desde 2007
スペイン語翻訳者 宇野和美が運営するスペイン語の子どもの本専門ネット書店です。
スペイン、メキシコ、ベネズエラ、アルゼンチン、チリ等々の本をとりそろえました。
「古書」のカテゴリー以外は、すべて新品です。
図書館、学校等への納入は、必要な帳票を作成し、請求書払いで承ります。ご予算とご希望に応じて、選書のご提案やお取り寄せもいたしますので、CONTACTフォームか、ABOUTに記載のメールアドレスからお気軽にお問い合わせください。
実店舗はありませんが、西日暮里BOOK APARTMENT(JR、東京メトロ西日暮里駅すぐ)に棚を借り、月に1度店番をしています。
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Érase una vez un libro /『その本は』スペイン語版
¥4,200
だいぶなれたら 文:Naoki Matayoshi 又吉直樹 絵;Shinsuke Yoshitake ヨシタケ シンスケ 出版社:Plaza y Janés, 2024 サイズ:15.5x20.5cm、ハードカバー ページ数:200ページ ISBN: 9788401031946 本の好きな王様がいました。王様はもう年寄りで、目がほとんど見えません。王様は二人の男を城に呼び、言いました。 「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。たいていの本は読んだつもりだ。しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を聞きたいのだ。 お前たち、世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し出し、その者から、その本についての話を聞いてきてくれ。 そしてその本の話をわしに教えてほしいのだ」 旅に出たふたりの男は、たくさんの本の話を持ち帰り、王様のために夜ごと語り出した――。 (ポプラ社 HPより) Érase una vez は、昔話のはじまりの「むかしむかしあるところに」を表す言葉です。
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La caimana/『カイマンのクロ』原作
¥3,200
少しなれたら 文: María Eugenia Manriqueアリア・エウヘニア・マンリケ(ベネズエラ) 絵: Ramón Parísラモン・パリス(ベネズエラ) 出版社: Ekaré, 2019 サイズ: 30.5x18cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 記載なし ISBN:9788494885983 ベネズエラのサン・フェルナンド・デ・アプレで本当にあったお話です。靴屋のフォオロさんは、川で拾った生まれたばかりのワニを育て始めます。初めはてのひらにのるくらいだったのが、だんだんと大きくなり、3メートルにもなります。でも、ワニはおとなしく、いつもファオロさんの友だちです。やがてファオロさんは好きな人ができます。そこで、ワニに相談し、その娘さんと結婚し、歌のあふれた家庭をつくりますが…… ワニと時計やのファオロさん、奥さんの長い友情の物語。横長の画面を生かして描かれたワニの質感がすばらしく、思わず見入ってしまいます。
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La bicicleta es mía 自転車はボクのだ
¥2,300
だいぶなれたら 著者:Carlos Peramo カルロス・ペラモ(スペイン) 絵:Mikel Valverde ミケル・バルベルデ(スペイン) 出版社:Loqueleo(Santillana), 2007(2021 6刷) サイズ:13.5x20cm、ソフトカバー ページ数:155ページ 対象年齢:8歳から ISBN: 9788491220190 ダニエルとネストルは、家が近所で同じ学校に通う友だち同士ですが、ネストルの家はお金持ちでなんでも買ってもらえるのに、ダニエルはそういうわけにいきません。でも、ダニエルはネストルよりも算数が得意です。 そんなダニエルが誕生日に、あこがれていた赤い自転車を買ってもらいます。ところが、その自転車が消えてしまいます。あきらめられずにさがすダニエルがたどりついた、意外な結末とは? 子どもの目線が貫かれているのが魅力の物語です。スペインの子どもたちの日常にも触れることができます。
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4月下旬再入荷予定 Por caminos azules... Antología de Poesía Infantil 青い道を通って 子どもの詩のアンソロジー
