-
Volver a mirar ふたたび見る
¥3,200
はじめて読むなら 文と絵: Andrés López アンドレス・ロペス(メキシコ) 出版社: Ediciones SM, 2023 サイズ: 25x28.5cm、ハードカバー ページ数: 48ページ ISBN: 9788498564624 むかしむかし、空につきせぬ好奇心をいだいている男がいました。男の好奇心は空と同じくらいにはてしないものでした。ところが、時とともに、空を見るのを忘れて、ほかの者たちと同じように働くようになります。まるで、空など、どうでもよいかのように。ところがある日、男は大きな穴を見つけます。「おーい!」叫んでみると・・・ 2022年にボローニャ・SM財団賞を受賞したメキシコの絵本作家アンドレス・ロペスの新作絵本です。アンドレス・ロペスは、共作絵本でBIBにも入選した、メキシコの若手の実力派。メキシコのワステカ・ポトシーナにあるEl Sotano de las Golondrinasが発想のもととなったという、忙しい現代人の風刺をまじえた深いお話です。 極上のアートワークをお楽しみください。
-
7月上旬入荷予定 Letras al carbón 炭の文字
¥3,100
SOLD OUT
はじめて読むなら 文:Irene Vasco イレーネ・バスコ(コロンビア) 文:Juan Palomino フアン・パロミノ(メキシコ) 出版社:Juventud、2015 サイズ:26x26cm、ハードカバー ページ数:32ページ ISBN: 9788426142436 舞台はコロンビアの田舎の村。コンピュータをいじっている息子に、お母さんが、自分が字を覚えたときのことを語りはじめます。 ほとんどの村人が読み書きのできなかった時代、前に村にいた若いお医者さんからお姉さんに届く手紙を読みたくて、少女のころのお母さんは、村の雑貨屋のおじさんに字を教えてくれるよう頼みます。週に1日だけ店の手伝いをしたら、教えてくれるという条件で習い始めた文字を、お母さんは台所に炭で書いて、お姉さんやほかの子どもたちにも教えてあげますが… 文字を習いたい女の子の心あたたまる物語です。巻末に、コロンビアの村では当時、口承の文化が発達していたので、字を覚えることがそれほど重要ではなかったことが解説されていて、字を知らないことの背景もわかります。 2016年ボローニャSM出版賞受賞のイラストレーター、フアン・パロミーノのイラストが文章とぴったり合っていて魅力的です。 しばらく切らしていたのですが、お話も絵もやっぱり好きなので取り寄せました。どうぞご利用ください。
-
Romances de la rata sabia 賢いネズミのロマンセ集
¥3,300
少しなれたら 文:Paloma Díaz-Mas パロマ・ディアス−マス(スペイン) 絵:Concha Pasamar コンチャ・パサマール(スペイン) 出版社:Bookolia, 2021 サイズ:14x28cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISBN: 9788418284250 現代的なテーマを、子どもに向けて、スペインの中世から伝わるロマンセの詩の形で語った絵本です。 3人の友だちのロマンセ/よごれた川のロマンセ/遠くの土地からきた女の子のロマンセ/まいごのロマンセなど、16のロマンセを収録しています。 少しいわさきちひろを思わせる、やわらかで、あたたかみのある洗練されたイラストが、これまた絶品です。ブックフェアで手にとって、店主がひとめぼれした美しい絵本です。 紹介YouTube https://www.youtube.com/watch?v=WHbeWfGEPgI 2021年スペイン最優秀児童書賞受賞 2022年クアトロガトス賞受賞
-
Un paseo con el señor Gaudí 『ガウディさんとドラゴンの街』原作
¥3,300
少しなれたら 文と絵:Pau Estradaパウ・エストラダ(スペイン) 出版社:Editorial Juventud、2013 サイズ:22.5x28.5cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISNB:9788426139528 スペインの建築家ガウディさん。彼の一日は、グエル公園にある家から仕事に出かけることから始まります。 カサ・ミラ、サグラダ・ファミリア、カサ・バッリョ…… バルセロナ出身の絵本作家が、モノづくり精神に打ちこんだガウディの一日を綴り、2年をかけて詳細で緻密な絵で描いた作品。(版元ドットコムより)
-
Diario desayuno 日記 朝ごはん
¥3,400
はじめて読むなら 文:Alicia Bululú アリシア・ブルル(スペイン) 絵:Raquel Catalina ラケル・カタリナ(スピエン) 出版社:A buen paso, 2023 サイズ:19x23cm、ハードカバー ページ数:40ページ 対象年齢:記載なし ISBN: 9788417555979 朝起きたり、ごはんを食べたり、テストの勉強をしたり、休み時間に遊んだり、みんなで遊びに行ったり、おばあちゃんと過ごしたり……といった、小学生の「わたし」の日常が詩の形で描かれた絵本です。 絵は、『あの子はぼくらのスーパースター』La mejor jugada de Madani の絵が忘れられないラケル・カタリナ。この絵本でも、やさしいやわらかな色使いで、生き生きとした「わたし」が躍動しています。 2024年クアトロガトス財団賞受賞
-
Regreso al Edén エデンに帰る
¥3,800
