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9月上旬入荷予定 Platero y yo/『プラテーロとわたし』(理論社)原作
¥2,800
SOLD OUT
自信がついたら 文: Juan Ramón Jiménezフアン・ラモン・ヒネメス(スペイン) 編: Ana Suarez Miramon 出版社:Anaya, 2021 サイズ: 14x20cm、ソフトカバー ページ数: 343ページ 対象年齢:YA、一般 ISBN: 9788469886120 スペイン南部のアンダルシーア地方の小さな村モゲールを舞台にした、詩人とロバのプラテーロとの交流を描いた散文詩。初版から100年以上たつ名作で、日本でも『ドン・キホーテ』に次いでよく知られ、多くのファンのいるお話です。 繊細で奥深い表現をぜひ原作で味わってください。前付に作者ヒメネスについての解説があり、本文に入った注が理解を助けてくれる、うれしい注釈本です。
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Kramp クランプ
¥2,700
自信がついたら 著:María José Ferrada マリア・ホセ・フェラーダ(チリ) 出版社:Alianza, 2019 サイズ:14.5x22cm、ソフトカバー ページ数:125ページ 対象:一般 ISNB: 9488491814542 クランプ印の工具、釘やのこぎりやハンマーの行商をする父、父が行商の途中で出会い、結婚した母。 娘のMが、父の行商についていき、手伝いながら、大人の世界を垣間見、成長していきます。
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Los cachorros los jefes『ボスたち/子犬たち』原作
¥1,700
自信がついたら 著:Mario Vargas Llosa マリオ・バルガス=リョサ(ペルー) 出版社:Austral, 2013 サイズ:12.5x19cm、ソフトカバー ページ数: 304ページ ISNB: 9788467039788 『ボスたち/子犬たち』(国書刊行会 1978)の原作です。 『子犬たち』は、『ラテンアメリカ五人集』(集英社文庫)に入っています。 バルガス=リョサのごく若い頃の作品です。Los jefesの6篇の短篇と、Los cachorrosを収録。
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Aura アウラ
¥3,000
文:Carlos Fuentes カルロス・フエンテス(メキシコ) 絵:Alejandra Acostaアレハンドラ・アコスタ(チリ) 出版社: Libros del zorro rojo, 2023 サイズ:16.5x24cm、ソフトカバー ページ数:68ページ ISBN: 9788494674495 メキシコの作家カルロス・フエンテスの代表作「アウラ」が、美しい挿絵入りで刊行されました。画家は、La mujer de la guarda(守護の女)で、ボローニャラガッツィ賞を受賞した、1975年生まれのチリの実力派イラストレーター、アレハンドラ・アコスタ。なまめかしく謎めいた、細密な絵をお楽しみください。アートブックとして、お手元に置いていただきたい1冊です。 日本語版は『フエンテス短篇集 アウラ・純な魂』(木村榮一訳 岩波文庫 1995)
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Historias de la Artámila アルタミラ物語
¥1,800
自信がついたら 文: Ana Maria Matute アナ・マリア・マトゥーテ(スペイン) 出版社: Destino サイズ: 13x19cm、ソフトカバー ページ数: 174ページ 対象年齢: 一般 20世紀を代表する女性作家マトゥーテが、農村の暮らしの過酷さ、そこに生きる人びとのどうしようもない人生を、子どもの鋭い観察眼で見つめ、細やかで美しい文章で綴った22の短編集。哀しくせつないが、静かで深い感動を呼びます。
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No pasó nada なんでもないさ
¥2,000
自信がついたら 文: Antonio Skármeta アントニオ・スカルメタ(チリ) 出版社: Debolsillo, 1996 サイズ: 12.5x19cm ページ数: 124ページ ISBN: 9788497931182 1973年、チリの軍事クーデターの直後にドイツに家族で亡命した14歳の男の子ルチョ。ぜんぜんわからないドイツ語、暮らしの窮乏、祖国のニュースにかじりつく父親、泣いてばかりの母親、暗く寒いベルリン。それでも、苦しい状況の一方で、さすが14歳の少年。好きな音楽を聴いたり、サッカーを応援したり(当時はベッケンバウアーの全盛期)、恋愛をしたり。ところが、そんな中、ルチョはたいへんなトラブルに巻き込まれます……。 主人公のルチョの1人称で語られた物語です。チリ独特の表現がまじり、興味深いでしょう。スカルメタは、独特のユーモアとペーソスにあふれる文章で、亡命した家族のそれぞれの希望や苦悩を、あざやかに浮かび上がらせています。 チリ国内を舞台とするLa composición 『ペドロの作文』と対にして、ぜひ読みたい作品。
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9月再入荷所定 Historia de una gaviota y del gato que le enseñó a volar / 『カモメ…
¥2,500
SOLD OUT
自信がついたら 文: Luis Sepúlveda ルイス・セプルベダ(チリ) 出版社: Tusquets Editores, 1996 サイズ: 14x21cm、ソフトカバー ページ数: 138ページ 対象年齢: 一般 ドイツの港町で、猫のもとに墜落してきた一羽のメスのカモメ。カモメは亡くなりますが、死に際に、最後に産み落とした卵のことを猫にたくします。カモメを育てる猫を、はじめはみなばかにしていますが……。 タイトルのとおりのお話です。『ラブ・ストーリーを読む老人』『パタゴニア・エキスプレス』なども邦訳されているチリの作家、ルイス・セプルベダのこの作品は、一般の読者向けの体裁で刊行されていますが、副題にuna novela para jovenes de 8 a 88 años(8歳から88歳の若者のための小説)にもあるように、広い年代の読者に親しまれています。 違いを超えた理解を描いた寓話として、スペインの中高校生にも広く読まれている作品です。日本版とは違う、Miles Hymanの挿絵も深みがあってすてきです。
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Doce cuentos peregrinos/『十二の遍歴の物語』原作
¥2,200
SOLD OUT
自信がついたら 文: Gabriel García Márquez ガブリエル・ガルシア=マルケス(コロンビア) 出版社: Debolsillo, 2012(1992) サイズ: 13x19cmページ数: 224ページ 対象年齢: 一般 ISBN: 9789871138098 コロンビアの小さな村にこだわってきた作家が、一転して、バルセロナ、ジュネーヴ、ローマ、パリといったヨーロッパの都市を舞台に、異国の地を訪れたラテンアメリカ人の孤独を、洗練された文体で描き、そのアイデンティティを模索する幻想小説集。ほら話のような、ガルシア=マルケスの巧みな語りを、ぜひ体感してみてください。『 純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語:ガルシア=マルケス中短篇傑作選』(野谷文昭訳 河出書房新社)におさめられている『聖女』『光は水に似る』もこの本に収録されています。