¥2,100
SOLD OUT
少しなれたら 編:Jaime García Padrino y Lucía Solana ハイメ・ガルシア・パドリノとルシア・ソラナ(スペイン) 絵:Luis de Horna ルイス・デ・オルナ(スペイン) 出版社:Anaya, 1999(2022年で15刷) サイズ:13x20cm、ソフトカバー ページ数:108ページ 対象年齢:8歳から ISNB: 9788420792637 子もり唄、遊びの歌、身近なもののことをよんだ詩など、子どもの詩30編あまりを集めたアンソロジーです。 ロルカやガブリエラ・ミストラル、グロリア・フエルテスなど、有名な詩人の詩もあれば、口承で伝わってきたわらべ歌もあり、声に出して読んでみたくなります。 どの詩にもルイス・デ・オルナのとても愛らしい挿絵がそえられているのがすてきです。 とっくに絶版かと思いきや、ロングセラーでまだ手に入ったので、急いでとりよせました。どうぞ手にとってみてください。
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Futuro 未来
¥2,900
はじめて読むなら 文: María José Ferrada マリア・ホセ・フェラーダ(チリ) 絵: Mariana Alcántara マリアナ・アルカンタラ(メキシコ) 出版社:Ediciones SM, 2024 サイズ: 23.5x30.6cm ページ数: 40ページ、ハードカバー ISBN: 9788411826471 未来って、どんなふう? El futuro es una cosa plateada El futuro es un papel El futuro es una escalera larga... 作家と画家がともに、子どものころ想像した未来を絵本にしました。 ひとりひとりに、それぞれが思い描く未来があるのです。 蛍光ピンクがポイントになった、空想豊かな未来の世界。 スペイン語圏で今最も注目されている作家と画家のコラボをお楽しみください。 メキシコのオリジナル版(Alboroto社刊行)は、もっと小さい絵本でしたが、スペインのライセンス版は、大判の絵本になりました。
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El violín del señor Ruraru 『ルラルさんのバイオリン』スペイン語版
¥3,600
はじめて読むなら 文と絵: Hiroshi Ito いとうひろし 出版社: Club editor, 2024 サイズ: 18x17cm ページ数: 36ページ、ハードカバー 対象年齢:3、4、5歳から ISBN: 9788473294430 いとうひろしのルラルさんシリーズがスペイン語になりました。 ルラルさんは、年になんどかこっそりバイオリンの手入れをします。ねこにせがまれて、久しぶりにひいてみました。すると――。(版元HPより) 日本語版は24.7x23.3cmなので、それよりもだいぶ小ぶりです。
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El jardín del señor Ruraru 『ルラルさんのにわ』スペイン語版
¥3,600
はじめて読むなら 文と絵: Hiroshi Ito いとうひろし 出版社: Club editor, 2024 サイズ: 18x17cm ページ数: 36ページ、ハードカバー 対象年齢:3、4、5歳から ISBN: 9788473294416 いとうひろしのルラルさんシリーズがスペイン語になりました。 ひとりぐらしのおじさん・ルラルさんが大切にしているにわ。どんなものが入ってきても、ゆるしません。ところが、ある朝――。(版元HPより) 「チクチクしてきもちいい」がどんなスペイン語になるのかな、と、店主はそこが興味津々でした。 どうぞお楽しみください。 日本語版は24.7x23.3cmなので、それよりもだいぶ小ぶりです。
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Abecedario a mano 手づくりのABC
¥2,300
はじめて読むなら 文と絵: Isol イソール(アルゼンチン) 出版社: Fondo de Cultura Economica, 2015 サイズ: 21x21 cm、ハードカバー ページ数: 52ページ 対象年齢: 幼児から イソールらしい自由であたたかく、時にリリカルで、時にいたずらっぽいイラストレーションで展開する、気まぐれアルファベット絵本。 そえられた文がまたウィットに富んでいます。 読んだあとで、手元の紙でコラージュをして、自分のアルファベット絵本をつくっても楽しそう。
