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Papa oso クマとうさん
¥1,600
はじめて読むなら 文と絵: Rafael Yockteng ラファエル・ジョクテング(コロンビア) 出版社: Ekaré, 2016 サイズ: 14x14cm ページ数: 14ページ、ボードブック シリーズ名: Pikinini 対象年齢: 赤ちゃん ISBN: 9788494498831 Papa osoクマとうさんの1日を描いています。朝起きて、お風呂に入って、ご飯を食べて、仕事に行って……。 ベネズエラのエカレ社の手のひらサイズの赤ちゃん絵本シリーズの1冊。シンプルな絵で描かれた普通の1日が安心感を与えてくれます。
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En la verde colina みどりの丘に
¥2,100
はじめて読むなら 文:Verónica Prieto ベロニカ・プリエト(チリ) 絵:Scarlet Narciso スカーレット・ナルシソ(ベネズエラ) サイズ:15x22cm、ボードブック ページ数:28ページ ISNB: 9788412267716 みどりの丘に めんどりがいたよ なにがいたって? めんどりがいたよ みどりの丘に しちめんちょうがいたよ なにがいたって? しちめんちょうと めんどりがいたよ・・・ というふうに、丘の上にいくどうぶつが、だんだんとふえていきます。 どうぶつたちは、何をするのでしょう? 2、3歳の小さな人から楽しめそうな、シンプルな繰り返しのあるテキストです。 絵を描いたのは、La tortilla corredora、El mejor regalo、Aquí veo など、当店のほかの絵本でも人気のスカーレット・ナルシソ。 丘のあざやかな緑、カラフルな動物たちをお楽しみください。 中身の一部はこちらからどうぞ https://drive.google.com/file/d/1XGTTL2m2tZBvHRRMSeTWRqY4z77MVZlX/view
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El Menino 『ちっちゃいさん』原作
¥2,500
少しなれたら 文と絵:Isol イソール(アルゼンチン) 出版社:Oceano Travesia、2015 サイズ:18.7x24.6cm、ハードカバー ページ数:62ページ 対象年齢: 特になし ISBN: 9786077355113 あるとき、どこからかやってきたEl Menino。 遠いところからやってきたから、最初は寝てばかりです。大音量のサイレンを持っていて、ときどき鳴らします。何をしてほしい合図なのか、だんだんとパパとママはわかるようになります・・・ 『かぞくのヒミツ』のイソールの大好きな作品。赤ちゃんらしさのつまったシンプルな線は、イソールならでは。イソールの人間観察の鋭さ、あたたかさ、それにユーモアが読者の心をゆったりとほぐしてくれます。 赤ちゃんのしくみを説明する科学絵本でもあると同時に、赤ちゃんと大人の出会いの奇跡の絵本です。 しばらく手に入らなかったのですが、増刷されて買えるようになったので、喜び勇んでとりよせました。どうぞご利用ください。 中身の一部はこちらからどうぞ https://issuu.com/editorialocanodemxicosadecv/docs/13078c
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Kintsugi 金継ぎ
¥3,300
文字なし絵本 絵: Issa Watanabeイッサ・ワタナベ(ペルー) 出版社: Libros del zorro rojo, 2023 サイズ: 23x23 cm、ハードカバー ページ数: 48ページ ISBN: 9788412674842 鳥が逃げていき、カップが割れて、ウサギは旅をします。そして、発見と変容の果てにもとの場所にもどり、割れたカップを修繕すると、前とは違う美しい世界がもたらされるのです。 破壊、喪失からの再生を描いた、サイレントブック(文字なし絵本)です。 Migrantes『移動するものたち』(集英社小学館プロダクション)で話題を呼んだ、日本にルーツをもつ作家が、日本の「金継ぎ」をもとに描いた美しい世界。 2024ボローニャ・ラガッツィ賞 フィクションの部最優秀賞受賞作 Migrantesはこちらです。 https://miranfu.base.shop/items/80169131
