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Buscando a Ahmed アーメッドをさがして
¥3,000
少しなれたら 文:Jesús Ballaz ヘスス・バリャス(スペイン) 絵:Ed Oner エド・オネール(モロッコ) 出版社:Ekaré, 2024 サイズ:24x22cm、ハードカバー ページ数:40ページ ISBN:9788412895001 少年はトラックの荷台に乗ってバルセロナにやってきました。兄さんのアーメッドがこの町にいると信じて。 けれども、兄さんは見つかりません。そんなある日、塀に描かれた絵が目にとまります。遠くに建つお城のシルエット。故郷の風景を思わせる景色に心をひかれます。 知らない町を歩いても、歩いても見つからない日々。 少しずつ大きくなっていくその塀の絵を支えに、少年は兄さんを探しつづけ・・・ バルセロナの町には、アフリカやラテンアメリカ、中東、アジアなどから、多くの人びとがやってきます。仕事を求めて、自由を求めて、少しでも希望のある未来を求めて。 そんな人びとの現実を少し見せてくれる作品です。 コマ割してコミックのように構成された劇画調の絵が効果的です。 中身の一部はこちらからどうぞ https://drive.google.com/file/d/1HTNOLGjprgQgS-gTO6Zk43-IIESdoUkF/view
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Un viaje en lápiz えんぴつで旅する
¥4,500
自信がついたら 著:Gusti グスティ(アルゼンチンースペイン) 出版社:Oceano, 2023 サイズ:21x24cm, ソフトカバー ページ数:216ページ 対象:一般 ISNB:9786075574936 「心から描くとき、絵がどれほどの力を持つかをボクは知るようになった。絵を描くことで、ボクは人とだけでなく、色やスペースや宇宙と関係を持っていく……」と、語るグスティの、2000年から2018年までのスケッチブックからつくられた画集です。 ラテンアメリカへの旅行のスケッチ、小さなコママンガ、エクアドルのジャングルの子どもたち、カフェで出会った見知らぬ人、両親のこと、そして、もちろん息子のマルコや家族のこと。 あふれだすイマジネーション、確かな画力、自然も人も包み込む大きなハート。 これを見たら、絵描きグスティを愛さずにいられないでしょう。 2023年11月に、グアダラハラブックフェアでこの本のプレゼンに参加したとき、一人の参加者が「『マルコとパパ』を読んだとき、これはグスティの最高傑作だと思ったけれど、そうじゃなかった。グスティは、もっとすごい本をつくった」と言ったのが印象的でした。 値段が高いのでビビっていましたが、2024年のボローニャ展「夏のアトリエ」講師としての来日が決まったので、グスティの真髄を知ってもらいたくて、思い切ってとりよせました。 どうぞ手にとってみてください。
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El abismo del olvido 忘却の深淵
¥4,900
自信がついたら 原作: Paco Roca パコ・ロカ(スペイン)/ Rodrigo Terrasa ロドリゴ・テラサ(スペイン) 絵:Paco Roca パコ・ロカ(スペイン) 出版社: Astiberri, 2023 サイズ: 24x17cm ページ数: 296ページ、ハードカバー ISBN: 9788419670229 スペインでは、内戦(1036-1939)とその後のフランコ独裁のあいだに、多くの共和国支持者の市民が処刑され、集団墓地に埋められました。2007年からのサパテロ政権の時に、スペイン政府は発掘するための助成金を支給し、遺族の請求でいくつかの集団墓地が発掘されました。 「エルムンド」紙の記者ロドリゴ・テラサが取材してきた、バレンシアの集団墓地の発掘を依頼した女性と、処刑された父親、そして、当時墓掘り人についての、闇に葬り去られかけていた歴史を、テラサの数年にわたる説得によって、パコ・ロカが描きあげた圧巻のグラフィックノベルです。 パコ・ロカの画力、物語を語る力に改めて圧倒され、その人間的な視線に胸を打たれます。 abismoは「深淵」の意味のほかに、「うかがいしれない奥底」「地獄」の意味もある言葉で、深い意味がこめられていると思われます。 集団墓地の発掘については、ペドロ・アルモドバル監督の映画『パラレル・マザーズ』でも描かれていました。 パコ・ロカファンの方にも、スペインの歴史に興味のある方にも、強くおすすめします。
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¡Ugh! Un relato del pleistoceno ウー!更新世の物語
¥3,500
少しなれたら 絵:Rafael Yockteng ラファエル・ジョクテング(ペルーーコロンビア) 文:Jairo Buitrago ハイロ・ブイトラゴ(コロンビア) 出版社:Babel libros / Ekaré, 2022 サイズ:25.5x24.5cmc、ハードカバー ページ数:60ページ ISNB: 9788412504958 移動をして、狩りをしながら暮らしている部族のなかで、いつもみんなから遅れながらついていく女の子。遅れるけれども、みんなと違うものに気がつき、よく観察をしています。 冬が近づき、洞穴に入ったとき、みなが狩りに出ているあいだに、女の子は洞穴の壁に、これまでの自分たちの物語を絵に描き、そこから新しい時代がひらけていきます。 文章は、巻末の1ページだけ。グラファイトで描かれた絵だけで展開するサイレンドブックです。 コロンビアのバベル・リブロスとベネズエラのエカレの共同出版というのも注目。 ジョクテングの力強い絵をお楽しみください。 中身の一部はこちらをどうぞ。 https://issuu.com/ekare/docs/ugh-issuu 英語版Afterward, Everything was Different(Greystone books)は、Publishers WeeklyやKirkus Reviewsにもとりあげられています。 https://www.publishersweekly.com/978-1-77840-060-5 https://www.kirkusreviews.com/book-reviews/jairo-buitrago/afterward-everything-was-different/
