-
Kramp クランプ
¥2,700
自信がついたら 著:María José Ferrada マリア・ホセ・フェラーダ(チリ) 出版社:Alianza, 2019 サイズ:14.5x22cm、ソフトカバー ページ数:125ページ 対象:一般 ISNB: 9488491814542 クランプ印の工具、釘やのこぎりやハンマーの行商をする父、父が行商の途中で出会い、結婚した母。 娘のMが、父の行商についていき、手伝いながら、大人の世界を垣間見、成長していきます。
-
Los cachorros los jefes『ボスたち/子犬たち』原作
¥1,700
自信がついたら 著:Mario Vargas Llosa マリオ・バルガス=リョサ(ペルー) 出版社:Austral, 2013 サイズ:12.5x19cm、ソフトカバー ページ数: 304ページ ISNB: 9788467039788 『ボスたち/子犬たち』(国書刊行会 1978)の原作です。 『子犬たち』は、『ラテンアメリカ五人集』(集英社文庫)に入っています。 バルガス=リョサのごく若い頃の作品です。Los jefesの6篇の短篇と、Los cachorrosを収録。
-
Platero y yo/『プラテーロとわたし』(理論社)原作
¥2,700
自信がついたら 文: Juan Ramón Jiménezフアン・ラモン・ヒネメス(スペイン) 編: Ana Suarez Miramon 出版社:Anaya, 2021 サイズ: 14x20cm、ソフトカバー ページ数: 343ページ 対象年齢:YA、一般 ISBN: 9788469886120 スペイン南部のアンダルシーア地方の小さな村モゲールを舞台にした、詩人とロバのプラテーロとの交流を描いた散文詩。初版から100年以上たつ名作で、日本でも『ドン・キホーテ』に次いでよく知られ、多くのファンのいるお話です。 繊細で奥深い表現をぜひ原作で味わってください。前付に作者ヒメネスについての解説があり、本文に入った注が理解を助けてくれる、うれしい注釈本です。
-
Aura アウラ
¥3,000
文:Carlos Fuentes カルロス・フエンテス(メキシコ) 絵:Alejandra Acostaアレハンドラ・アコスタ(チリ) 出版社: Libros del zorro rojo, 2023 サイズ:16.5x24cm、ソフトカバー ページ数:68ページ ISBN: 9788494674495 メキシコの作家カルロス・フエンテスの代表作「アウラ」が、美しい挿絵入りで刊行されました。画家は、La mujer de la guarda(守護の女)で、ボローニャラガッツィ賞を受賞した、1975年生まれのチリの実力派イラストレーター、アレハンドラ・アコスタ。なまめかしく謎めいた、細密な絵をお楽しみください。アートブックとして、お手元に置いていただきたい1冊です。 日本語版は『フエンテス短篇集 アウラ・純な魂』(木村榮一訳 岩波文庫 1995)
-
Historias de la Artámila アルタミラ物語
¥1,800
自信がついたら 文: Ana Maria Matute アナ・マリア・マトゥーテ(スペイン) 出版社: Destino サイズ: 13x19cm、ソフトカバー ページ数: 174ページ 対象年齢: 一般 20世紀を代表する女性作家マトゥーテが、農村の暮らしの過酷さ、そこに生きる人びとのどうしようもない人生を、子どもの鋭い観察眼で見つめ、細やかで美しい文章で綴った22の短編集。哀しくせつないが、静かで深い感動を呼びます。
-
No pasó nada なんでもないさ
¥2,000
自信がついたら 文: Antonio Skármeta アントニオ・スカルメタ(チリ) 出版社: Debolsillo, 1996 サイズ: 12.5x19cm ページ数: 124ページ ISBN: 9788497931182 1973年、チリの軍事クーデターの直後にドイツに家族で亡命した14歳の男の子ルチョ。ぜんぜんわからないドイツ語、暮らしの窮乏、祖国のニュースにかじりつく父親、泣いてばかりの母親、暗く寒いベルリン。それでも、苦しい状況の一方で、さすが14歳の少年。好きな音楽を聴いたり、サッカーを応援したり(当時はベッケンバウアーの全盛期)、恋愛をしたり。ところが、そんな中、ルチョはたいへんなトラブルに巻き込まれます……。 主人公のルチョの1人称で語られた物語です。チリ独特の表現がまじり、興味深いでしょう。スカルメタは、独特のユーモアとペーソスにあふれる文章で、亡命した家族のそれぞれの希望や苦悩を、あざやかに浮かび上がらせています。 チリ国内を舞台とするLa composición 『ペドロの作文』と対にして、ぜひ読みたい作品。
-
Historia de una gaviota y del gato que le enseñó a volar / 『カモメ…
¥2,500