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Kintsugi 金継ぎ
¥3,300
文字なし絵本 絵: Issa Watanabeイッサ・ワタナベ(ペルー) 出版社: Libros del zorro rojo, 2023 サイズ: 23x23 cm、ハードカバー ページ数: 48ページ ISBN: 9788412674842 鳥が逃げていき、カップが割れて、ウサギは旅をします。そして、発見と変容の果てにもとの場所にもどり、割れたカップを修繕すると、前とは違う美しい世界がもたらされるのです。 破壊、喪失からの再生を描いた、サイレントブック(文字なし絵本)です。 Migrantes『移動するものたち』(集英社小学館プロダクション)で話題を呼んだ、日本にルーツをもつ作家が、日本の「金継ぎ」をもとに描いた美しい世界。 2024ボローニャ・ラガッツィ賞 フィクションの部最優秀賞受賞作 Migrantesはこちらです。 https://miranfu.base.shop/items/80169131
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Mi animal favorito わたしのお気に入りのどうぶつ
¥2,200
はじめて読むなら 文と絵:Andreu Llinàs アンドレウ・ジナス(スペイン) 出版社:Lata de sal, 2019 サイズ: 22x18.5cm、ハードカバー ページ数: 44ページ ISBN: 9788494918285 アリアドナはどうぶつが大好き。だから、ときどき自分が、どうぶつになったような気がするのです。朝は、ネコみたいにあまえんぼうになっていたいし、服をきるときは、ライオンみたいにいさましくなります。かみをとかすときは、くじゃくみたい……。 いったいいくつのどうぶつが登場するかは、見てのお楽しみ。 ページをめくってみてね。
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Clara y el hombre en la ventana クララと窓べの男
¥2,400
はじめて読むなら 文: Maria Teresa Andruetto マリア・テレサ・アンドルエット(アルゼンチン) 絵: Martina Trach マルティナ・トラック(アルゼンチン) 出版社: Limonero, 2017 サイズ: 30x18cm、ハードカバー ページ数:48ページ ISBN: 9789874598875 クララはお母さんに頼まれて、洗いあがった洗濯物を届けにいきます。そこには男の人がひとりで住んでいますが、その人はまどから顔を出すだけで、外に出てこようとしません。でも、やがてクララとおじさんの間に本のやりとりが始まります。 学校も図書館もないアルゼンチンの草原を舞台とした、国際アンデルセン賞作家アンドルエットの母親の物語です。
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Mi pequeño jardín わたしの小さなおにわ 特典つき!
¥2,500
はじめて読むなら 特典:お買い上げの方に、お庭のマスキングテープをプレゼント! 文と絵:オオノ・マユミ Mayumi Oono 出版社:Zahorí Books, 2022 サイズ:21.4x21.4cm、ハードカバー ページ数:24ページ シート4枚+シール150枚 対象:4歳から ISNB: 9788418830471 お庭をつくるには、どんなことをしたらいい? 観察して、計画をたてて、タネをまいて、お世話をして・・・ すてきなお庭をつくるにはどうすればいいかを、小さい人にも(大きい人にも)わかりやすく説明した、あそべる絵本です。 後ろの見返しについてポケットに、4枚の背景画とシールがついていて、実際にシールで自分のお庭をつくってみることができます! マスキングテープつきのこの機会に、ぜひお求めください。 中身の紹介ビデオはこちら https://youtu.be/P6Qk3cePvHI ※ページ右上の部分に、7ミリx3ミリほど折り目がついてしまっているものがありますが、現品かぎりということでどうぞご容赦ください。
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日ざかり村に戦争がくる
¥924
30%OFF
