞、その年のベスト児童書として高く評価され、現在、国内の諸言語を含めて9言語に翻訳されている。巻末には、著者が絵本を創作するにいたった経緯に触れつつ、世界各国で発生、頻度を増している森林火災について実情を伝え、森林保護に取り組む人々に敬意が表される。動物たちの祈りにあふれた一冊。 ■あらすじ: 長いあいだ雨が降らないジャングルに火災が発生し、煙によって太陽の姿が動物たちから見えない。動物たちは太陽が一向に昇ってこないことを不思議に思い、太陽を探しながら森のなかを歩き続ける。やがて激しい熱さを感じ、太陽が戻ってきたと思いきや、それは彼らが「待ち望んでいた夜明け」ではなかった。動物たちは必死で逃げ惑うが、火は燃え広がり、あたりは無情にも焼き尽くされていく。その後、ぽつりぽつりと雨が降り、森には静けさが訪れる。そして、新たな姿に生まれかわった森が現れる。動物たちは祈る──。「黄色い太陽がもう二度と姿をけしませんように。赤いインコも、青いチョウも、この緑の森も、どうかなくなることがありませんように。いつまでもずっと」 ( NHK出版HPより)
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Tener un patito es útil アヒルがいるとべんり
¥3,000
はじめて読むなら 文と絵:Isol イソール(アルゼンチン) 出版社:Fondo de Cultura Económica、2007 サイズ:15x16cm、じゃばら式ボードブック ページ数:34ページ ISNB: 9789681672850 男の子とアヒルの出会いを、一方は男の子の目線から、もう一方はアヒルの目線から描いた、じゃばら型のボードブック。黄色と水色のかわいい色づかいです。じゃばら形の変わった形式は、イソール自身の発案だそう。内容がわからなくても、つい手にとりたくなります。 シンプルな文章なので、スペイン語をはじめて間もない方でも辞書ひきひき読み進められます。 2013年リンドグレーン賞受賞作家、イソール独特のユーモア感覚、色彩感覚をお楽しみください。 再入荷未定。「この本、ほしかった!」という方は、すかさずどうぞ。
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Cuento del sinsonte olvidadizo わすれんぼうのマネシツグミのおはなし
¥1,900
はじめて読むなら 文:Antonio Orlando Rodríguez アントニオ・オルランド・ロドリゲス(キューバ) 絵:Israel Barrón イスラエル・バロン(メキシコ) 出版社:El naranjo、2021 サイズ:17x23cm、ソフトカバー ページ数:40ページ ISNB: 9786078442973 マネシツグミは、ほかの動物や、機械の音までまねをしてしまうことで知られている、歌のとくいな鳥です。ところが、このお話のマネシツグミは、自分の歌を忘れてしまって、さがしてあるきます。歌は見つかるでしょうか。 イスラエル・バロンの色鮮やかで、空想的な背景と、どこかひょうきんなマネシツグミが物語の楽しさをもりあげています。 創立20周年を迎えたメキシコの出版社El naranjoは、ていねいな編集で定評があります。
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Comadrita la rana カエルおじょうさん
¥3,300
はじめて読むなら 文:Pilar Posadaピラール・ポサダ(コロンビア) 絵:Pauala Ortiz パウラ・オルティス(コロンビア) 出版社:Cataplum libros, 2018 サイズ:22x22cm、ハードカバー ページ数:36ページ ISNB: 9786289511116 カエルのおじょうさんが、太ったガマとけっこんすることになりました。森の仲間はみんなで祝いに行きます。あらあらたいへん、カエルのおじょうさんがころんでしまいました。でも、だいじょうぶ。ちゃんとけっこんしきをあげられましたよ。 わらべうたComadrita la rana を、ポサダが絵本のためにアレンジし、心地よいリズムの文章にしました。ふんわりとした絵がよくマッチしています。 ピンク色で描かれたカエルのおじょうさんが愛らしく、店主のツボです。
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Secreto de familia 『かぞくのヒミツ』原作
¥1,800
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2003 サイズ: 17x22 cm、ソフトカバー ページ数: 48ページ 対象年齢: 幼児から どこのうちにも、よそでは言えないヒミツがあるもの。この絵本の主人公の女の子のヒミツは、ママがほんとうはヤマアラシだということ。わたしもヤマアラシになるのかな。みんなにバレたらどうしよう。しんぱいでたまらないわたしは、おともだちのエリサちゃんのおうちにお泊まりに行きますが……。 「こんなことするの、うちだけ?」小さいころ、そんなふうに自分の家族がよそと違うのが心配だったことはありませんか? そんな子ども心を描いたお話です。 作者のイソールがこの絵本を読んでから、子どもたちと自分の家族を描くお絵かき遊びをすると、「うちのお母さんってね…」「お父さんってね・・・」と、子どもたちがおしゃべりしながら、いろんな家族を描いてくれるそう。 甘くはないけれど、子どもの目線が貫かれたイソールの世界。好みが分かれそうですが、好きな人はハマります。ともかく一度、ご賞味あれ! しばらく入手できなかった本、メキシコからひさびさで入荷です。