自信がついたら 作: Paco Roca パコ・ロカ (スペイン) 出版社: Astiberri, 2020 サイズ: 24x17cm、ハードカバー ページ数: 176ページ ISBN: 9788418215209 1946年にバレンシアの浜辺で撮られた1枚の家族写真。そこに写った5人、特に当時少女だったアントニアに焦点をあて、フランコ独裁下、人びとがどのように生きたか、スペインの歴史を追ったコミックです。 圧倒的なストーリーテリング、画力が光る、パコ・ロカの新しい傑作。『La casa』(家)とともにどうぞ。
-
La casa /『家』(小学館集英社プロダクション)原作
¥3,600
自信がついたら 作: Paco Roca パコ・ロカ (スペイン) 出版社: Astiberri, 2015 サイズ: 25x18.5cm、ハードカバー ページ数: 128ページ ISBN: 9788416251001 ”父さん、なんで闘うのをやめてしまったんだい?” 亡くなった父親が大事に手入れをしてきた休暇用の家。兄妹たちは、家を売りに出すため、父亡き後に荒れ果ててしまった家を片付けに、それぞれの家族をともなってひさしぶりに集まった。働き者の父が丹精した家庭菜園、コツコツと作り上げてきた設備の一つ一つには、父が抱いた夢や憧れ、家族の思い出が詰まっていた……。父の遺した家の片づけを通して、兄弟たちはそれぞれの気持ちを抱えながら父の喪失に向き合っていく。過去と現在、生と死、家族の想いが重なり合う”家”の記憶の物語。〈老い〉を描いた『皺』で感動を呼んだスペインの漫画家パコ・ロカが父の死と、それに向き合う家族の姿を描いた最新作!(出版社HPより)
-
Memorias de una gallina あるめんどりの物語
¥2,100
だいぶなれたら 文: Concha López Narváez コンチャ・ロペス=ナルバエス(スペイン) 絵: Juan Ramón Alonso フアン=ラモン・アロンソ(スペイン) 出版社: Anaya, 1989 シリーズ名: El duende verde サイズ: 12.5x19cm、ソフトカバー ページ数: 93 ページ 対象年齢: 8歳から カロリーナは農家で飼われているめんどり。卵からうまれ、大きくなるにつれ、いろんなきまりを教えられます。1つ目のきまりの食べること。2つ目のきまりはぴんと背筋をのばして歩くこと。こうして、みんなはたくさん卵をうむりっぱなめんどりになろうとしますが、カロリーナはちょっとちがいました……。 『約束の丘』の作者ロペス=ナルバエスの小学校中学年向け読み物。ごく普通のめんどりの生き方にとらわれない独立心旺盛なめんどりは、自分の名前を見つけ、飛ぶことをおぼえようとします。自分らしく生きることを応援してくれる物語。 スペインで20年以上読みつがれてきたロングセラーだけあって、ぐいぐい読めるおもしろさ。はじめてちょっと長めの物語に挑戦する人におすすめです。
-
La bella Griselda/『うるわしのグリセルダひめ』(ard)原作
¥2,100
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Económica, 2010 サイズ: 17x22 cm ページ数: 32ページ、ハードカバー 対象年齢: 記載なし グリセルダひめは美しく、どんな男たちも見ると「頭をなくして」(perder la cabeza)、つまりすっかり夢中になります。でも、この「頭をなくす」とは、たとえ話ではありません。ほんとうに男たちの首はぽろぽろと落ちてしまい、グリセルダひめは集めた首をコレクションしています。グリセルダは、ますます美しさにみがきをかけますが……。 青と山吹色の色づかいがなんともオシャレ。イソールの画面構成の大胆さ、のびやかな線、いささかブラックだけれども、人間の本質をついたユーモアが縦横に楽しめます。このおもしろさは、幼児よりもむしろ、物心ついた小学生、中学生、そして大人向けでしょうか。 1冊持っていてソンはない、とびきり美しい絵本。
-
Un jardín ある庭
¥3,000
はじめて読むなら 文: María José Ferrada マリア・ホセ・フェラーダ(チリ) 絵: Isidro Ferrer イシドロ・フェレル(スペイン) 出版社: A buen paso, 2016 サイズ: 18x18cm、変形巻物型 ページ数: 20ページ ISBN: 9788494407680 ワカギさんは、昼間はただのおじさんですが、夜のなると、夢のなかでなんにでもなれます。夢に出てくる庭のなかで、ワカギさんはウサギになりました… 文を読んで、次のページを開くと、絵がどんどん横に広がっていく、巻物形の美しい絵本です。テキストから、どんな絵が展開していくかも楽しみどころ。 絵本好きの大人にオススメです。
-
Tea y camaleon son hermanos ティーさんとカメレオンはきょうだい
¥3,800
はじめて読むなら 文: María José Ferradaマリア・ホセ・フェラーダ(チリ) 絵: Koichiro Kashima 鹿島孝一郎 出版社: A buen paso, 2019 サイズ: 22.5x32cm、ハードカバー ページ数:40ページ ISBN: 9788417555252 ティーさんとカメレオンはきょうだい。ハチミツのように甘くキラキラしたふたりの世界では、毎日新しい冒険が起こります。La Gran Nube de Te (大きな紅茶ぐも)Los fantasmas no existen (幽霊はいないよ Un concierto (コンサート)の3つのおはなしが入っています。 宇宙のどこか--アジサイの庭か、テーブルの上の町--に住んでいる、ふたりのきょうだい、ティーさんとカメレオンの夢のような世界をのぞいてみませんか?