自信がついたら 文: Luis Sepúlveda ルイス・セプルベダ(チリ) 出版社: Tusquets Editores, 1996 サイズ: 14x21cm、ソフトカバー ページ数: 138ページ 対象年齢: 一般 ドイツの港町で、猫のもとに墜落してきた一羽のメスのカモメ。カモメは亡くなりますが、死に際に、最後に産み落とした卵のことを猫にたくします。カモメを育てる猫を、はじめはみなばかにしていますが……。 タイトルのとおりのお話です。『ラブ・ストーリーを読む老人』『パタゴニア・エキスプレス』なども邦訳されているチリの作家、ルイス・セプルベダのこの作品は、一般の読者向けの体裁で刊行されていますが、副題にuna novela para jovenes de 8 a 88 años(8歳から88歳の若者のための小説)にもあるように、広い年代の読者に親しまれています。 違いを超えた理解を描いた寓話として、スペインの中高校生にも広く読まれている作品です。日本版とは違う、Miles Hymanの挿絵も深みがあってすてきです。
-
Doce cuentos peregrinos/『十二の遍歴の物語』原作
¥2,200
自信がついたら 文: Gabriel García Márquez ガブリエル・ガルシア=マルケス(コロンビア) 出版社: Debolsillo, 2012(1992) サイズ: 13x19cmページ数: 224ページ 対象年齢: 一般 ISBN: 9789871138098 コロンビアの小さな村にこだわってきた作家が、一転して、バルセロナ、ジュネーヴ、ローマ、パリといったヨーロッパの都市を舞台に、異国の地を訪れたラテンアメリカ人の孤独を、洗練された文体で描き、そのアイデンティティを模索する幻想小説集。ほら話のような、ガルシア=マルケスの巧みな語りを、ぜひ体感してみてください。『 純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語:ガルシア=マルケス中短篇傑作選』(野谷文昭訳 河出書房新社)におさめられている『聖女』『光は水に似る』もこの本に収録されています。
-
Signor Hoffman シニョール・ホフマン
¥2,000
自信がついたら 文: Eduardo Halfon エドゥアルド・ハルフォン(グアテマラ) 出版社: Asteroide, 2016 サイズ: 12.5x20cm、ソフトカバー ページ数: 152ページ 対象: 一般 ISBN: 9788416213559 『ポーランドのボクサー』につづく、ハルフォンのオートフィクション。 イタリアの小さな町に招かれたわたし(ハルフォン)を描いた表題作のほか、グアテマラの田舎町、祖父の足跡をたどっていったポーランドなど、ハルフォンらしい筆が冴えわたる短編6作を収録。 Un escritor viaja a Italia para honrar la memoria de su abuelo polaco, prisionero en Auschwitz; recorre las costas de Guatemala, desde una playa de arena negra en el Pacífico hasta una playa de arena blanca en el Atlántico; llega a Harlem, tras la nostalgia de un salón de jazz; y busca en Polonia el legado familiar heredado por su abuelo. Porque todos nuestros viajes, como dice el narrador, son en realidad un solo viaje. Cada uno de los relatos que componen este libro se mueve entre dos polos: de lo cosmopolita a lo rural, del viaje mundano al viaje interior, de la identidad que adoptamos para salvarnos al disfraz que con el tiempo vamos personificando: de señor Halfon a signor Hoffman. Signor Hoffman es la nueva pieza del proyecto literario de Eduardo Halfon, iniciado con El boxeador polaco y continuado con La pirueta y Monasterio, y del cual Adolfo García Ortega escribió: «Lo admirable de Halfon es que, vistos sus libros en conjunto, está encadenando una gran novela personal, al ofrecer en todos un final abierto, como un æcontinuaráÆ permanente con el que crea el puzle insólito de su familia. Por eso es uno de los mejores escritores latinoamericanos de hoy».