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Hamamelis, Miosotis y el Señor Sorpresaハマメリスとミオソティスとびっくりさん
¥2,000
はじめて読むなら 文と絵: Ivar Da Collイバル・ダ・コル(コロンビア) 出版社: Ekaré, 2015 サイズ: 23.5x19cm、ハードカバー ページ数: 24ページ ISBN: 9788494208102 ハマメリスとミオソティスは大のなかよし。おたがいの家を行き来して、いっしょにおやつを食べたりおしゃべりをしたりします。ところが、ある日ハマメリスがたずねていくと、ミオソティスは元気がありません。お気に入りのスリッパに穴があいてしまったのです。翌日、ミオソティスがハマメリスをたずねていくと、今度はハマメリスは元気がありません。お気に入りのマグカップのもち手がかけてしまったのです・・・。友だちを元気づけようと、ふたりがしたことは?! 2022年の国際アンデルセン賞にベネズエラとコロンビアから共同で推薦されたイバル・ダ・コルの心あたたまる絵本です。 明るくあたたかな色使いで、細部も楽しく、何度でも見たくなる絵です。文からも絵からもユーモアがにじみだしています。気に入った方は、Chigüiro のシリーズも合わせてどうぞ!
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Los animales eléctricos /『でんきどうぶつ』スペイン語ー日本語バイリンガル絵本
¥2,200
はじめて読むなら 絵: Toyohiko Kokumai コクマイ トヨヒコ 文: María José Ferrada マリア・ホセ・フェラーダ(チリ) 出版社: A buen paso, 2019 サイズ: 20.5x28.5 cmペ ージ数: 32ページ、ソフトカバー 対象年齢: 記載なし(幼児から) ISBN: 9788417555115 ライオンは雷のようにほえ、キリンは灯台のいとこ。スーパーの掃除用具売り場生まれのライオンがいる。ふとんに入って、目をとじた時間に、空想の動物たちのジャングルが広がります。 ボローニャ児童図書展のイラストレーター展に入選した、新聞をコラージュした原画に編集者が恋をして生まれたオリジナル絵本です。モノクロの絵に、色を組み合わせたスタイリッシュなデザインもお楽しみください。 チリの作家が文章をつけ、日本語訳は宇野和美。
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Un buen día すてきな日
¥3,400
はじめて読むなら 文: Angelina Delgado y Aurora Delgadoアンヘリナ・デルガド/アウロラ・デルガド(共にスペイン) 絵: Daniela Martagonダニエラ・マルタゴン(メキシコ) 出版社: A buen paso, 2022 サイズ: 26.5x21cm ページ数: 40ページ 対象年齢: 幼児から ISBN: 9788417555702 ゴミ捨て場には、いつも何かいいものがあるんだ。いいものがないかと遊びはじめたバレンティナは、犬に出会い、さらに大きな鳥に出会って、思いがけないぼうけんに……。 心あたたまるラストが待ちうけています。メキシコ注目の若手イラストレーターのおおらかで元気いっぱいの絵が魅力。ブックフェアで見て、ひとめぼれした絵本です。
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Flores salvajes 野生の花
¥3,400
はじめて読むなら 文と絵:Liniersリニエルス(アルゼンチン) 出版社: Impedimenta, 2021 サイズ: 19x28cm ページ数: 40ページ、ハードカバー ISBN: 9788417553951 無人島に飛行機が墜落して、女の子3人は探検をはじめます。話をする花、「Sola la realidad puede matar un dragón」という謎の看板、小屋の中のゴリラ、そしてドラゴン! 子どもだけがたどりつける世界を、リニエルスがグラフィックノベルの形で描きます。リニエルスがまたひとつ、すばらしい物語を作り出しました。
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Rompecabezas パズル
¥2,600
はじめて読むなら 作: Diego Biankiディエゴ・ビアンキ(アルゼンチン) 出版社: Kalandraka, 2016 サイズ: 24x30.5cm、ハードカバー ページ数: 56ページ ISBN: 9788484649816 ぼくらは違うようだけど同じ。同じようだけど違う。ぼくらは何か大きなものの一部……すべての絵が、色を塗った空き箱を組み合わせてできています。アイデアいっぱいで、見ているだけでわくわく。 巻末に、空き箱パズルの作り方の説明つき。工作が好きな人は、おためしあれ。 オリジナルは、アルゼンチンの出版社Pequeño Editor刊。こちらは、まったく同じつくりのスペイン版です。 2015年ボローニャ児童図書展ラガッツィ賞優秀賞受賞。IBBYバリアフリー児童図書選出。