-
Autobusito /『バスがきた』スペイン語版
¥3,100
はじめて読むなら 文と絵: Taro Gomi 五味太郎 出版社: Blackiebooks, 2018 サイズ: 21x24 cm ページ数: 40ページ、ハードカバー 対象:3歳から ISBN: 9788417059507 バスがとまるとセールスマンや病人など、いろんな人がおりてくる。次々とバス停の風景を描き、人生を温かく謳う詩情豊かな絵本。 (出版社HPより)
-
Cinco 5
¥1,800
はじめて読むなら 文: Antonio Rubio アントニオ・ルビオ(スペイン) 絵:Óscar Villán オスカル・ビリャン(スペイン) 出版社: Kalandraka, 2005 サイズ: 16x16cm ページ数: 10ページ、ボードブック シリーズ名: de la cuna a la luna 対象年齢: 赤ちゃん ISBN: Una luna Dos luna y sol 数字が1つふえるごとに、1つずつ新しいものが出てきます。5までの数字、言えるかな。 親子で何度でも開いて、リズミカルな言葉を繰り返し読んで楽しめるボードブック。歌のように口ずさんでよし、次は何が出てくるのかあてっこしてよし。 スペインのカランドラカ社のロングセラー絵本です。 中身の一部はこちらからどうぞ https://issuu.com/kalandraka.com/docs/cinco-c
-
Corre corre, calabaza 『はしれ! カボチャ』(小学館)原作
¥3,300
はじめて読むなら 文: Eva Mejuto エバ・メフト(スペイン) 絵: Andre Letria アンドレ・レトリア(ポルトガル)出版社: OQO サイズ: ページ数: 20ページ、ハードカバー 孫の結婚式に出ようと、おめかしして出かけたおばあさんは、途中でこわーいオオカミとクマとライオンにでくわします。なんとかのがれたものの、帰り道はどうなるのでしょう? 大きなカボチャと編みタイツに赤いハイヒールのおしゃれなおばあさんが楽しいポルトガルのお話です。日本版も読み聞かせに大人気の絵本です。
-
Buenos Aires ブエノスアイレス
¥3,500
だいぶなれたら 文: いろいろ 絵: Diego Bianki ディエゴ・ビアンキ(アルゼンチン) 出版社: Media Vaca, 2014 サイズ: 18x18cm ハードカバー ページ数: 96ページ 対象年齢: 表示なし ISBN: 9788493869281 AからZまで27の文字で始まる言葉をキーワードに、歌や書籍などから引用したさまざまな文章の断片に、切符や包装紙、カフェの紙ナプキン、マーク、スタンプなどのコラージュからなる絵を組み合わせた、おしゃれなブエノスアイレス案内。 ディエゴ・ビアンキのスタイリッシュな画面構成をお楽しみください。ブエノスアイレス好きな方には、これはもう感涙もの!