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タイトル:日ざかり村に戦争がくる 原題:Los años difíciles 文:フアン・ファリアス 絵:堀越千秋 訳:宇野和美 出版社:福音館書店、2013 サイズ:16x21cm、ハードカバー ページ数:88ページ 対象:小学校高学年から ISBN: 9784834027648 ちっぽけで何もない村に、ある日戦争がやってきた。 しずかに、ゆっくりと、なにくわぬ顔をして 1930年代、内戦下のスペインを描いた、20世紀スペイン児童文学を代表する作品のひとつです。 行間を読むような、独特の文体で、内戦の、戦争のおそろしさを浮かび上がらせています。 すでに絶版になってしまっている本ですが、出版していただけたおかげで、日本の読者に届けることができて感謝しています。手元にあるだけ放出します。 よろしければ手にとってみてください。 堀越千秋さんに挿絵がみごとです。 日ざかり村はあまりにもちっぽけで、あまりにもへんぴなところにあったので、戦争をしかけた将軍の目のとまらなかった。 けれども、戦争はあった。 戦闘は、よその村であった。山のむこうの、だれも知らない、はるか遠い町で。 それでも、だんだんとパンがかたくなり、なかなかとどかなくなった。 おとなたちは神経をとがらせながら、もくもくと働いた。だれもが息をひそめ、日曜日の鐘さえも鳴らなくなった。 (pp.21-22)
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La vuelta al mundo 世界をいっしゅう
¥2,400
はじめて読むなら 文:Javier Villafañe ハビエル・ビジャファネ(アルゼンチン) 絵:Juan Ramón Alonsoフアン・ラモン・アロンソ(スペイン) 出版社:Kalandraka、2023 サイズ:19.5x29cm、ハードカバー ページ数:40ページ ISB N: 978-84-1343-266-3 サンティアゴは三輪車にのって、家を出ます。 「どこにいくの?」 「世界をいっしゅうするんだ」 ほんとうに、サンティアゴは、世界いっしゅうをできるのでしょうか。 1990年代に別の出版社で出ていた絵本が、大判になって復刊されたものです。 中身の一部 https://issuu.com/kalandraka.com/docs/la-vuelta-al-mundo-c
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La bruja del oeste se ha muerto 『西の魔女が死んだ』スペイン語版
¥3,600
自信がついたら 『西の魔女が死んだ』(梨木香歩作品集所収、新潮社、2017)スペイン語版 著:Kaho Nashiki 梨木香歩 翻訳:Tana Oshima 出版社:Hermida Editores, 2024 サイズ: 14x21.4cm、ソフトカバー ページ数:142ページ ISBN: 9788412786835 中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。 (新潮文庫より) 柳美里、小山田浩子の翻訳者でもある大島田菜氏訳。
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Quince ocasiones para pedir deseos en la calle 町で願いごとをする15の機会
¥2,500
はじめて読むなら 文: Nicolas Schuff ニコラス・シュフ(アルゼンチン) 絵: Maguma(Marcos Guardiola)マグマ(スペイン) 出版社: Limonero, 2018 サイズ: 23x33 cm ページ数: 40ページ、ハードカバー ISBN: 9789874598868 ケーキ屋さんでできたてのケーキを見たとき、願いごとするとどうなる?見たことのないモニュメントを見たときの、願いごとは? 15の場面の願いごとがどうなるかを表現した空想たっぷりのテキストと、さらにユニークで度肝を抜く絵の組み合わせが、想像力を刺激します。テキストは短く、簡単に読めますが、内容は大人っぽく、「こんな絵本、作る?!」と驚くような、不思議な世界が広がります。 絵本好きの大人にもおすすめの、アルゼンチンの新感覚絵本。2019ナミコンクール Green island 賞受賞作
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Tengo un hijo alto 背の高い息子がいる
¥2,400