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Regreso al Edén エデンに帰る
¥3,800
自信がついたら 作: Paco Roca パコ・ロカ (スペイン) 出版社: Astiberri, 2020 サイズ: 24x17cm、ハードカバー ページ数: 176ページ ISBN: 9788418215209 1946年にバレンシアの浜辺で撮られた1枚の家族写真。そこに写った5人、特に当時少女だったアントニアに焦点をあて、フランコ独裁下、人びとがどのように生きたか、スペインの歴史を追ったコミックです。 圧倒的なストーリーテリング、画力が光る、パコ・ロカの新しい傑作。『La casa』(家)とともにどうぞ。
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La casa /『家』(小学館集英社プロダクション)原作
¥3,600
自信がついたら 作: Paco Roca パコ・ロカ (スペイン) 出版社: Astiberri, 2015 サイズ: 25x18.5cm、ハードカバー ページ数: 128ページ ISBN: 9788416251001 ”父さん、なんで闘うのをやめてしまったんだい?” 亡くなった父親が大事に手入れをしてきた休暇用の家。兄妹たちは、家を売りに出すため、父亡き後に荒れ果ててしまった家を片付けに、それぞれの家族をともなってひさしぶりに集まった。働き者の父が丹精した家庭菜園、コツコツと作り上げてきた設備の一つ一つには、父が抱いた夢や憧れ、家族の思い出が詰まっていた……。父の遺した家の片づけを通して、兄弟たちはそれぞれの気持ちを抱えながら父の喪失に向き合っていく。過去と現在、生と死、家族の想いが重なり合う”家”の記憶の物語。〈老い〉を描いた『皺』で感動を呼んだスペインの漫画家パコ・ロカが父の死と、それに向き合う家族の姿を描いた最新作!(出版社HPより)
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El infinito en un junco 『パピルスのなかの永遠』グラフィックノベル版
¥3,500
だいぶなれたら 絵: Tyto Alba タイト・アルバ (スペイン) 文: Irene Vallejo イレネ・バジェホ(スペイン) 出版社: Debate, 2023 サイズ: 19x26cm、ハードカバー ページ数: 192ページ ISBN: 9788419399151 スペイン国民エッセイ賞に輝いたスペインのベストセラー『パピルスのなかの永遠』のグラフィックノベル版です。 粘土板やパピルスなど、言葉だけではわかりにくい物が、淡い水彩の柔らかな絵でていねいに描かれています。 文字はかなり小さめ。
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Escrito y dibujado por Enriqueta 『エンリケタ、えほんをつくる』(ほるぷ出版)原作
¥3,200
はじめて読むなら 文と絵: Liniersリニエルス(アルゼンチン) 出版社: Anagrama, 2018 サイズ: 16x23.5cm、ハードカバー ページ数: 72ページ、 対象年齢: 記載なし ISBN:9788433901422 ある日、お母さんから色えんぴつのセットをもらったエンリケタは、自分で絵本を描きはじめます。「3つのあたまと2つのぼうしのモンスター」というお話です。さあ、どんな絵本ができるでしょうか。 アルゼンチンの人気コマまんが『マカヌード』の人気キャラクター、エンリケタが主人公の絵本です。エンリケタのあいぼうのネコ、フェリーニや、テディベアのマダリアーガも登場します。
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Al sur de La Alameda アラメダ通りの南で
¥2,400
自信がついたら 文: Lola Larra ロラ・ララ(チリ) 絵: Vicente Reinamontesビセンテ・レイナモンテス(チリ) 出版社: Ekare, 2014 サイズ: 16x23cm、ソフトカバー ページ数: 288ページ 対象年齢: 12歳から ISBN: 9788494208157 2006年のチリで、国の教育制度の改善を求めてチリの高校生が立ち上がった「ペンギン革命」を背景とした物語。 文章で綴られた部分と、絵で綴られた部分がからみあって展開します。小さな高校での運動に加わった少年の心のゆらぎとともに、立ち上がる高校生のようすが生き生きと描かれます。 2018年IBBYオナーリスト賞
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Arrugas /『皺』(小学館集英社プロダクション)原作
¥3,400
自信がついたら 文と絵: Paco Roca パコ・ロカ (スペイン) 出版社: Astiberri, 2007 サイズ: 17x24m ページ数: 104ページ ISBN: 元銀行マンのエミリオは、息子夫婦に連れられて、老人ホームに入居します。そこには、たくさんの老人たちがそれぞれの「老い」を生きていました。彼らは「アルツハイマー」という残酷な現実と向き合うことになります。 アニメ映画ともなり、日本でも非常に話題になった『皺』の原作です。「社会派コミック」とも呼ばれる本書は、スペインでは58000部のベストセラーです。 絵と会話文で構成されていますので、会話の微妙なニュアンスに興味がある方にもよさそう。ぜひ多くの方に手にとってほしい作品です。 メディア映画祭マンガ部門大賞受賞。スペイン国民コミック賞受章。
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Mafalda femenino singular マファルダ 女性単数
¥2,000
自信がついたら 文と絵: Quino キノ (アルゼンチン) 出版社: Ediciones de la Flor, 2018 サイズ: 23x18m, ソフトカバー ページ数: 144ページ ISBN: 9789505158690 『マファルダ』は、1964年から1973年にアルゼンチンで連載されたコマまんがで、アルゼンチンだけでなくスペイン語圏では、知らない人のいない、おなじみのキャラクターです。そのマファルダのコマまんがのうち、フェミニズムの観点から読めるものを集めたアンソロジーです。 ジャーナリストPatricia Kolesnicov の序文つき。今から50年も前の作品ながら、マファルダの舌鋒は鋭く、先見性を感じさせます。『マファルダ』の通常版よりもひとまわり大きい判型です。