-
Mexique el nombre del barco メキシック 船の名前
¥2,900
少しなれたら 文: María José Ferrada マリア・ホセ・フェラーダ(チリ) 絵: Ana Penyas アナ・ペニャス(スペイン) 出版社: Libros del zorro rojo, 2017 サイズ: 23x21cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 小学校低学年から ISBN:9788494674464 メキシックというその船は、1937年、スペイン内戦ちゅうに、共和国の子どもたち456人をボルドーからメキシコのモレリアという町に運びました。一時的な避難のつもりが、二度と帰れない旅になり、政府の援助も途絶えることとなった子どもたちの運命を描いた歴史絵本です。 文章は、『いっぽんのせんとマヌエル』(偕成社)の著者、マリア・ホセ・フェラーダ。スペインの若いイラストレータ、アナ・ペニャスの絵にもひきつけられます。 2020年にBOP(ボローニャ優良出版社賞)に選ばれたメキシコの出版社Alboroto社刊行の絵本のライセンス版です。
-
Historia de una gaviota y del gato que le enseñó a volar / 『カモメ…
¥2,500
自信がついたら 文: Luis Sepúlveda ルイス・セプルベダ(チリ) 出版社: Tusquets Editores, 1996 サイズ: 14x21cm、ソフトカバー ページ数: 138ページ 対象年齢: 一般 ドイツの港町で、猫のもとに墜落してきた一羽のメスのカモメ。カモメは亡くなりますが、死に際に、最後に産み落とした卵のことを猫にたくします。カモメを育てる猫を、はじめはみなばかにしていますが……。 タイトルのとおりのお話です。『ラブ・ストーリーを読む老人』『パタゴニア・エキスプレス』なども邦訳されているチリの作家、ルイス・セプルベダのこの作品は、一般の読者向けの体裁で刊行されていますが、副題にuna novela para jovenes de 8 a 88 años(8歳から88歳の若者のための小説)にもあるように、広い年代の読者に親しまれています。 違いを超えた理解を描いた寓話として、スペインの中高校生にも広く読まれている作品です。日本版とは違う、Miles Hymanの挿絵も深みがあってすてきです。
-
Pictogramas en la historia de Don Quijote de La Mancha 絵文字で楽しむドン・キホーテ
¥2,400
はじめて読むなら 文:Carlos Reviejo カルロス・レビエホ(スペイン) 絵:Javier Zabala ハビエル・サバラ(スペイン) 出版社: SM, 2004 サイズ: 19x27.5cm, ハードカバー ページ数: 30ページ 対象年齢: 幼児から ところどころ絵文字が入った文章で古典的名作を読んでいくシリーズの1冊。『ドン・キホーテ』の物語を、2015年のBIB(ブラチスラバ世界絵本原画コンクール)で金のりんご賞を受賞した実力派ハビエル・サバラが、実に軽やかに実におかしく、絵本化しています。
-
El misterio Velázquez / 『ベラスケスの十字の謎』(徳間書店)原作
¥2,300
自信がついたら 文: Eliacer Cansino エリアセル・カンシーノ(スペイン) 出版社: Editorial Bruño, 1998 (2022年26刷) シリーズ名: Paralelo cero サイズ: 13x21cm、ソフトカバー ページ数:154ページ 対象年齢: 中学生から ISBN: 9788469668061 17世紀、イタリアからスペイン王フェリーペ四世の宮廷に連れてこられた少年ニコラス。宮廷画家ベラスケスがとりくんでいる絵に描きいれられることになったニコラスは、ベラスケスがこの絵のために、ネルバルという謎の男ととりひきをしようとしているのを知ります。ベラスケスは、何を得ようとしていたのでしょうか……? スペインではだれもが知っている、マドリードのプラド美術館にある名画『侍女たち(ラス・メニーナス)』をめぐる物語。本を読んだあとで、ベラスケスの画集をめくってみてもおもしろいでしょう。 1997年度ラサリーリョ賞受賞作 IBBYオナーリスト賞受賞作
-
Los lunes de colores にじいろの月曜日
¥3,200
少しなれたら 文: Nelson Rodríguezネルソン・ロドリゲス(ホンジュラス)L.A. Montes L.A.モンテス(ホンジュラス) 絵:Rosana Faría ロサナ・ファリア(ベネズエラ)Carla Taboraカルラ・タボラ(ブラジル→ベネズエラ) 出版社: Juventud, 2021 サイズ: 26.5x26.5cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 7歳から SBN: 9788426147417 ビジャ・ヌエバの村は悲しい物語でいっぱい。ルイスのお父さんは外国に働きにいっていて、家にいません。そんなルイスは、いつも月曜日を楽しみにしています。チョチョロロチョチョッチョー! とクラクションを鳴らして、図書館トラックがやってくるからです。ネルソンとヘルソンというふたりのお兄さんがテントを張って、台を出して、本を並べます。そして本を読んでくれます。ルイスはお話が大好き。楽しいお話をおぼえていって、みんなに話してあげるのです。悲しいことがいっぱいの村が、月曜日はにじ色になるのです。 ホンジュラスで本当にあったお話にもとづいたハートウォーミングな絵本です。お話からうまれる色とりどりの世界の楽しさがのびのびとした絵で広がります。