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La luna de Juan /『ジョンのお月さま』原作
¥3,200
はじめて読むなら 文と絵: Carme Solé Vendrell カルマ・スレ・バンドレイ(スペイン) 出版社: Kalandraka, 2015 サイズ: 22x29cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 幼児から ISBN: 9788484649335 フアンは漁師のお父さんとふたりで幸せに暮らしています。だけど、お父さんが漁に出た夜だって、お月さまを見ていたらさびしくありません。ところが、ある晩、お父さんはぐったりとして家に返ってきます。フアンは、お父さんが海に落とした「元気」をとりもどそうと、お月さまのたすけを借りて、怖くてたまらない海へと向かいます……。 スペインのベテラン絵本作家、スレ・バンドレイの幻の名作絵本が復刊されました! 美しい絵で男の子の喜び、悲しみ、勇気がしみじみと伝わってくる感動の物語をお楽しみください。
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Un viaje en lápiz えんぴつで旅する
¥4,500
自信がついたら 著:Gusti グスティ(アルゼンチンースペイン) 出版社:Oceano, 2023 サイズ:21x24cm, ソフトカバー ページ数:216ページ 対象:一般 ISNB:9786075574936 「心から描くとき、絵がどれほどの力を持つかをボクは知るようになった。絵を描くことで、ボクは人とだけでなく、色やスペースや宇宙と関係を持っていく……」と、語るグスティの、2000年から2018年までのスケッチブックからつくられた画集です。 ラテンアメリカへの旅行のスケッチ、小さなコママンガ、エクアドルのジャングルの子どもたち、カフェで出会った見知らぬ人、両親のこと、そして、もちろん息子のマルコや家族のこと。 あふれだすイマジネーション、確かな画力、自然も人も包み込む大きなハート。 これを見たら、絵描きグスティを愛さずにいられないでしょう。 2023年11月に、グアダラハラブックフェアでこの本のプレゼンに参加したとき、一人の参加者が「『マルコとパパ』を読んだとき、これはグスティの最高傑作だと思ったけれど、そうじゃなかった。グスティは、もっとすごい本をつくった」と言ったのが印象的でした。 値段が高いのでビビっていましたが、2024年のボローニャ展「夏のアトリエ」講師としての来日が決まったので、グスティの真髄を知ってもらいたくて、思い切ってとりよせました。 どうぞ手にとってみてください。
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Aplastamiento de las gotas 雨粒がつぶれた
¥3,400
はじめて読むなら 文: Julio Cortázar フリオ・コルタサル(アルゼンチン) 絵: Elena Odriozola エレナ・オドリオソーラ(スペイン) 出版社: Nordica, 2016 サイズ: 17.5x20.5cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 記載なし ISBN: 9788416440887 コルタサルの短い文章に、オドリオソーラが緑を基調とした絵をつけた大人の絵本です。文章は執拗に雨粒を描写しますが、オドリオソーラの絵には雨は出てこず、雨をながめているらしい男女とネコだけが出てきます。 小さな出版社から出たまましばらく絶版になっていましたが、今回版元を変えて、ひとまわり大きな版で復刊されました。オドリオソーラ好きにはたまらない1冊。 2009年エウスカディ賞受賞作
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Barro de Medellin / 『雨あがりのメデジン』(鈴木出版)原作
¥2,500
だいぶなれたら 文:Alfredo Gómez Cerdà アフレッド・ゴメス=セルダ 絵:Xan López Domónguez シャン・ロペス=ドミンゲス 出版社:Edelvioves, 2009 サイズ:13x20cm、ソフトカバー ページ数:146ページ 対象年齢:10歳以上 数か月前、カミーロたちの住む山の斜面に図書館ができました。空からズドンと落ちてきたまっ黒い岩のような建物は、斜面で奇跡的にとまって、空にむかって口をあけている岩のようです。でも、カミーロとアンドレスは図書館のそばにくるといつもくるりと背をむけます。そのわけは……。 スペイン屈指の児童文学作家が、南アメリカ、コロンビアのメデジンできょうを生きぬく十歳のふたりの少年の姿をえがいた、雨あがりの物語。スペイン国民児童文学賞受賞作。