はじめて読むなら タイトル:Tengo un hijo alto 背の高い息子がいる 文:Laura Wittner ラウラ・ウィトネル(アルゼンチン) 絵:María José de Tellería マリア・ホセ・デ・テジェリア(アルゼンチン) 出版社:Calibroscopio, 2024 サイズ:18x30cm, ソフトカバー ページ数:32ページ ISBN: 9789873967948 ちっちゃいと思っていたのに、あるときはかってみると、うんと大きくなっていた息子 背が高いと不便のこともあれば、便利なこともある 息子は長い足でさっさと歩く でも、大きくなっても、つむじや笑顔は小さいときのまま 人気上昇中のマリア・ホセ・デ・テジェリアのあたたかな絵が魅力です。 180センチまで測れる、紙の定規つき。
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Adela y los calcetines desaparecidos 『わたしのくつしたはどこ?』原作
¥3,600
少しなれたら タイトル:Adela y los calcetines desaparecidos 『わたしのくつしたはどこ? ゆめみるアデラと目のおはなし』(岩崎書店)原作 文:Florencia Herrera フロレンシア・エレラ(チリ) 絵:Bernardita Ojeda ベルナルディータ・オヘダ(チリ) 出版社:Amanuta, 2018 サイズ:20x25cm, 64ページ ISNB: 9789563640571 犬のアデラのまわりでは、ちかごろおかしなことばかりが起こります。 あったはずの靴下がなくなってしまったり、働いている研究室が思ったところになかったり、いないと思った友だちが突然現れたり・・・。 そして、アデラは気づきます。すべては自分の目のせいだと・・・。 視界がだんさんと狭くなっていくようすを、間にはさまった藍色の紙の穴で表している、ユニークなつくりの本です。 IBBYチリ支部主催2019年ハチドリメダル(児童文学の部)受賞 IBBYバリアフリー児童図書2023 選定図書
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Castillos en el aire 天空の城
¥1,600
だいぶなれたら 文:Ana Alcoleaアナ・アルコレア(スペイン) 絵: Merce Lopezマルセ・ロペス(スペイン) 出版社: Anaya, 2015 シリーズ名: El duende verde サイズ: 12.5x19cm ページ数: 80 ページ 対象年齢: 10歳から ISBN: 9788467871128 幼い頃、サンティアゴは、いつも砂浜に絵を描いて遊んでいました。けれども、いつもその絵は波に消されてしまいます。若者となったサンティアゴは、いつまでも消えないものを作りたいという夢をもって旅に出て、やがて城の建築にかかわるようになりますが…… 2016年にセルバンテス・チコ賞を受賞したアルコレアは1962年サラゴサ生まれ。物語性豊かな書き手として定評があります。マルセ・ロペスのロマンチックな挿絵とともにお楽しみください。
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Paisaje de un día ある日の風景
¥2,800
はじめて読むなら タイトル: Paisaje de un díaある日の風景 文: Federico García Lorcaフェデリコ・ガルシア=ロルカ(スペイン) 絵:Isol イソール(アルゼンチン) 出版社:Calibroscopio, 2020 サイズ: 21x21cm, ハードカバー ページ数:32ページ ISBN: 9789873967481 ガルシア=ロルカの次の7編の詩に、イソールが絵をそえました。 Mariposa del aire La Tarara El lagarto está llorando Canción china en Europa Paisaje Caracola Media luna ガルシア=ロルカの詩をイソールがうけとめ、感性豊かに、自由に空想を広げます。 子どもの本だからと甘いわけではない色づかいの、どのページも生命力があふれ、見ていると心がうきうきしてきます。イソールマジックを味わってください。
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La mosca 『ハエくん』(フレーベル館)原作
¥2,700
