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La espera 『さがしています』スペイン語版
¥3,500
かなりなれたら 文:Arthur Binard アーサー・ビナード 写真:Tddashi Okakura 岡倉禎志 翻訳:Kazumi Uno 宇野和美 出版社:Kalandraka, 2025 サイズ:20x27cm、ハードカバー ページ数:36ページ ISNB: 9788413433714 「おはよう」「がんばれ」「いただきます」「いってきます」「ただいま」「あそぼ」そのことばをかわすことができる、みんなの生活は、どこへいったのか? 1945年8月6日の朝、ウランの核分裂が広島で引き起こしたことは、どこまで広がるのか? ピカドンを体験したカタリベたちは、さがしています─たいせつな人びとを、未来につづく道を。 ヒロシマから今をみつめる写真絵本。(童心社HPより) オリジナル版は2012年刊行です。10年以上の時を経て、翻訳版が刊行になりました。
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日ざかり村に戦争がくる
¥924
30%OFF
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最後の1冊です。 タイトル:日ざかり村に戦争がくる 原題:Los años difíciles 文:フアン・ファリアス 絵:堀越千秋 訳:宇野和美 出版社:福音館書店、2013 サイズ:16x21cm、ハードカバー ページ数:88ページ 対象:小学校高学年から ISBN: 9784834027648 ちっぽけで何もない村に、ある日戦争がやってきた。 しずかに、ゆっくりと、なにくわぬ顔をして 1930年代、内戦下のスペインを描いた、20世紀スペイン児童文学を代表する作品のひとつです。 行間を読むような、独特の文体で、内戦の、戦争のおそろしさを浮かび上がらせています。 すでに絶版になってしまっている本ですが、出版していただけたおかげで、日本の読者に届けることができて感謝しています。手元にあるだけ放出します。 よろしければ手にとってみてください。 堀越千秋さんに挿絵がみごとです。 日ざかり村はあまりにもちっぽけで、あまりにもへんぴなところにあったので、戦争をしかけた将軍の目のとまらなかった。 けれども、戦争はあった。 戦闘は、よその村であった。山のむこうの、だれも知らない、はるか遠い町で。 それでも、だんだんとパンがかたくなり、なかなかとどかなくなった。 おとなたちは神経をとがらせながら、もくもくと働いた。だれもが息をひそめ、日曜日の鐘さえも鳴らなくなった。 (pp.21-22)