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El abismo del olvido 忘却の深淵
¥4,900
自信がついたら 原作: Paco Roca パコ・ロカ(スペイン)/ Rodrigo Terrasa ロドリゴ・テラサ(スペイン) 絵:Paco Roca パコ・ロカ(スペイン) 出版社: Astiberri, 2023 サイズ: 24x17cm ページ数: 296ページ、ハードカバー ISBN: 9788419670229 スペインでは、内戦(1036-1939)とその後のフランコ独裁のあいだに、多くの共和国支持者の市民が処刑され、集団墓地に埋められました。2007年からのサパテロ政権の時に、スペイン政府は発掘するための助成金を支給し、遺族の請求でいくつかの集団墓地が発掘されました。 「エルムンド」紙の記者ロドリゴ・テラサが取材してきた、バレンシアの集団墓地の発掘を依頼した女性と、処刑された父親、そして、当時墓掘り人についての、闇に葬り去られかけていた歴史を、テラサの数年にわたる説得によって、パコ・ロカが描きあげた圧巻のグラフィックノベルです。 パコ・ロカの画力、物語を語る力に改めて圧倒され、その人間的な視線に胸を打たれます。 abismoは「深淵」の意味のほかに、「うかがいしれない奥底」「地獄」の意味もある言葉で、深い意味がこめられていると思われます。 集団墓地の発掘については、ペドロ・アルモドバル監督の映画『パラレル・マザーズ』でも描かれていました。 パコ・ロカファンの方にも、スペインの歴史に興味のある方にも、強くおすすめします。
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Volver a mirar ふたたび見る
¥3,200
SOLD OUT
はじめて読むなら 文と絵: Andrés López アンドレス・ロペス(メキシコ) 出版社: Ediciones SM, 2023 サイズ: 25x28.5cm、ハードカバー ページ数: 48ページ ISBN: 9788498564624 むかしむかし、空につきせぬ好奇心をいだいている男がいました。男の好奇心は空と同じくらいにはてしないものでした。ところが、時とともに、空を見るのを忘れて、ほかの者たちと同じように働くようになります。まるで、空など、どうでもよいかのように。ところがある日、男は大きな穴を見つけます。「おーい!」叫んでみると・・・ 2022年にボローニャ・SM財団賞を受賞したメキシコの絵本作家アンドレス・ロペスの新作絵本です。アンドレス・ロペスは、共作絵本でBIBにも入選した、メキシコの若手の実力派。メキシコのワステカ・ポトシーナにあるEl Sotano de las Golondrinasが発想のもととなったという、忙しい現代人の風刺をまじえた深いお話です。 極上のアートワークをお楽しみください。
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Letras al carbón 炭で書いた文字
¥3,200
はじめて読むなら 文:Irene Vasco イレーネ・バスコ(コロンビア) 文:Juan Palomino フアン・パロミノ(メキシコ) 出版社:Juventud、2015 サイズ:26x26cm、ハードカバー ページ数:32ページ ISBN: 9788426142436 舞台はコロンビアの田舎の村。コンピュータをいじっている息子に、お母さんが、自分が字を覚えたときのことを語りはじめます。 ほとんどの村人が読み書きのできなかった時代、前に村にいた若いお医者さんからお姉さんに届く手紙を読みたくて、少女のころのお母さんは、村の雑貨屋のおじさんに字を教えてくれるよう頼みます。週に1日だけ店の手伝いをしたら、教えてくれるという条件で習い始めた文字を、お母さんは台所に炭で書いて、お姉さんやほかの子どもたちにも教えてあげますが… 文字を習いたい女の子の心あたたまる物語です。巻末に、コロンビアの村では当時、口承の文化が発達していたので、字を覚えることがそれほど重要ではなかったことが解説されていて、字を知らないことの背景もわかります。 2016年ボローニャSM出版賞受賞のイラストレーター、フアン・パロミーノのイラストが文章とぴったり合っていて魅力的です。 しばらく切らしていたのですが、お話も絵もやっぱり好きなので取り寄せました。どうぞご利用ください。