はじめて読むなら タイトル:La mosca 『ハエくん』(フレーベル館、絶版)原作 文と絵:Gusti グスティ 出版社:Calibroscopio, 2020 サイズ:20x27cm, ハードカバー ページ数:40ページ ISNB: 9789873967320 あるすてきな朝、水遊びに行こうと、赤いカバンを持ってはりきってでかけるハエくん。 タオルを広げて、ねころんで、ごきげんにすごしていると、あたりが暗くなって・・・ bañarse, baño というスペイン語の単語が、ユーモアのポイントになっています。 グスティは、さまざまな画材を使ってきた画家ですが、この絵本が出た当時はコラージュをよく用いていました。この主人公のハエくんのキュートさは注目です。 2005年にメキシコで出たあと、スペインでも出たのですが、絶版になってしまった絵本。 そのあと小型のソフトカバー版がメキシコで出ていたのを、ミランフ洋書店でもしばらく扱っていたのですが、アルゼンチンでオリジナルの絵本と同じ大きさのハードカバーで刊行されたものを今回入手できました。
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Eloísa y los bichos 『エロイーサと虫たち』原作
¥2,200
はじめて読むなら タイトル:Eloísa y los bicho『エロイーサと虫たち』(さ・え・ら書房)原作 文:Jairo Buitrago ハイロ・ブイトラゴ(コロンビア) 絵: Rafael Yockteng ラファエル・ジョクテング(コロンビア) 出版社: Calibroscopio, 2013(Babel Libros のライセンス版) サイズ: 21x20cm, ソフトカバー ページ数:40ページ 対象年齢:小学生から ISBN: 9789871801442 エロイーサはある日、お父さんとふたりで知らない町にやってきました。はじめての友だち、見なれない町にかこまれて、最初は不安で心ぼそいことばかり。 でも、だんだんとその町になじんでいきます。ふるさとの町を思わない日はないけれど・・・。 長く続いたゲリラとの闘争で、コロンビア国内におおぜいいた国内避難民の子どもたちによりそった作品です。メキシコやコロンビアで、国連難民弁務官事務所によって、子どもたちに配布されました。 厳しい現実をつきつけられますが、コロンビアの担当編集者いわく「これがコロンビアの現実だから」。ぜひ手にとってみてください。 入手が難しい本ですが、今回、アルゼンチンのライセンス版をとりよせることができました。
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La luna de Juan /『ジョンのお月さま』原作
¥3,200
はじめて読むなら 文と絵: Carme Solé Vendrell カルマ・スレ・バンドレイ(スペイン) 出版社: Kalandraka, 2015 サイズ: 22x29cm、ハードカバー ページ数: 32ページ 対象年齢: 幼児から ISBN: 9788484649335 フアンは漁師のお父さんとふたりで幸せに暮らしています。だけど、お父さんが漁に出た夜だって、お月さまを見ていたらさびしくありません。ところが、ある晩、お父さんはぐったりとして家に返ってきます。フアンは、お父さんが海に落とした「元気」をとりもどそうと、お月さまのたすけを借りて、怖くてたまらない海へと向かいます……。 スペインのベテラン絵本作家、スレ・バンドレイの幻の名作絵本が復刊されました! 美しい絵で男の子の喜び、悲しみ、勇気がしみじみと伝わってくる感動の物語をお楽しみください。
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El talisman del Adriatico / 『アドリア海の奇跡』(徳間書店)原作
¥1,700
自信がついたら 文: Joan Manuel Gisbert ジョアン・マヌエル・ジズベルト(スペイン) 絵: Miguel Navia ミゲル・ナビア(スペイン) 出版社: Anaya, 2015新版(1988初版) サイズ: 12.5x19cm、ソフトカバー ページ数: 168ページ 対象年齢: 12歳から 15世紀末。ある春の夕方、一人の錬金術師が修道院をたずね、急な使いを頼みます。三つの箱をアドリア海に運ぶというその仕事を引き受けた少年マティアスには、彼なりの思惑がありますが、そのうちに使いの旅は思いもかけない方向へと導かれていきます。マティアスが旅の果てに見たものは、読んでのお楽しみ。 スペインの戦後児童文学を代表する児童文学家ジズベルトの描く、不思議な冒険小説。 ジズベルトの物語は、読みはじめたとたんに、物語の真ん中に読者をひきずりこむ力があります。ぜひオリジナルのスペイン語の美しさを味わってください。 版元をかえ、復刊されました。日本語版とは違うイラストがついています。