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La noche de las estrellas/ 『星と月の生まれた夜』(河出書房新社)原作
¥1,400
はじめて読むなら 文: Douglas Gutiérrez ドオウグラス・グティエレス(ベネズエラ) 絵: María Fernanda Oliverマリア・フェルナンダ・オリベル(ベネズエラ) 出版社: Ekaré, 1987 シリーズ名:Ponte Poronte サイズ: 18.5x23cm ページ数: 24ページ、ハードカバー 対象年齢: 3歳から まだ夜が真っ暗で、星も月もなかったときのこと。真っ暗闇がいやでたまらなかった男が、昼の光はどこにいってしまうのかと夜にたずねました。そのこたえを聞いた男は、高い山にのぼり、夜の空に手をのばしました。 暗い夜の空に、明るい色あいの淡い水彩が美しい、ベネズエラのコンビが描くロングセラー絵本です。
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Petit, el monstruo ペティトはモンスター
¥2,600
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール (アルゼンチン) 出版社: Takatuka, 2022(2006) サイズ: 20x20 cm ページ数: 36ページ, ハードカバー 対象年齢: 幼児から ISBN: 978418821271 ペティトを知ってる? ペティトはいい子、犬とあそんでやるよ。ペティトはわるい子、女の子のかみのけをひっぱるよ。おじいちゃんにはいい子だけど、ハトにはいじわる。ペティトは、いい子なの? わるい子なの? いい子だけど、わるい子。だれでも経験のある心の中の迷いや葛藤を、イソールならではのウィットとひねりで、あらわした絵本です。わかってるんだけどさ、という子どもも、ふりまわされる大人も楽しめます。 スペインで版元をかえて復刊した新しい版です。
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Los carpinchos/『カピバラがやってきた』原作
¥2,400
はじめて読むなら 文と絵: Alfredo Soderguit アルフレド・ソデルギット(ウルグアイ) 出版社: Ekaré, 2020 サイズ: 21.7x25cm ページ数: 48ページ、ハードカバー ISBN: 9788412060089 対象年齢: 3歳から 平穏な鶏小屋に、あるときカピバラがやってきます。猟が始まったので、猟場から逃げて、そこにたどりついたのです。ニワトリたちは、初めて見る動物に警戒します。でも、追い返したら、殺されてしまうらしいので、約束ごとをきめて、そばにおいてやることにするのですが……。 ニワトリとカピバラのほのぼのとした物語です。けれども、一歩踏み込むと、外部からきた脅威だったカピバラと、ニワトリがちょっとしたきっかけで親しみ、関係を変えていくようすは、難民の問題と重ね合わせることもできます。 2019年にボローニャイラストレーター展に選出されたソデルギットの味わいのある絵です。「エル・パイス紙」の2020年の児童書10冊に選定
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Tarde de invierno/『ふゆのゆうがた』原作
¥2,600
はじめて読むなら 文: Jorge Lujanホルヘ・ルハン(アルゼンチン-メキシコ) 絵: Mandana Sadat マンダナ・サダト(イラン) 出版社: Kokinos, 2005 サイズ: 17.5x29.5cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢:幼児から ISBN: 97884966629370 ある冬の日の夕方。お留守番をしている女の子は、くもった窓にお月様の絵を描いていました。するとそのお月様の絵の中に、お母さんの姿が小さく見えて……! 詩と絵がとけあう絵本。(版元HPより) 日本版は絶版になってしまいましたが、ほんとうにすてきな絵本です。スペイン語版で手にとってもらえたらと思って、改めてとりよせました。どうぞご利用ください。
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La otra orilla / 『むこう岸には』(ほるぷ出版)原作
¥2,200
はじめて読むなら 文と絵: Marta Carrasco マルタ・カラスコ(チリ) 出版社: Ekare, 2007 シリーズ名: Ponte Poronte サイズ: 23.5x19cm, ハードカバー ページ数:28ページ 対象年齢: 記載なし ガブリエラの一家は川岸で暮らしています。むこう岸にも村が見えますが、大人たちは、あっちの人たちは自分たちとはちがっているから、むこう岸に行ってはいけないと言います。そんなある日、ガブリエラはむこう岸の男の子と知り合い、ないしょでむこう岸にわたります。自分たちとはようすのちがう人たちにかこまれて、最初はびくびくしますが、そのときやきたてのパンのにおいがします。うちで焼くパンとおんなじ……! ボール紙に力強い筆づかいで描かれた川の色がとても美しく、祈りのような思いが伝わってきます。カラスコは、2008年に没し、この絵本が遺作となりました。 2008年度IBBYオナーリスト賞。