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Romances de la rata sabia 賢いネズミのロマンセ集
¥3,300
少しなれたら 文:Paloma Díaz-Mas パロマ・ディアス−マス(スペイン) 絵:Concha Pasamar コンチャ・パサマール(スペイン) 出版社:Bookolia, 2021 サイズ:14x28cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISBN: 9788418284250 現代的なテーマを、子どもに向けて、スペインの中世から伝わるロマンセの詩の形で語った絵本です。 3人の友だちのロマンセ/よごれた川のロマンセ/遠くの土地からきた女の子のロマンセ/まいごのロマンセなど、16のロマンセを収録しています。 少しいわさきちひろを思わせる、やわらかで、あたたかみのある洗練されたイラストが、これまた絶品です。ブックフェアで手にとって、店主がひとめぼれした美しい絵本です。 紹介YouTube https://www.youtube.com/watch?v=WHbeWfGEPgI 2021年スペイン最優秀児童書賞受賞 2022年クアトロガトス賞受賞
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Un paseo con el señor Gaudí 『ガウディさんとドラゴンの街』原作
¥3,400
少しなれたら 文と絵:Pau Estradaパウ・エストラダ(スペイン) 出版社:Editorial Juventud、2013 サイズ:22.5x28.5cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISNB:9788426139528 スペインの建築家ガウディさん。彼の一日は、グエル公園にある家から仕事に出かけることから始まります。 カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア、カサ・バッリョ…… バルセロナ出身の絵本作家が、モノづくり精神に打ちこんだガウディの一日を綴り、2年をかけて詳細で緻密な絵で描いた作品。(版元ドットコムより)
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Diario desayuno 日記 朝ごはん
¥3,400
はじめて読むなら 文:Alicia Bululú アリシア・ブルル(スペイン) 絵:Raquel Catalina ラケル・カタリナ(スピエン) 出版社:A buen paso, 2023 サイズ:19x23cm、ハードカバー ページ数:40ページ 対象年齢:記載なし ISBN: 9788417555979 朝起きたり、ごはんを食べたり、テストの勉強をしたり、休み時間に遊んだり、みんなで遊びに行ったり、おばあちゃんと過ごしたり……といった、小学生の「わたし」の日常が詩の形で描かれた絵本です。 絵は、『あの子はぼくらのスーパースター』La mejor jugada de Madani の絵が忘れられないラケル・カタリナ。この絵本でも、やさしいやわらかな色使いで、生き生きとした「わたし」が躍動しています。 2024年クアトロガトス財団賞受賞
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El arquitecto y el emperador de Arabia /『イスカンダルと伝説の庭園』(徳間書店)原作
¥2,600
自信がついたら 文:Joan Manuel Gisbert ジョアン・マヌエル・ジズベルト(スペイン) 絵:Alberto Urdiales アルベルト・ウルディアレス(スペイン) 出版社:Edelvives, 1993 サイズ:13x21.5cm ページ数:122ページ 対象年齢:中学生から ISBN: 9788426348463 世継ぎにめぐまれない王アルイクシールは、自分の栄華の痕跡を地上に残すため、この世に二つとない庭園を、世界一の建築師イスカンダルに作らせます。ところが、庭園を完成させたイスカンダルに待ち受けていたのは、約束の報酬ではなく、王のとんでもない仕打ちでした。イスカンダルは、逃れることができるのでしょうか……。 北アフリカからやってきたイスラム教徒との長い共生の歴史を持つスペインには、多くのイスラム建築が残っています。そんな文化を感じさせる、短いながら読みごたえのある美しい物語です。
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Un buen día すてきな日
¥3,400
はじめて読むなら 文: Angelina Delgado y Aurora Delgadoアンヘリナ・デルガド/アウロラ・デルガド(共にスペイン) 絵: Daniela Martagonダニエラ・マルタゴン(メキシコ) 出版社: A buen paso, 2022 サイズ: 26.5x21cm ページ数: 40ページ 対象年齢: 幼児から ISBN: 9788417555702 ゴミ捨て場には、いつも何かいいものがあるんだ。いいものがないかと遊びはじめたバレンティナは、犬に出会い、さらに大きな鳥に出会って、思いがけないぼうけんに……。 心あたたまるラストが待ちうけています。メキシコ注目の若手イラストレーターのおおらかで元気いっぱいの絵が魅力。ブックフェアで見て、ひとめぼれした絵本です。
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Regreso al Edén エデンに帰る
¥3,800
自信がついたら 作: Paco Roca パコ・ロカ (スペイン) 出版社: Astiberri, 2020 サイズ: 24x17cm、ハードカバー ページ数: 176ページ ISBN: 9788418215209 1946年にバレンシアの浜辺で撮られた1枚の家族写真。そこに写った5人、特に当時少女だったアントニアに焦点をあて、フランコ独裁下、人びとがどのように生きたか、スペインの歴史を追ったコミックです。 圧倒的なストーリーテリング、画力が光る、パコ・ロカの新しい傑作。『La casa』(家)とともにどうぞ。
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Piensa /『なんだろうなんだろう』スペイン語版
¥3,500
少しなれたら 文と絵:Shinsuke Yoshitake ヨシタケシンスケ 出版社: Pastel de Luna, 2022 サイズ: 19x24cm ページ数: 52ページ、ハードカバー 対象年齢: 7歳から ISBN: 9788416427512 『なんだろうなんだろう』のスペイン語版です。「いってきまーす」いつものように学校に向かうぼく。途中で会った友だちのお母さんから「学校どう? たのしい?」って聞かれた。「そう言われてみると、学校ってなんだろうね。あれ、たのしいってどんな気もちなんだろう…」友だちって? しあわせって? 立場って? ふとした瞬間にうかぶ、12の「なんだろう」を徹底追究。抽象的で漠然としたテーマを、しなやかに、具体的に、ユーモアたっぷりに描きます。(版元ドットコムより)
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La casa /『家』(小学館集英社プロダクション)原作
¥3,600
自信がついたら 作: Paco Roca パコ・ロカ (スペイン) 出版社: Astiberri, 2015 サイズ: 25x18.5cm、ハードカバー ページ数: 128ページ ISBN: 9788416251001 ”父さん、なんで闘うのをやめてしまったんだい?” 亡くなった父親が大事に手入れをしてきた休暇用の家。兄妹たちは、家を売りに出すため、父亡き後に荒れ果ててしまった家を片付けに、それぞれの家族をともなってひさしぶりに集まった。働き者の父が丹精した家庭菜園、コツコツと作り上げてきた設備の一つ一つには、父が抱いた夢や憧れ、家族の思い出が詰まっていた……。父の遺した家の片づけを通して、兄弟たちはそれぞれの気持ちを抱えながら父の喪失に向き合っていく。過去と現在、生と死、家族の想いが重なり合う”家”の記憶の物語。〈老い〉を描いた『皺』で感動を呼んだスペインの漫画家パコ・ロカが父の死と、それに向き合う家族の姿を描いた最新作!(出版社HPより)
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Memorias de una gallina あるめんどりの物語
¥2,100
だいぶなれたら 文: Concha López Narváez コンチャ・ロペス=ナルバエス(スペイン) 絵: Juan Ramón Alonso フアン=ラモン・アロンソ(スペイン) 出版社: Anaya, 1989 シリーズ名: El duende verde サイズ: 12.5x19cm、ソフトカバー ページ数: 93 ページ 対象年齢: 8歳から カロリーナは農家で飼われているめんどり。卵からうまれ、大きくなるにつれ、いろんなきまりを教えられます。1つ目のきまりの食べること。2つ目のきまりはぴんと背筋をのばして歩くこと。こうして、みんなはたくさん卵をうむりっぱなめんどりになろうとしますが、カロリーナはちょっとちがいました……。 『約束の丘』の作者ロペス=ナルバエスの小学校中学年向け読み物。ごく普通のめんどりの生き方にとらわれない独立心旺盛なめんどりは、自分の名前を見つけ、飛ぶことをおぼえようとします。自分らしく生きることを応援してくれる物語。 スペインで20年以上読みつがれてきたロングセラーだけあって、ぐいぐい読めるおもしろさ。はじめてちょっと長めの物語に挑戦する人におすすめです。
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La bella Griselda/『うるわしのグリセルダひめ』(ard)原作
¥2,100
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2010 サイズ: 17x22 cm ページ数: 32ページ、ハードカバー 対象年齢: 記載なし グリセルダひめは美しく、どんな男たちも見ると「頭をなくして」(perder la cabeza)、つまりすっかり夢中になります。でも、この「頭をなくす」とは、たとえ話ではありません。ほんとうに男たちの首はぽろぽろと落ちてしまい、グリセルダひめは集めた首をコレクションしています。グリセルダは、ますます美しさにみがきをかけますが……。 青と山吹色の色づかいがなんともオシャレ。イソールの画面構成の大胆さ、のびやかな線、いささかブラックだけれども、人間の本質をついたユーモアが縦横に楽しめます。このおもしろさは、幼児よりもむしろ、物心ついた小学生、中学生、そして大人向けでしょうか。 1冊持っていてソンはない、とびきり美しい絵本。
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Por el camino あるいて、あるいて
¥2,100
はじめて読むなら 文と絵: Mariana Ruiz Johnson マリアナ・ルイス・ジョンソン(アルゼンチン) 出版社: Kalandraka, 2021 サイズ: 19x19cm, ボードブック ページ数: 20ページ ISBN: 9788484642961 ゾウのお母さんと子ゾウが1とう、サルのお母さんと子ザルが2ひき、クマのお母さんと子グマが3とう……というぐあいに(お父さんも出てきます!)、見開きごとにたくさんの子をつれた動物が現れます。 アルゼンチンの人気若手イラストレーター、マリアナ・ルイス・ジョンソンの描く動物たちは明るく元気いっぱい。ページをめくる楽しさがあふれています。動物を指さしたり、数えたり、小さい人といっしょに楽しむにもぴったりです。
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Platero y yo/『プラテーロとわたし』(理論社)原作
¥2,700
自信がついたら 文: Juan Ramón Jiménezフアン・ラモン・ヒネメス(スペイン) 編: Ana Suarez Miramon 出版社:Anaya, 2021 サイズ: 14x20cm、ソフトカバー ページ数: 343ページ 対象年齢:YA、一般 ISBN: 9788469886120 スペイン南部のアンダルシーア地方の小さな村モゲールを舞台にした、詩人とロバのプラテーロとの交流を描いた散文詩。初版から100年以上たつ名作で、日本でも『ドン・キホーテ』に次いでよく知られ、多くのファンのいるお話です。 繊細で奥深い表現をぜひ原作で味わってください。前付に作者ヒメネスについての解説があり、本文に入った注が理解を助けてくれる、うれしい注釈本です。
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Un jardín ある庭
¥3,000
はじめて読むなら 文: María José Ferrada マリア・ホセ・フェラーダ(チリ) 絵: Isidro Ferrer イシドロ・フェレル(スペイン) 出版社: A buen paso, 2016 サイズ: 18x18cm、変形巻物型 ページ数: 20ページ ISBN: 9788494407680 ワカギさんは、昼間はただのおじさんですが、夜のなると、夢のなかでなんにでもなれます。夢に出てくる庭のなかで、ワカギさんはウサギになりました… 文を読んで、次のページを開くと、絵がどんどん横に広がっていく、巻物形の美しい絵本です。テキストから、どんな絵が展開していくかも楽しみどころ。 絵本好きの大人にオススメです。